平成18年8月7日、松田大臣は名古屋大学、トヨタ自動車堤工場、及び豊田中央研究所を視察しました。名古屋大学では先端融合イノベーション創出拠点形成への取組み、野依記念物質科学国際研究センター、有望な大学発ベンチャー企業を生み出したプラズマナノテクノロジー研究等を視察し、「新しい研究分野から、社会・経済に役立つ成果が生まれつつある。名古屋大学の研究成果からは既にベンチャー企業が興っており、とても心強い」と述べました。また、女性研究者の活躍のための支援等について、平野総長らと活発な意見交換を行いました。トヨタ自動車堤工場では、ロボットを活用し大幅な自動化を実現した溶接・組み付けライン、作業の効率及び作業者の負担軽減のために様々な創意工夫を凝らした組立ラインについて視察し、我が国のものづくり技術の強み等について、内山田副社長と活発な意見交換を行いました。また豊田中央研究所ではシュミレータによる衝突安全技術、光触媒を活用した無機材料技術、そしてITS技術など、最新の研究について視察を行いました。