平成25年1月28日、山本大臣は総理官邸で行われたノーベル賞受賞者への内閣総理大臣感謝状授与式に出席しました。
本授与式は、内閣総理大臣が、ノーベル賞受賞者に対し、国民を代表して感謝状と記念品を手交するものであり、これまでも多くのノーベル賞受賞者に授与されています。 今回感謝状を授与された山中伸弥京都大学iPS研究所所長は、「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」というほぼ無限に増殖する能力とあらゆる組織や臓器の細胞になりうる多能性を持った幹細胞の樹立に、世界で初めて成功した研究業績が高く評価され、2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
授与式後、安倍総理は、ノーベル賞のメダルを手にし「案外重いんですね」と述べるとともに、山中教授が全く新しい発想で万能細胞を作り出したことを称えられました。また、今後のiPS細胞を使った再生医療への期待と安全性確保のための取組みなどについて山本大臣を交えて懇談が行われました。