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第41回総合科学技術会議議事要旨

 


(開催要領)

1.開催日時:2004年11月26日(金)17:45〜17:58

2.場所:総理官邸4階大会議室

3.出席議員

   議長 小泉 純一郎 内閣総理大臣
 議員
棚橋 泰文 科学技術政策担当大臣
 同
麻生 太郎 総務大臣(代理 山本 公一 総務副大臣)
 同
谷垣 禎一 財務大臣
 同
中山 成彬 文部科学大臣
 同
中川 昭一 経済産業大臣
 同
阿部 博之  
 同
大山 昌伸  
 同
薬師寺泰蔵  
 同
岸本 忠三  
 同
黒田 玲子  
 同
吉野 浩行  
 同
黒川 清  
  (臨時)    
 同
島村 宜伸 農林水産大臣
 同
北側 一雄 国土交通大臣



(議事次第)

1.開会

2.議事

(1)平成17年度科学技術関係予算編成に向けて
(2)科学技術振興調整費について


3.閉会



(配付資料)

(配付資料)
資料1−1 平成17年度科学技術関係予算の編成に向けて(意見)(案)(PDF)
資料1−2 科学技術連携施策群にかかる点検結果の概要等
資料2 平成16年度科学技術振興調整費による緊急研究開発等の指定について(PDF)
資料3 科学技術振興調整費の平成14年度に開始したプログラムの中間評価について(PDF)
資料4 第40回総合科学技術会議議事録(案)(PDF)



(会議概要)

1.議事概要

(1)平成17年度科学技術関係予算編成に向けて

平成17年度科学技術関係予算編成に向けての重点事項等について、資料1−1(PDF)に基づき阿部議員から説明。
資料1−1(PDF)の「平成17年度科学技術関係予算編成に向けて(意見)(案)」については、原案どおり決定し、小泉総理及び関係大臣に対し意見具申した。
本議題に関する議員の意見は以下のとおり。
 

【谷垣議員】
メリハリ付けを通じて質的向上することが一番大事なので、本年度も、私ども予算をつくるに当たって、総合科学技術会議で優先順位付けしたものを、総合科学技術会議とよく連携をとって重視したい。
重点事項に掲げられている競争的研究資金の改革・拡充は、昔からよく言われているように、高名な研究者に資金が重複し、有効に使われているかどうかわからないことについて、是正が難しいところがあるようだが、制度改革、取り組みが十分行われるように、引き続きその面での御徹底をお願いしたい。
SABCの在り方については、前回、副大臣が言ったと思うが、予算をつくるに当たって、我々にも有効なものとなるよう工夫をお願いしたい。



【島村臨時議員】
  優先順位づけの結果を反映したメリハリのある予算の実現、競争的研究資金の拡充等には努力をしたいので、総合科学技術会議でも、科学技術関係予算の確保に向け、引き続きイニシャティブをとって欲しい。



【中山議員】
  平成17年度は、第2期科学技術基本計画の最終年度であるとともに、次期基本計画の方向性を定める極めて重要な年である。
基本計画に掲げる諸目標の達成に向け、科学技術関係施策への取り組みを充実、加速していくことが必要であり、政府を挙げて科学技術関係予算の充実に努めることが重要である。
また、独立行政法人、国立大学法人及び大学共同利用機関法人は、科学技術振興上、重要な役割を担っているので、それぞれの活動を積極的に実施できるよう、所要の運営費交付金を措置することが必要である。
なお、科学技術政策の推進に当たっては、各法人制度の趣旨や在り方を踏まえ、それぞれの法人の自主性、自律性が尊重されるよう、十分な配慮を行っていくことが必要である。
競争的研究資金については、関係各省が重点的な拡充要求を行い、基本計画の倍増目標に向けて懸命に努力しているところ。
総合科学技術会議においても、新たに競争的研究資金として要求されているものも含め、政府全体の要求額がしっかり確保され、倍増目標達成に向けて大きく前進できるよう、一丸となって取り組むことが必要である。



【北側臨時議員】
  中越地震に関して、緊急調査研究に指定いただき感謝する。
それと、地震だけではなく、今年は大変な台風災害があった。
10個の台風が上陸し、それも雨量がかつてなかった大変な雨量になっており、高潮、高波、また浸水等々、かつてない状況である。
なぜ、このような状況になっているのか、異常気象と言われているものの実態、今後の変動に関する研究、災害の発生リスクの分析、予防対策の研究等々、豪雨関係でもさまざまな研究を是非お願いする。






(2)平成17年度科学技術関係予算編成に向けて

  新潟県中越地震に関する緊急調査研究について、緊急に対応を必要とする事案として、資料2(PDF)のとおり緊急研究開発等を指定したことを報告した。
平成14年度に開始したプログラムについて、今後の方向にかかる見解を付した上で継続と判断し、資料3(PDF)のとおりまとめたことを報告した。


 


3.議長(内閣総理大臣)しめくくり発言

  皆様ありがとうございます。
 いよいよ12月、予算編成が間近に迫っているので、今まで皆さんが一生懸命やってきたSABC、メリハリを付けてしっかりとしたいい予算ができるように、今後とも協力、指導をお願いしたい。

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