平成12年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果【HTML形式】はしがき

はしがき

本格的な高齢社会を目前に控え、国民の一人一人が長生きして良かったと実感できる、心の通い合う連帯の精神に満ちた豊かで活力のある社会を早急に築くことが重要な課題となっている。

このため、政府は高齢社会対策大綱に基づき、就業・所得、健康・福祉、学習・社会参加、生活環境等広範な分野にわたる各般の施策を推進しているところであり、こうした施策を適切かつ効率的に推進していくためには、高齢者及び高齢社会対策に関する実態・意識を把握することが重要である。

このような観点から本調査では、高齢者対策総合調査として、平成6年度に引き続き、高齢者の居住形態や外出、買物、社会参加活動など、高齢者の住宅と生活環境に関する実態や意識について調査を行った。

本報告書が、今後の高齢社会対策の推進のための資料として、広く活用され、高齢者の健やかで充実した生活の確保に資すれば幸いである。

最後に、本調査の企画・実施にあたり、調査委員会に御参加いただき、御尽力を賜った委員各位に対し、厚く御礼申し上げる次第である。

平成13年9月

内閣府政策統括官(総合企画調整担当)

江崎 芳雄