平成21年4月20日、野田大臣は中国へ出張し、国際原子力機関(IAEA)主催の「21世紀の原子力エネルギー」閣僚級会合に出席し、我が国を代表して閣僚演説を行いました。 本会合は、原子力エネルギーの現状と将来見通しについて概観し、原子力発電をエネルギー源に加えることで利益がもたらされると考える国々が意見交換を行うことを目的としたもので、4月20日〜22日の3日間にわたり北京・国際コンベンションセンターで開催され、68カ国と8つの国際機関から閣僚、上級行政官及び有識者が約800名出席しました。野田大臣は、閣僚演説のトップバッターとして登壇し、地球温暖化対策としての原子力平和利用の推進について、国際的な責務を果たす観点から我が国が積極的な役割を果たしていくことを力強く訴えられました。 また、前日(19日)には、万鋼(ワンガン)中国科学技術部長と上海で会談し、東アジアにおける科学技術の協力強化を日中韓が主体となって進めることについて合意を得た他、20日には安秉萬(アンビョンマン)韓国教育科学技術部長官、及び周伯華(チョウボウホワ)中国工商行政管理総局長とも会談を行いました。