障害者施策総合調査結果の概要 > <3>中学校段階における教育

<3>中学校段階における教育

(1)現在受けている教育の満足度(<4>問7)

現在受けている教育に満足しているか尋ねたところ、"満足(「満足している」及び「やや満足している」の合計)"が76.5%(163人)、"満足していない(「あまり満足していない」及び「満足していない」の合計)"が47.0%(44人)であった。

現在受けている教育の満足度

(2)現在受けている教育に満足している理由(複数回答)(<4>問8)

問7で「満足している」又は「やや満足している」と回答した人の満足している理由を見ると、「教員の接し方がよいから」が63.8%(104人)と最も多く、次いで「自分のニーズに応じた支援・指導内容だから」が60.1%(98人)、「教員が熱心だから」が56.4%(92人)、「同年齢の子どもと学ぶことができるから」が35.6%(58人)となっている。

現在受けている教育に満足している理由

(3)現在受けている教育に満足していない理由(複数回答)(<4>問11)

問7で「あまり満足していない」又は「満足していない」と回答した人の満足していない理由を見ると、「自分のニーズに応じた支援・指導内容がもっと必要だと思うから」が61.4%(27人)と最も多く、次いで「教員の専門性がないから」が59.1%(26人)、「教員の接し方がよくないから」が34.1%(15人)となっている。

現在受けている教育に満足していない理由

(4)特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化(<4>問13)(<4>問1×問13)

特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化を尋ねたところ、"変わった(「変わった」及び「やや変わった」の合計)"が21.2%(45人)、"変わらない(「あまり変わらない」及び「変わらない」の合計)"が51.5%(110人)、「わからない」が27.4%(69人)であった。

特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化

(5)高等学校段階の希望進学先(<4>問22)

卒業後の進路先として考えられているのは、「特別支援学校高等部」が71.5%(152人)と最も多く、次いで「全日制高校」が15.0%(32人)、「施設・医療機関」が2.3%(5人)、「定時制高校」と「就職」がともに0.9%(2人)、「通信制高校」が0.5%(1人)であり、「まだ考えていない」は2.8%(6人)であった。

高等学校段階の希望進学先回答者数213人

(6)進路の選択での悩みの有無(<4>問24)

進路を選択するに当たって悩んでいることが「ある」と回答した人は43.2%(92人)であったのに対して、「ない」と回答した人は39.9%(85人)であった。

進路の選択での悩みの有無

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