宇宙開発利用大賞について

 宇宙開発利用の推進において大きな成果を収め、先導的な取組を行うなど、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例に対し、その功績をたたえることにより、我が国の宇宙開発利用の更なる進展や宇宙開発利用に対する国民の認識と理解の醸成に寄与することを目的としています。

第6回宇宙開発利用大賞

「第6回宇宙開発利用大賞 受賞事例」が以下の通り決定いたしました。

第6回宇宙開発利用大賞 受賞事例一覧
賞名 事例名 受賞者名
内閣総理大臣賞 衛星データを活用した土壌分析技術及び農地区画化技術の提供(PDF形式:498KB)PDFを別ウィンドウで開きます サグリ株式会社
坪井 俊輔
内閣府特命担当大臣
(宇宙政策)賞
小型SAR衛星コンステレーションによる国内外への事業展開(PDF形式:511KB)PDFを別ウィンドウで開きます 株式会社Synspective
新井 元行
総務大臣賞 宇宙と国産通信技術を用いた森林火災早期検知システムの国際展開(PDF形式:543KB)PDFを別ウィンドウで開きます ソニーグループ株式会社
木村 学、堀井 昭浩
文部科学大臣賞 高専発の超小型衛星開発を通した次世代宇宙人材育成の展開(PDF形式:567KB)PDFを別ウィンドウで開きます 高知工業高等専門学校・客員教授
(名誉教授)
今井 一雅
農林水産大臣賞 衛星×AIを活用した「MiteMiru森林」の提供(PDF形式:603KB)PDFを別ウィンドウで開きます 株式会社パスコ
株式会社パスコ
島崎 康信、小谷野 開多
経済産業大臣賞 宇宙ビジネスの全体促進と産業エコシステム形成にむけた取り組み(PDF形式:561KB)PDFを別ウィンドウで開きます 一般社団法人SPACETIDE
国土交通大臣賞 大規模地物変化検出AIによる地理変化や紛争地域の分析活用(PDF形式:489KB)PDFを別ウィンドウで開きます 株式会社 Ridge-i
柳原 尚史、市來 和樹、畠山 湧
環境大臣賞 カタール政府環境省への海洋オイル漏れ検知サービス提供(PDF形式:486KB)PDFを別ウィンドウで開きます スカパーJSAT株式会社
平田 大輔
伊藤忠商事株式会社
荒巻 裕史
防衛大臣賞 宇宙状況把握(SSA)システムの開発(PDF形式:485KB)PDFを別ウィンドウで開きます 宇宙航空研究開発機構
追跡ネットワーク技術センター
宇宙航空研究開発機構理事長賞 「水」を推進剤とした推進機の軌道上作動成功(PDF形式:488KB)PDFを別ウィンドウで開きます 株式会社Pale Blue
浅川 純
選考委員会特別賞 海と宇宙、測位・センシング・通信技術で前進する漁業を日本から(PDF形式:583KB)PDFを別ウィンドウで開きます オーシャンソリューションテクノロジー株式会社
水上 陽介
選考委員会特別賞 衛星データを活用した漏水リスク管理業務システムの開発・提供(PDF形式:516KB)PDFを別ウィンドウで開きます 株式会社天地人
櫻庭 康人
選考委員会特別賞 超小型探査機による地球ー月圏における軌道制御技術の実証(PDF形式:515KB)PDFを別ウィンドウで開きます 宇宙航空研究開発機構・東京大学
船瀬 龍
東京大学
川端 洋輔
EQUULEUS開発・運用チーム

選考の結果、外務大臣賞は「該当なし」となりました。

第6回宇宙開発利用大賞の特徴

(1)「宇宙産業ビジョン2030」を踏まえた対応
 平成29年5月に宇宙政策委員会で取りまとめられた「宇宙産業ビジョン2030」では、宇宙開発利用大賞を抜本強化することが掲げられました。具体的には、従来は宇宙の開発利用に成功した優秀事例の表彰に止まっていたところを、その対象を拡大し、今後の成功を目指す有望なベンチャー企業等を対象に加えるなど、アイデア開拓を活性化させるとともに、優秀なアイデアについては事業化までつなげていくこととされました。
 こうした観点を踏まえ、第6回宇宙開発利用大賞においても引き続き、ベンチャー企業等の新規参入者からの応募を歓迎するとともに、こうした取り組みを積極的に評価することで、従来の発想にとらわれない、革新的なアイデアや新たな分野への取り組みなど、宇宙開発利用の手法・分野の拡大につながる事例の表彰機会を拡大します。

 

(2)選考委員会特別賞の創設
 第6回宇宙開発利用大賞では新たに「選考委員会特別賞」を創設することで、独創的・挑戦的・先駆的な宇宙開発利用を推進する観点から顕著な功績があったと認められる事例に対する表彰機会を拡大します。

募集サイト

 宇宙開発利用大賞に関するお問い合わせは、内閣府が本件事務を委託した一般財団法人日本宇宙フォーラムになります。