平成29年度 障害者週間「連続セミナー」
- 日時: 平成29年12月7日(木)~8日(金) 9:30~18:20
- 会場: 有楽町朝日スクエア (〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン11F)
時間 | 内容 |
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9:30 ~11:20 |
超高齢化・高度情報化社会における情報支援の必要性とは? 超高齢化・高度情報化社会において、高齢者・障害者が自立した豊かな生活を送るためには、読み書き(代読・代筆)支援の実施や大活字等での情報提供支援が必要です。読書・読み書き困難がある人の声を聞きながら、具体的な行政施策について考えます。
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11:50 ~13:40 |
新しい法律を活用した吃音支援 ―こどもから大人まで― 吃音は言葉がつまるという表面的な問題だけではなく、内面の人格形成にも大きく影響を及ぼす言語障害、発達障害の一つで、その支援には他の障害と共通する点も多くあります。吃音外来での300名以上の診療実績から得た、障害者差別解消法、改正障害者雇用促進法、発達障害者支援法に基づく吃音支援の実際を解説します。
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14:10 ~16:00 |
精神障害者雇用は今! ~事例から考える精神障害者の職場定着~ 企業の雇用管理者から精神障害者の職場定着に向けた課題への対応(健康管理面、コミュニケーション面、職務遂行面等)の具体的事例や障害当事者の視点から働き続けるための工夫等について紹介します。また、地域の支援機関や医療機関との連携等も紹介します。
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16:30 ~18:20 |
SDGsと共生社会 ―発達障害(ディスレクシア等)への取組と課題― SDGs(持続可能な開発目標)は日本を含む150を超える加盟国のもと、国連にて採択されました。とり残されない人を作る共生社会について、障害者、特に発達障害(ディスレクシア等)に焦点を当て、現在の取組と今後の課題について意見交換を行います。
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時間 | 内容 |
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9:30 ~11:20 |
色覚の多様性に対応した社会に向けて 一般的な色覚の人にとって、分かりやすいようにデザインされた制作物であっても、色弱者にとっては情報が伝わらない場合が多くあります。色の見え方に違いを問わず、できるだけ多くの人に情報が正しく伝わるように、見分けやすい配色へ配慮を行うカラーユニバーサルデザインを進めています。
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11:50 ~13:40 |
糸賀一雄思想「この子らを世の光に」とともに共生社会の実現に向かう 一年前の7月26日に起きた神奈川県相模原市の障害者支援施設での事件を風化させることなく、福祉の理念を全ての国民に浸透させることが重要です。本セミナーでは、糸賀思想を探りながら共生社会の実現と共に命を大切にする社会のあり方について鼎談を行います。また、厚生労働省「我が事・丸ごと地域共生社会実現本部」の提唱する実践や行動障害の激しい方たちへの穏やかな日常を提供している実践について報告を行います。
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14:10 ~16:00 |
互いに知ることから始めたい ~誰もが参加しやすい社会を目指して~ 動画上映やワークショップを通して、視覚障害者・聴覚障害者・車いす利用者の生活について紹介し相互理解を深めます。その上で、誰もが参加しやすい共生社会について、その実現のため今私たちに何ができるかを考えます。障害者とこれまで関わったことがない方でも気軽に参加いただける導入の場です。
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16:30 ~18:20 |
『誰も知らなかった!発達障害者のトイレの困りごと』 今まで知られず、語られずに潜在化していた発達障害児者のトイレの困りごとについて、おそらく日本で初めて行われた調査研究で顕在化した結果を報告します。発達障害児者およびその家族にとってどのようなトイレが必要なのか、現状の課題と理想のトイレについて議論する場とします。
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