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第87回総合科学技術会議
【平成21年12月9日】
第87回総合科学技術会議の様子
第87回総合科学技術会議の様子
第87回総合科学技術会議の様子
第87回総合科学技術会議の様子
平成21年12月9日、総理大臣官邸において第87回総合科学技術会議を開催しました。
会議では、平成22年度概算要求における科学技術関係施策の優先度判定等の結果と独立行政法人、国立大学法人等の科学技術関係活動についての所見が報告され、これらを踏まえ、来年に向けての科学技術関係予算編成の基本方針となる「科学技術関係予算の編成に向けて」を決定し、関係大臣に意見具申することとしました。この決定等に従って、今後予算編成が進められることとなります。
また、若手研究者や外国人研究者の待遇の問題などについて活発な意見交換が行われました。
最後に鳩山総理から、「国民の皆さんに開かれた形で科学技術の政策の優先順位をつけていただいた。これは新しい試みであり、事業仕分けも行ったが、それとはまた違う次元で、同じような思想に基づいて行動していただいた。
国民の皆さんから見えるような形で、科学技術の重要性というものを認識していただくことは大事であり、また国民の皆さんが参加することによって、認識も深まると思う。 若手の研究者が冷遇され、外国人の方にも非常に狭き門であるということ、これは大きな日本のマイナスの特徴だと思っており、これを克服しない限り、世界で負けない、科学技術において世界をリードする日本になり得ないと思っている。
いかにして外国人をもっと日本に招いて最先端の研究をしていただける環境をつくるか、また若手の研究者に今すぐに答えを出せというのではなく、5年、10年、時間がたてば必ず花が開く研究もあり、こういった基礎研究に対してもっと力を入れる日本にしていくことが大変重要だと思っている。
今日の貴重な意見を議長として大事に受けとめて、予算に十分に反映できるように努力をしてまいりたい。」との発言がありました。
第87回総合科学技術会議の議事要旨(PDF)
第87回総合科学技術会議の議事次第及び配付資料
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