9月11日、京都国際会館において、28カ国の科学技術関係大臣等を招いて、「第3回科学技術関係大臣会合」を開催しました。同会合では各国の科学技術政策や、今後重視すべき分野等について意見交換が行われたほか、松田大臣が提案した、国際共同研究と人材交流促進のため情報を共有する「オープン・アクセス・データベース」構築への多くの支持が得られました。 また、10日には、同じく京都国際会館において、日米の産官学のトップを招いて初の「イノベーションに関する日米ハイレベル会合」を開催し、松田大臣から、今後ともこのような会議を継続すること、インターネットを用いて若い人向けの科学技術理解増進のための科学教材作りに日米共同で取り組むこと、インターネットを用い、科学技術に関するニーズとシーズをマッチングするオープンアクセスのデータベースの構築を検討することを提案し、今後詳細について関係者と協議することとなりました。 これらの会合については、第3回「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」と並行して開催され、松田大臣はSTSフォーラム公式夕食会において、最新の日本の科学技術政策を紹介するスピーチを行いました。また、この機会を利用し、ヘラル・エジプト高等教育・科学研究大臣、ジャマルディン・マレーシア科学技術革新大臣、ポポビッチ・セルビア科学環境保護大臣、プリモラツ・クロアチア科学・教育・スポーツ大臣と二国間の会談を行いました。
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