7.オーストラリアにおける障害者権利条約の実施と国内モニタリング
図表7-5 国家障害者戦略の国内動向指標設定とモニタリングのプロセス
国家障害者戦略の6つの分野ごとに、国内動向指標(指標案)がある。この指標には、既存の国家統計、協定により政府が収集するデータを活用する。戦略実施の1年目に、当事者・障害者団体と専門家が指標の協議・検討を行う。その結果を踏まえて、戦略実施の2年目にモニタリングを実施し、データ分析と指標の見直しを行う。その結果は2年ごとに政府間評議会へ報告され、障害者権利委員会への4年ごとの報告に活用される。