放射光科学総合研究センター視察の様子
山本大臣は、平成25年8月9日、独立行政法人理化学研究所(播磨地区及び神戸地区)の放射光科学総合研究センター、発生・再生科学総合研究センター及び計算科学研究機構を視察しました。
放射光科学総合研究センターでは、大型放射光施設SPring-8を視察し、施設を活用した最先端の素材分析や産業への活用等の産学連携に関する説明を受けられ、併せてX線自由電子レーザー施設SACLAの視察を行いました。
発生・再生科学総合研究センターでは、脳や眼の発生の原理、網膜の自己組織化技術、加齢黄斑変性治療に向けた網膜色素上皮細胞の移植等の再生医療に関する説明を受けられ、iPS細胞の観察を行いました。
計算科学研究機構では、スーパーコンピュータ「京」や「京」を活用した最新の研究等について説明を受けられ、施設の視察を行いました。
視察後、山本大臣は、理化学研究所が、女性や若手研究者に機会を与える仕組の確立や、産業競争力の強化に最先端の研究が結びつくサイクルができている等、研究開発独立行政法人の中でも最先端の研究開発機関であり、これからの科学技術イノベーション政策のモデルになるようにバックアップしていきたいとコメントされました。