平成18年7月10日、松田大臣は、金雨植 副総理兼科学技術大臣(韓国)の来訪を受け、科学技術政策について意見交換を行いました。 会談の中では、 ・両国の科学技術政策の司令塔である日本の総合科学技術会議と韓国の国家科学技術委員会とが、イノベーション創出のための戦略の策定や、資源配分のためのプライオリティ付けといった両国に共通する課題について、定期的に政策対話を行うこと ・双方とも重点を置くIT、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、さらにはこれらの融合分野での研究協力を更に推進するとともに、若手研究者の交流を促進すること について合意しました。また、我が国が提案し、8月下旬にマレーシアで開催予定の「アジア地域科学技術閣僚会議」への参加要請について、金副総理は会議の成功のために協力したい旨発言され、さらに、原子力を利用した水素生産システム開発に関する協力を一層推進することは有意義であるとの認識を共有しました。