中間的整理を踏まえた今後の取組について

平成12年8月24日
跡地対策準備協議会

1. 普天間飛行場の跡地利用の促進及び円滑化等については、今回取りまとめられた「取組分野ごとの課題についての中間的な整理」を基に、引き続き政府、沖縄県、宜野湾市が相互に密接な連携及び協力を図りながら、更に鋭意検討を進めるものとする。

2.
 (1) 検討に当たっては、「取組分野ごとの課題についての中間的な整理」において確認された分野ごとの課題の特性を踏まえ、政府、沖縄県、宜野湾市がそれぞれ重点的に取り組む事項について、主として次のように分担しながら、更に具体的な検討を進めるものとする。

  • 政府においては、当面、返還実施計画に関する事項、大規模駐留軍用地跡地の利用の促進に関する特別措置、給付金支給に関する特別措置など新たな法制の整備等の制度的な検討が必要な事項等。
  • 沖縄県及び宜野湾市においては、当面、跡地利用計画に関する事項、文化財調査に関する事項、地権者の合意形成支援に関する事項等の現地に即して検討することが必要な事項等。

 (2) なお、それぞれが重点的に取り組む事項についても、必要に応じ、課題ごとに政府、沖縄県、宜野湾市の間で事務レベルによる意見交換を行うなど、引き続き相互に連携・協力して取り組むものとする。