【小学生部門】 ◆佳作 畠山 暖生(はたけやま はるき)

ぼくが思うこと畠山 暖生(吉野川市立鴨島小学校4年 徳島県)

ぼくは足の力がみんなよりも弱いので、遠足やか外じゅ業などで車いすを使っています。

か外じゅ業があった日の帰り、お母さんと車いすを持ってちゅう車場に向かっていると、ぼくより上の学年の男の子がぼくたちに聞こえるように「車いすの人ってかわいそう」と言いました。ぼくとお母さんはすぐに声の方を向いてその子の顔を見ると、その子は走ってにげていきました。

車いすの人がかわいそうってどうしてそう思ったのかな。自分の思い通りに動けないからかな。走り回れないからかな。いろんなことにせいげんがあるからかな。ぼくはその子に聞いてみたかったです。

ぼくは車いすを使うようになってからも国内だけではなくグアムやシンガポール、台湾など海外へも何度か連れて行ってもらっています。ぼくは英語がしゃべれないけど、両親がげん地の人と話してくれるので、車いすだからといって不べんを感じたことはありません。海外では日本のように車いすに乗っていても変な目で見られることはないし、げん地の人がすんなりと自分を受け入れてくれるような気がします。ぼくたちから何か特別な行動をしなくても「ふ通に」サポートしてくれたりもします。

先日、あまみ大島から飛行機に乗ろうとした車いすの男性が、タラップを手の力だけでのぼらされるというニュースをみました。ぼくはその飛行機には乗れないのかなと悲しくなりました。こう空会社に事前に連らくをしていれば大じょう夫だと知り安心したけど、この男性は連らくをしていなかったと聞いてなぜだろうとふしぎに思いました。お母さんはこの男性は海外のように何も言わなくてもサポートを受けられる日本を目指して自分が実験台になったのではないか、と言っていました。

日本では車いすの人が不べんなく生活できるように考えられていません。だんさはあるし階だんも多い。エレベーターは遠くにせっ置されているし、何もかもけんこうな人が中心になっています。だから「車いすの人はかわいそう」という言葉が出てきたのだと思います。

一部の人だけが変わっても社会全体は変わりません。しかし、ぼくにひどいことを言った高学年の男の子が今回のことで、先生から指どうを受けた後、どう変わってくれるのか。少しずつでもいいから変わってほしいと思います。まだまだ海外のようにいかないけど、いつか日本がそうなることをぼくは楽しみにしています。