宇宙空間の安定的利用の確保に関する国際シンポジウム

第9回宇宙空間の安定的利用の確保に関する国際シンポジウム

 本国際シンポジウムは、宇宙空間の安定利用の確保に資する議論を深めることを目的として、平成28年(2016年)から内閣府宇宙開発戦略推進事務局が主催して実施しております。
 本年も関係各国・機関等からのパネリストの参加を得て、下記概要のとおり、「第9回宇宙空間の安定的利用の確保に関する国際シンポジウム」を対面及びオンライン併用(ハイブリット方式)にて開催いたしました。

1. 日時

日時:令和6年3月4日(月)9:00~12:30

2. 会場

会場:赤坂インターシティカンファレンス

オンラインにて配信(Youtubeで配信。使用言語:英語(通訳あり))

3. 議題

議題(PDF形式:270KB)PDFを別ウィンドウで開きます

4. 結果概要

 高市早苗内閣府宇宙政策担当大臣の開会挨拶、Chirag PARIKH米国国家宇宙会議事務局長及びTeodoro VALENTEイタリア宇宙庁長官の基調講演に引き続き、パネルセッションを実施しました。
 パネル1では、「重要なトレンド、リスク及び機会の特定-宇宙の安全、安全保障及び持続可能性はどのように確保が可能か。」というテーマを設定し、軌道の環境を考慮した対応の必要性、サイバーセキュリティ対策への国や民間企業の参加、コミュニケーションの重要性等について議論しました。
 パネル2では、「民間企業の先端的な技術が宇宙の安全保障に与える影響と将来のトレンド」というテーマを設定し、民間企業の能力の活用、民間企業の役割拡大に伴うリスク、透明性確保のための取組等について議論しました。
 ラップアップセッションでは、「具体的な行動に向けて:国際的な連携及び産業界との連携を活用し、好循環を生み出すための方策とは?」というテーマを設定し、パネル1及びパネル2の議論も踏まえつつ、政府ニーズの理解、官民のコミュニケーションの重要性、有志国の間での共通理解に基づく行動規範の形成等について議論しました。
(シンポジウム動画)

5. 本件に関する問い合わせ先

宇宙開発戦略推進事務局 安全保障担当

電話番号:03-6205-7076

※電話受付時間は、月曜日から金曜日10:00~12:00、13:00~17:00(祝日法に定める休日を除く。)

過去の開催