岸田大臣は7月7日から9日の日程でマニラを訪問し、ASEAN+3科学技術閣僚会合、アジア地域科学技術会合に出席しました。 ASEAN+3科学技術閣僚会合は、ASEAN及び日本、中国、韓国の13カ国による会合であり、アジア地域科学技術閣僚会合は、ASEAN+3科学技術閣僚会合に参加する国に、インド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた16カ国による科学技術閣僚会合です。 両会合において、我が国からアジア地域との科学技術協力を強化するための我が国の取組みを紹介し、今後のアジア地域での科学技術協力の方策等について議論を行ないました。 特に、アジア地域科学技術閣僚会合においては、我が国からアジア地域の優れた科学技術人材の循環を推進する「アジア頭脳循環推進構想」を提案するとともに、この構想を具体的に促進するために、アジア地域の科学技術人材の育成や交流に関する情報を各国に提供する「アジア科学技術人材情報プラットフォーム」を形成することを提案し、参加各国から賛同を得ました。