ムーンショットアンバサダー

  • 科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月26日閣議決定)において、社会との多層的な科学技術コミュニケーションの重要性が提起され、多くの方々に科学技術政策をご理解頂くことが重要になってきております。
  • ムーンショット型研究開発制度においても、研究者のみならず、幅広く多くの方々に向けて、分かりやすく制度趣旨や研究内容・成果をお伝えし、理解や共感を得ながら、新たな研究者との連携推進及び社会実装に向けた参画企業の拡大等に向け、更なる広報活動を推進して参ります。
  • ムーンショットアンバサダーの方々には、これらのムーンショット型研究開発制度に関する広報活動において、ご支援頂きます。

ムーンショットアンバサダーの皆さま(五十音順、敬称略)※2021年7月委嘱

落合 陽一(おちあい よういち)

落合 陽一

【肩書き】
メディアアーティスト
【メッセージ】
落合陽一です。自分自身も大学でセンターを運営する研究者でありますし、学部・大学院の教育にも携わっており、また大学発ベンチャーの経営者でも、メディア芸術に携わる芸術家でもあります。ムーンショット制度の目標策定に関わる委員に就任させていただいたときから本制度のことを応援しております。目標設定ならびに制度の構築について考えたときに、国民の税金を資するに足る研究の生態系とは何かということを熟慮しました。これは単純に優れた論文を評価の高い論文誌や国際会議で発表するという評価だけでなく、制度に関わる目標と資金によって、何人の研究人材を育むことができるのか、それはスタートアップのスピンオフや企業との連携を含む架け橋をどのように構築するようになるのか、そしてシチズンサイエンスやオープンプラットフォームの促進にどう関与していくのだろうかということを常に意識しています。その一連の研究開発を取り巻く文化的な活動の中で、研究開発の認知・広い意味での課題発見・異分野の協調の一気通貫が肝要であると考えています。その一助になれるように努力していきたいと思っています.斬新な研究アイデアの周辺で,すぐ作ってトライアンドエラーを行う、裾野を広げる、知識を交換する、それによって活発なコミュニティを醸成していくお手伝いができれば幸いです。

黒田 有彩(くろだ ありさ)

黒田 有彩

【肩書き】
宇宙タレント、株式会社アンタレス代表
【メッセージ】
子供の時に見た、アニメや映画で描かれた未来の世界にワクワクしていました。大人になり、その「未来」が「現在の現実」になるのを目の当たりにして、ビジョンを明確に持つことが実現の一歩であると痛感しています。2050年、私たちはどれだけ自由になっているのでしょうか。勇気と覚悟を持った若き研究者の皆さまに、尊敬の念を抱き、全力でエールをお送りいたします。

西口 尚宏(にしぐち なおひろ)

西口 尚宏

【肩書き】
一般社団法人 日本防災プラットフォーム 代表理事
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【メッセージ】
ムーンショットは人間の想像力と創造力を極限まで伸ばすために創りました。この二つの力は無限で、つまらない遠慮は無用です。傍観者や批判者もほっておいて、どんどんとムーンショットしていきましょう!世界はイノベーション競争の時代に突入しています。より良い世界を創る競争と共創を進めて行きましょう!

松島 倫明(まつしま みちあき)

松島 倫明

【肩書き】
『WIRED』日本版 編集長
関連ページ:『WIRED』日本版(移動ページ)
【メッセージ】
月旅行を初めて描いたのは2世紀(日本では卑弥呼の時代)の作家ルキアノスで、これが最古のSFだと言われています。「ムーンショット」とは到達が非常に困難で挑戦的な目標とその達成を指す言葉ですが、同時に人類が千年単位で思い描いてきた共同幻想を明確なヴィジョンに変えて実装する“アンカー”でもあります。アンバサダーとして、アンカーに繋がったわたしたちのSF的想像力/創造力というバトンの行方を実況中継できればと思います。

村木 風海(むらき かずみ)

村木 風海

【肩書き】
化学者 兼 発明家、一般社団法人炭素回収技術研究機構(CRRA) 代表理事・機構長、ポーラ化成工業株式会社 フロンティアリサーチセンター特別研究員、株式会社Happy Quality 科学技術顧問
【メッセージ】
「破壊的なイノベーションの創出を目指す」というこの研究開発制度の理念は、破壊的挑戦者を支援する総務省の異能vationプログラム出身の僕にとって本当に魅力的で素敵な制度だと思っています。このような従来は馬鹿にされてきてしまったような破壊的イノベーションの種を、大規模な予算と最高の研究者の方々の体制で一気に芽生えさせようとされているのを目の当たりにし、日本が地球全体を変えていってしまう未来が楽しみで、ワクワクが止まりません。アンバサダーとして、1人でも多くの方、特に科学が嫌いだ、もしくは分からない、という人にこそ、この制度が作る未来のワクワクをお伝えできればなと考えています。