8月27日〜31日にかけて、松田大臣はマレーシア、韓国を訪問しました。マレーシアでは、8月29日に松田大臣の提唱によりクアンタンで開催された、アジア地域科学技術閣僚会議に共同議長として出席したほか、シバル・インド科学技術大臣、ジャマルディン・マレーシア科学技術革新大臣他と二国間の会談等を行いました。 アジア地域科学技術閣僚会議では、今後とも、アジア地域科学技術閣僚会議を定期的に開催すること、エネルギー・環境、自然災害対策、感染症対策、バイオ・ナノなどの新技術、人材育成、国際的な産学連携などを共通課題として認識を共有することに合意しました。また、我が国が提案した地域の各国間の共同研究・人材交流促進のための「オープン・アクセス・データベース」の構築に関し、参加各国から多大の支持を得て、今後具体的な検討に着手することとなりました。 韓国では、金雨植副総理兼科学技術部長官、李庸燮行政自治部長官、李長茂ソウル大学総長、徐南杓韓国科学技術院総長、尹鍾龍サムスン電子株式会社副会長等と会談し、両国間の科学技術協力、研究機関の組織運営、研究開発予算の選択と集中、人材育成など幅広い分野について意見交換を行いました。また、ソウル大学、サムスン総合技術院、江南区庁舎など、韓国における最先端の研究開発拠点や電子政府の取り組み事例を視察しました。
(マレーシア、韓国訪問結果の全体概要はこちら(PDF))