平成22年7月28日、相澤総合科学技術会議議員は、与党「統一ロシア」総評議会幹部会社会評議会議長でもあるチェスナコフ政治動向センター所長(※)による表敬訪問を受けました。 相澤議員からは、昨年11月にロシアのカザンで開催された「カーネギー会合」(G8の国々、EUの国々の科学・技術の大臣や大統領補佐官の役割を果たしている方が集まる会合)へ出席した際に、併せてモスクワのロシア科学アカデミーを訪問し、イノベーション担当の副総裁等とも我が国のイノベーション政策について議論したことを述べた上で、我が国の科学・技術政策とイノベーション政策について、CSTPの組織体制/役割、検討中の第4期科学技術基本計画、具体化を進めているアクション・プランについて説明し、意見交換されました。 最後にチェスナコフ所長からは、ロシアと我が国は、産業だけでなく研究・調査についても相互交流が高まることを期待する旨の発言がありました。 ※1992年、露米大学(モスクワ)、ロシア科学アカデミー、モスクワ国立大学哲学部関係者が共同で創設。ロシアの内政・経済動向の調査・分析・マスコミ報道のモニタリング、等を行うシンクタンク。大統領に近いとされ、顧客は、政府機関や企業関係者、各国大使館等。