平成21年6月20日、野田大臣は、京都大学再生医科学研所iPS細胞研究センター及び医学研究科を訪問しました。 iPS細胞研究センターでは、世界で初めてヒト人工多能性幹細胞(ヒトiPS細胞)の作成に成功した山中伸弥教授からセンターの概要と研究の現状について説明を受けた後、実際に研究室を訪れ、iPS細胞研究の最前線の現場を視察し、研究者を激励しました。 医学研究科では、先端医療開発特区(スーパー特区)に採択されている2つの研究室を視察し、形態情報、生態情報を高精度に可視化できるイメージング技術による乳がんの早期発見(CKプロジェクト)や、治療法のない稀少疾患を対象とした創薬開発の研究(AKプロジェクト)について説明を受けました。それぞれが産業界と連携を図りながら研究が進められており、最先端の医療技術と産学連携の重要性について意見交換をされました。