記者公表資料:障害者基本計画に基づく「重点施策実施5か年計画」の進ちょく状況(平成17年度)について

平成19年3月29日

「障害者基本計画」(平成14年12月24日閣議決定)に基づき、同計画の前期5年間(平成15~19年度)において重点的に実施する施策及びその達成目標等を定めた「重点施策実施5か年計画」の平成17年度末における進ちょく状況が、別添のとおりまとまったので、公表します。

(ポイント)

○ 施策の進ちょく状況については、項目ごとに違いはあるものの、目標を上回る水準で達成されているものもあり、全般的には概ね順調に推移。

(詳細は別添参照)

○ 目標達成の度合いが高い項目のうち、平成17年度の増加率が大きいものは次のとおり。

(1) 生活支援における在宅サービスの整備

  (平成16年度) (平成17年度) (対前年度伸び率)
   ◆ホームヘルパー 86,002人  110,636人  28.6%
   ◆障害児通園(児童デイサービス)事業 12,949人分 15,556人分 20.1%
   ◆グループホーム 27,956人分 34,085人分 21.9%

(2) 生活環境整備における車両のバリアフリー化等

  (平成16年度) (平成17年度) (対前年度伸び率)
   ◆バリアフリー化鉄軌道車両の割合 27.9% 32.1% 15.1%
   ◆ノンステップバスの割合 12.0% 15.0% 25.0%
   ◆バリアフリー化航空機の割合 40.7% 47.0% 15.5%
   ◆福祉タクシー 7,255台 9,699台 33.7%

○ 在宅サービスが伸びは、平成15年度から支援費制度(注)が施行され、予想を超えて在宅サービスの利用が進んだからであり、車両等のバリアフリー化の進展は、民間事業者による取組が予想以上に進んだため。

(注) 福祉サービスを、行政ではなく、利用者が自ら選択、契約し利用する制度