内閣府オープンイノベーションチャレンジ2017
内閣府では、国の機関が有する具体的ニーズに対応した新たな技術や着想を積極的に発掘し、社会実装(事業化)していくことを目的に、それらを有し開発を行う中小・ベンチャー企業を認定する「内閣府オープンイノベーションチャレンジ2017」の公募を行いました。本事業の経緯や公募要領等については、以下のリンク先を御参照ください。
認定結果について
今般、技術審査委員会による審査を経て、本事業における認定企業を決定いたしました。以下に、認定企業一覧及び技術審査委員会委員一覧を掲載いたしますので、ご参照ください。
認定企業一覧
代表提案者社名 | 共同提案者社名1 | 共同提案者社名2 | テーマ番号 | 提案テーマ名 |
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カーシエル株式会社(PDF形式:199KB) | 1.遠方の水難要救助者に対し正確かつ安価に救助資材を搬送する手法 | 耐風・防水・防塵性を有する分散ターボファン式自動飛行 UAV: EOLEの消防および警察関係機関への提供ビジネス | ||
株式会社空撮技研(PDF形式:155KB) | 香川高等専門学校 | 1.遠方の水難要救助者に対し正確かつ安価に救助資材を搬送する手法 | 迅速な水難救助初期対応を目指した自走式浮具群を搭載し たドローンの開発 | |
株式会社Trigence Semiconductor(PDF形式:204KB) | 2.火災現場等において無線機器等の音声を支障なく聞き取る手法 | デジタルスピーカー+マイクモジュール(AiM)による周囲ノイズキャンセル | ||
BoCo株式会社(PDF形式:413KB) | 2.火災現場等において無線機器等の音声を支障なく聞き取る手法 | 骨伝導を用いた無線機用騒音環境下で使用できる送信・受 信・ハンズフリーを実現した実装ヘッドセット | ||
株式会社ベアリッジ(PDF形式:34KB) | 2.火災現場等において無線機器等の音声を支障なく聞き取る手法 | ハンドフリー多人数同時通話トランシーバー | ||
株式会社フォルテ(PDF形式:68KB) | 弘前大学大学院理工学研究科 | 2.火災現場等において無線機器等の音声を支障なく聞き取る手法 | 火災現場等に対応した骨伝導ヘッドセット及びIoT端末の開発 | |
株式会社プロドローン(PDF形式:105KB) | 首都大学東京 | 3.濡れた火山灰等での捜索等の活動時間を短縮する手法 | ドローンを用いた濡れた火山灰等での捜索等の活動時間を短縮する手法 | |
株式会社トラジェクトリー ※株式会社アイ・ロボティクスから、平成30年3月1日付で事業譲渡(PDF形式:228KB) |
6.個人が徒歩で警備・救助等を行う際、放射線を可視化する手法 | 空域の管制(見える化)システムを応用した、区域内放射線量 リアルタイム可視化ソリューション | ||
パイフォトニクス株式会社(PDF形式:53KB) | TAKシステムイニシアティブ株式会社 | 6.個人が徒歩で警備・救助等を行う際、放射線を可視化する手法 | 広範囲の放射線量をリアルタイムで可視化する小型ガンマー 線検出システム | |
株式会社フォルテ(PDF形式:180KB) | 弘前大学被ばく医療総合研究所 | 有限会社パルネット弘前 | 6.個人が徒歩で警備・救助等を行う際、放射線を可視化する手法 | 可搬性の高い環境放射線測定機器による放射線濃度のリア ルタイム可視化システム |
大綱株式会社(PDF形式:352KB) | 近畿大学 | 7.係船・曳航作業における作業員の負担軽減・作業時間の短縮に資する手法 | 高強度繊維と鋼線のマルチマテリアル化およびジェット噴射に よる係船・曳航作業の負担軽減 | |
バイオエポック株式会社(PDF形式:103KB) | 8.海洋を航行する船舶のメンテナンス作業を軽減させる手法 | 白金ナノ粒子溶液を用いて船体を錆びにくくする塗料と白金ナ ノ粒子溶液でピンホールを埋める研究 | ||
株式会社FullDepth ※株式会社空間知能化研究所から、平成30年3月30日付で社名変更(PDF形式:192KB) |
8.海洋を航行する船舶のメンテナンス作業を軽減させる手法 | 水中ドローンによる船底点検の簡易化 | ||
パイフォトニクス株式会社(PDF形式:94KB) | 9.海上において周囲に対し昼夜問わず明確に情報伝達等する手法 | 挟角配光照明技術を活用した大型かつ軽量で視認性の高い 舶用電子表示装置 | ||
高木綱業株式会社(PDF形式:460KB) | 9.海上において周囲に対し昼夜問わず明確に情報伝達等する手法 | 高い自由度で組み合わせ可能な、軽量・柔軟・高耐候LED表 示シートの開発 |
技術審査委員会委員一覧(PDF形式:45KB)
今後のスケジュールについて
認定企業は、今後、内閣府が準備するアドバイザーによる助言を受けながら、実現可能性調査(F/S)を行っていただき、本年7月前後に予定しているピッチイベントに参加して事業会社等とのマッチングに臨んでいただく予定です。なお、ピッチイベントの開催日時等につきましては、決定次第、内閣府ホームページに掲載いたします。
問合せ先
内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)オープンイノベーション担当
電話:03-5253-2111(代表)