第90回総合科学技術会議　- 総合科学技術会議 -

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	第90回総合科学技術会議【平成22年４月27日】

第90回総合科学技術会議の様子		第90回総合科学技術会議の様子


第90回総合科学技術会議の様子		第90回総合科学技術会議の様子

　平成22年４月27日、総理大臣官邸において第90回総合科学技術会議を開催しました。

　会議では、まず、最先端プログラム（30課題）を加速・強化し、また若手・女性等研究者の研究基盤等の強化を目的とする「最先端研究開発戦略的強化事業」の「運用基本方針」について議論し、決定しました。次にヒトＥＳ細胞等からの生殖細胞の作成を容認する内容の「ヒトＥＳ細胞指針の改正案に対する答申」については、決定の上文部科学大臣に答申することとしました。更に第４期科学技術基本計画策定に向けて議論しました。最後に「平成23年度の科学・技術に関する予算等の資源配分方針の基本指針」については決定の上、総理及び関係大臣に意見具申することとしました。今回の決定を踏まえて、今後の科学・技術関係予算の編成等が進められることとなります。

　鳩山総理から、「第４期の科学技術基本計画の策定に向けて、活発な議論をいただいた。成長戦略のエンジン役になるのが科学・技術である。新成長戦略は何としても実現させていかなければならない。いかに科学・技術を我が国のエネルギーとして活用していくか、イノベーション創出を国家戦略の柱に位置づけ、（基本計画を）策定する方向で努力いただいていることは、大変正しいことだ。グリーン・イノベーション、ライフ・イノベーションという２つのイノベーションを戦略の柱として位置づけていくことを改めて確認したい。　また、今日は科学・技術の予算の資源配分に関しても、基本的な指針を認めていただいた。これもイノベーション創出をベースに、各府省が概算要求を出す前の段階で基本方針として決めていただいたということは、大変画期的なことである。今まで後づけになっていたものを、先に基本的な指針を示し、それに基づいて各省庁が議論しながら、予算編成作業を行う、国家戦略の中で科学・技術の重要性を認識していただくためにも、大変重要なことである。今回の会議で決めていただいたことの意味が、必ず国民の皆さんに理解していただくときが来ると思っている。」との発言がありました。

		第９０回総合科学技術会議の議事要旨（PDF）
		第９０回総合科学技術会議の議事次第及び配付資料

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第90回総合科学技術会議【平成22年４月27日】