平成23年7月22日、玄葉大臣は、米国のジョン・ホルドレン大統領科学技術補佐官による表敬訪問を受けました。この表敬訪問には、阿久津大臣政務官、相澤総合科学技術会議議員も同席しました。 玄葉大臣は、東日本大震災に対する米国からの支援への感謝を述べた後、今後の検討の参考として、科学技術補佐官の意義について問われました。また、日米間の今後の科学技術協力の一案として、両国の有識者間で、共通の課題となる分野での協力の可能性について定期的に対話する機会を設けることを提案しました。 ホルドレン補佐官からは、補佐官は大統領が政策を検討する際、科学技術の側面からの見識を与え、最後の決断をする時にじっくり話し合える立場にあるという点で重要、との説明がありました。また、両国の有識者間での対話の機会構築について関心を示すともに、原子力以外のテーマを含め、日米間での協力可能なテーマについて質問がありました。 これに対し玄葉大臣からは、汚染された大地を取り戻すべく、特に除染に対する日米協力を期待しており、世界の英知を結集しこの“新たな挑戦”に取り組みたい旨を述べました。