前原大臣は、10月7日に京都において第9回国際科学技術関係大臣会合を主宰し、議長を務めました。会合には、日本を含む12カ国の大臣等を含む世界20カ国の科学技術政策を担当する閣僚や科学顧問等が出席し、参加国間でグリーン成長に資する知識共有を含めたより効果的な国際科学技術イノベーション協力等について、意見交換を行いました。 会合においては、科学技術イノベーションを通じてグリーン成長を実現するため、再生可能エネルギーの導入・拡大の実効性確保の重要性やエネルギーバランス等の問題に加え、農業や健康・保健衛生等の社会的な課題も一体的に捉えた上での、解決に向けた各国協働の重要性について、参加各国間で認識を共有しました。また、先進国等が有する研究開発資源の共有と各国における人材や関係機関の能力や機能の強化向上のための取組推進の重要性についても理解を深めました。 前原大臣は、この機会を利用して、リノ・バラニャオ科学技術・生産革新大臣(アルゼンチン)、ゲリー・グッドイヤー科学技術担当国務大臣(カナダ)、ナディア・イスカンダル・ザハーリ科学研究大臣(エジプト)、ジョン・ベディントン政府主席科学顧問(英国)と二国間の会談を行いました。
国際科学技術関係大臣会合の結果について(PDF)
参加者リスト(PDF)