【小学生区分】 ◆佳作 永井 来都(ながい らいと)

ぼくにもできること
永井 来都 (有田川町立鳥屋城小学校 4年 和歌山県)

夏休みに入る前、学校の先生が足をけがしてまつ葉づえで学校にきました。
 先生は荷物を持っていて、とても歩きにくそうにしていました。
 ぼくははじめは何も思わなかったけど毎日歩きにくそうにしている先生を見て手伝ってあげた方がいいのかなと思いました。
 でもなかなか先生に声をかけるゆうきがでませんでした。
 ぼくはいつも先生がしんどそうに歩いているのを見ているだけで何もしない自分にもやもやしていました。
 その後、雨がふった日もいつものように荷物をもってかさもさしてぬれながらまつ葉づえで歩いているのを見ても、ぼくは声をかけられませんでした。
 先生のやくに立ちたいと思っていて、先生の近くまで行ったのにあと少しのゆうきがでませんでした。
 そして夏休みに入ってしまいました。
 夏休みに入ってからもぼくは「なんであの時声をかけれなかったんだろう」とくやしい気持ちでいっぱいでしたが、その何日か後家族で買いものにいって、ぼくらがエレベーターにのっているとき、あとから足が不自由な人が車いすにのってエレベーターにのってきました。
 その車いすの人はすぐにエレベーターをおりていきました。
 ぼくはそこまで深く考えていなかったけど車いすの人が安心しておりれるようにあけるボタンをおしっぱなしにしてあげました。
 車いすの人はおりる時に、「ありがとう」とにっこりわらいながら言ってくれました。
 ぼくはこんなに小さなことでも感しゃされるんだなと思いました。
 ぼくはできないこともたくさんあるけど、気づいていないだけで、できることももっとたくさんあると思います。
 自分のできることにできるだけきづいて、少しでもこまっている人のやくに立ちたいと思います。