【小学生区分】 ◆佳作 日下 菜穂子(くさか なおこ)
チョコレートのおかしから考えたこと日下 菜穂子(津山市立南小学校2年 岡山県)
五月二十二日に、わたしのかよっている小学校のうんどうかいがあるよていでした。しんがたコロナウイルスのきんきゅうじたいせんげんがでたのでうんどうかいはえんきになりましたが、おかあさんがうんどうかいをがんばったごほうびにおかしをかってくれていました。
きれいなちゃいろのはこの中に、イチゴとキウイとパイナップルのドライフルーツにチョコレートをかけたおかしが入っていました。
「このチョコレートは、しょうがいのある人が一つ一つ手づくりでつくったんだよ。」とおかあさんがおしえてくれました。わたしは、一つ一つていねいにおかしをつくりあげているなあとおもいました。おかしのはこの中には、お手がみが入っていました。
「心をこめてほうそう、はこづめをしました。」とていねいな字でお手がみに書いてありました。おかしをたべてみると、チョコレートとくだもののあじがしてとてもおいしかったです。二さいのいもうともおいしそうにたべていました。
しょうがいのある人が、とてもおいしいチョコレートのおかしをつくっていたのでかんどうしました。ほうそう、はこづめもていねいで、はこの中に入っていたお手がみもとてもうれしかったです。
「しょうがいがある人もじ分ができることを見つけて、はたらいてお金をかせいでいるよ。そのお金でほしいものをかったりして、生かつをしているよ。」とおかあさんがおしえてくれました。
その話を聞いて、おとうさんの友だちで目の見えない人もマッサージのしごとをしていることをおもいだしました。まえになんどかでんわではなしたことがありますが、とてもやさしい人でした。マッサージのしごとをしながら、けっこんして子どもをそだてているそうです。
もし、わたしにしょうがいがあっても、学校やしごとに行きたいです。いえにずっとこもるのではなくて、そとにでてくらしていきたいです。なぜかというと、それがふつうの人げんのくらしだと思うからです。そういったしゃかいにしていくために、わたしもじ分のできることを見つけてとりくんでいきたいです。