平成18年6月10日(土)、11日(日)、内閣府では、総務省、文部科学省、経済産業省、日本経済団体連合会、日本学術会議とともに、国立京都国際会館において、「第5回産学官連携推進会議―イノベーション加速に総力結集―」を開催しました。 産業界や海外の関係者、大学や公的研究機関、地方公共団体など、幅広い分野の第一線のリーダー、実務者等、3,924名(昨年実績より約700名増で過去最高)の参加者を得て大盛会となりました。 松田大臣は「イノベーション加速に総力結集」と題して、第3期科学技術基本計画の中でもとりわけ重視しているイノベーションの創出について基調講演を行い、「イノベーションは日本を大きく変える。世界に向けた絶えざるイノベーションの創出により日本の将来発展を磐石の構えに。」と発言し、各セクターが総力を結集してイノベーション創出に向け連携する新たな波を起こそうと呼びかけました。 この他、松田大臣は、各分科会・展示・ワークショップなどを視察、2日目には産学官連携功労者内閣総理大臣賞、科学技術政策担当大臣賞受賞者に表彰状を授与しました。2日間を通じて、仏英米を含む国内外の多様な取組、成功例・先進例や問題点、さらにはイノベーション創出の戦略などについて、多くの参加者と活発な意見交換を行いました。