津村大臣政務官は、10月4日、京都にて行われた国際科学技術関係大臣会合に参加し、議長を務めました。会議には、日本を含む世界22カ国の科学技術関係大臣等が出席し、ネイチャー誌編集長フィリップ・キャンベル氏及び政策研究大学院大学教授黒川清氏の基調講演の後、参加者間で「現在の経済状況における科学技術の役割」について意見交換を行いました。 会議においては、参加各国間で、「今般の経済危機を克服するためには、科学技術とイノベーションは不可欠であり、長期的な持続可能な成長の基盤を築く役割を担っている。さらに、各国の科学技術活動を担う産学官からNGOにいたる主体間の相互の連携が重要であるほか、現在直面している様々なレベルの課題解決のためには、様々なレベルでの国際協力が不可欠である。」ということについて認識を共有しました。 また、津村大臣政務官は「意見交換の中で各国から指摘のあった、低炭素社会、環境保護、食料安全、健康等の課題の解決に向けては、『グリーンイノベーション』が一つのキーワードになり得る。」と述べられました。 なお、この機会を利用して、ジョネディ・エチオピア科学技術大臣、ハミッド・スーダン科学技術担当副大臣、ジノチウェイ・ジンバブエ科学技術大臣と二国間の会談を行いました。
第六回科学技術関係大臣会合の全体概要・参加者リストはこちら(PDF)