古川大臣は、10月2日、京都にて行われた第8回国際科学技術関係大臣会合に参加し、アネッテ・シャヴァーン ドイツ教育研究大臣と共同議長を務めました。会議には、日本を含む世界27カ国の科学技術関係大臣等が出席し、「安全・安心な社会の構築と科学技術の貢献」について、各国の経験の紹介と意見交換を行いました。 会議においては、科学技術が自然災害や人に起因する災害の被害軽減や予防を実現し、安全・安心な社会の構築に重要な役割を果たすことが再認識され、平時より各国間で経験共有や国際的な共同研究等に取り組むことの必要性について認識を共有しました。また、リスクコミュニケーションを含む科学技術コミュニケーションについて、国民が感じる「安全」を理解するために社会科学の観点も必要であることが指摘される等、活発な意見交換が行われました。 また、この機会を利用して、マウロ・デルアンブロージオ教育科学技術庁長官(スイス)、プロートプラソップ・スラサワディ科学技術大臣(タイ)、ジョン・ベディントン英国政府主席科学顧問と二国間の会談を行いました。
国際科学技術関係大臣会合の結果について(PDF) 参加者リスト(PDF)