【小学生区分】　◆佳作　大畑　星來（おおはた　せいら）

わたしは、しんぞうのなんびょうとたたかっています。一さいはんのときにびょうきがみつかりにゅういんをしました。そのときのことはあまりおぼえていません。でも、いまはまいにちのくすりはかかせないけれどふつうにしょう学校にもかよえています。しんぞうのびょうきなのではしったりはできないけれどみんなといっしょにべんきょうしたり、いっしょにあそんだりできています。それはわたしのびょうきをわかってくれるかぞくや先生やともだちのおかげだとおもいます。とくに家ではおかあさんが「きょうは、くすりのんだ？」とか「きょうはきつくなかった？」とか色いろなしんぱいをしてくれます。まいにちのくすりは、たいへんだけど、かぞくがわたしにがんばろうねといってくれるのでわたしもがんばろうとおもえます。わたしは、びょうきでも自ぶんがかわいそうだとはおもったことはありません。ふつうにすきなたべものをたべたり、あそんだり、学校にもかよえているので、みんなとなにもかわらないとおもっているからです。びょうきになってであったひとたちもたくさんいます。びょういんのせんせいやかんごしさんや、びょうきはちがうけれどほかのびょうきとたたかっているひとたち、わたしのまわりはたくさんのみかたがいるとおもっています。そしてなによりもわたしのだいすきなおかあさん。いつもありがとう。そしてわたしをうんでくれてありがとう。わたしはびょうきになんかまけないよ。