対馬丸遭難学童遺族給付について
1.目的
昭和19年8月22日、沖縄から九州方面への疎開学童等1,788名を乗せて航行中の疎開船対馬丸は、鹿児島県悪石島沖で米軍潜水艦の攻撃を受けて沈没し、学童784名、引率教師(訓導・世話人)30名、付添者等670名、計1,484名が死亡しました。
沖縄戦の悲劇の象徴とされる対馬丸事件で亡くなられた学童のご遺族に対し、特別支出金を支給しています。
2.概要
特別支出金は、死没者のうち学童のご遺族(父母及び祖父母)に対し、戦傷病者戦没者遺族等援護法の前年度の遺族給与金の10分の7に相当する額を支給しております。
なお、最後の受給者でありました方がお亡くなりになり、本支出金の受給者はいなくなりました。