7月11日〜13日にかけて、松田大臣は中国を訪問し、徐冠華科学技術部長、王旭東国務院情報化工作弁公室主任、孫勤国家原子能機構主任等の政府要人や周強中国共産党青年団第一書記等と会談するとともに、清華大学への訪問視察、IT関係者や日系企業関係者との意見交換を行いました。 徐冠華部長とは、今後とも科学技術の中長期政策に関する高いレベルの政策対話を定期的に開催することや日中両国の産学官の官トップレベルの代表者による「日中イノベーション創出総合戦略会議(仮称)」を開催することに合意しました。また、我が国が提案し、8月末にマレーシアで開催予定の「アジア地域科学技術閣僚会議」についても、中国からの参加を前向きに検討していただくこととなりました。 王旭東主任とは、初めてのIT担当大臣レベル会合を開催し、今後も定期的に高いレベルでの政策対話を継続していくことやITS・医療のIT化など国民生活の安全・経済発展に資する課題について、情報交換を行なっていくことで合意しました。 孫勤主任とは、両国間の高いレベルの原子力政策対話を定期的に行うこと、また、アジア原子力協力フォーラムにおける協力の強化、特に原子力人材育成についての協力の推進で合意しました。
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