社会資本の整備

 県民の生活や産業発展を支える、道路・港湾・空港・農業生産基盤等の社会資本を整備しています。また、学校施設の耐震化や、災害に強い県土づくりなども進めています。

沖縄における社会資本整備の特徴

 沖縄は①地理的、地形的特性②自然的特性③歴史的経緯、米軍基地の存在④独自の優位性、潜在力といった社会資本を整備する上での特殊事情を有しています。
 こういった背景を踏まえ、県民生活を支えるとともに、急増する観光客に対応するため、社会資本の整備の推進が重要です。

沖縄における社会資本整備

予算の仕組み(一括計上)

 沖縄振興計画に基づく事業のうち、公共事業を中心とした関連事業の全体的把握及び事業相互間の進度調整を行う必要があるもの等に関する経費については、内閣府において一括計上を行うこととしています。
 一括計上された経費は、それぞれ事業を実施する所管省の一般会計へ移し替え、又は特別会計へ繰り入れて執行されています。

一括計上の対象事業

  • 道路、港湾、空港、農業生産基盤等の公共事業
  • 文教関係の施設整備その他沖縄の特殊事情等に対処するために必要な事業
予算一括計上制度イメージの図

各種インフラの整備事例(道路、港湾、空港、農業生産基盤等)

<道路の整備事例>

 道路交通円滑化や交通事故対策のための道路ネットワーク等の整備を推進しています。

一般国道506号 那覇空港自動車道 小禄道路

小禄道路の整備状況(令和8年1月)

一般国道58号 沖縄西海岸道路

浦添北道路Ⅱ期線の整備状況(令和8年1月)

一般県道 県道254号線 幸地インター線(翁長~幸地)

幸地インター線の整備状況(令和8年5月)

<港湾の整備事例>

 那覇港新港ふ頭地区において、RORO船の大型化及び取扱貨物量の増加に対応するため、新たな岸壁の整備とふ頭用地の拡張を行います。また、耐震強化岸壁として整備することにより、サプライチェーンの強靱化、災害対応力の強化を図ります。

那覇港新港ふ頭地区RORO船用岸壁整備箇所(令和4年8月)

  石垣港新港地区において、大型旅客船に対応するための係留 施設・水域施設等を整備し、クルーズ需要増加へ対応することにより国際観光の発展を支援するとともに、荷役作業の効率化と旅客の安全性確保を図ります。

石垣港新港地区旅客船用岸壁(令和5年5月)

<空港の整備事例>

 東アジアの中心に位置する沖縄の優位性・潜在力を活かした観光客の受入体制の強化や国際物流拠点の形成等のため、那覇空港滑走路増設事業を実施しました。

増設した那覇空港第二滑走路(令和2年10月)

<農業生産基盤の整備事例>

 実施中の国営宮古伊良部地区では、農業用水源として2つの地下ダムや貯水池を新設し、必要水量を確保するとともに、用水路等のかんがい施設を整備し、併せて関連事業である区画整理等の実施により、農業生産性の向上を図ります。

地下ダム(水源)整備(平成29年6月)
用水路の整備(平成30年9月)
関連事業による末端水利施設の整備(令和6年8月)

<公園の整備事例>

 「首里城地区」と「海洋博覧会地区」から成る国営沖縄記念公園の整備等を行っています。
 「首里城地区」においては、令和元年10月の火災により焼失した首里城の復元に向けた取組を進めています。

首里城遠景(焼失前)

<学校施設の耐震化事例>

沖縄県内の公立小中学校における耐震化率の向上に向けた取組を進めています。平成24年度の耐震化率は78.0%でしたが、令和7年度には99.9%まで上昇しています。

今帰仁小学校(改築前)

今帰仁小学校(改築後)