第2章 調査結果の概要 
3 食生活

3 食生活

(1)食生活全般に関する満足度(Q10)

食生活全般に関する満足度をみると、「満足している」が42.9%で、「まあ満足している」が50.7%で、両方を合わせた「満足(計)」は90%を超えている。

前回調査(平成11年)と比較すると、「満足している」が3.9ポイント低く、「まあ満足している」が3.0ポイント高くなっている。

図10 食生活全般に関する満足度(Q10)


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同居形態別にみると、「満足(計)」は単身世帯で85.4%と割合が低くなっている。

健康状態別にみると、「満足(計)」は、健康状態が普通以上の人で割合が95%を超え高いが、良くないでは67.3%と低くなっている。

経済的状況別にみると、「満足(計)」は、経済的に心配なく暮らしている人で割合が95%を超え高いが、家計が苦しく、非常に心配である人では80.0%と低くなっている。

表10 食生活全般に関する満足度(Q10)

  総数
(人)
満足している
(%)
まあ満足している
(%)
やや不満である
(%)
不満である
(%)
満足(計)
(%)
不満(計)
(%)
総数 2,862 42.9 50.7 5.5 0.9 93.6 6.4
〔性別〕
男性 1,329 42.3 50.9 5.8 1.1 93.2 6.8
女性 1,533 43.4 50.6 5.3 0.7 94 6
〔年齢別〕
60~64歳 785 40.8 53.4 5.1 0.8 94.1 5.9
65~69歳 735 42.6 50.5 6.1 0.8 93.1 6.9
70~74歳 669 41.9 51.4 5.2 1.5 93.3 6.7
75~79歳 386 46.4 47.7 5.4 0.5 94 6
80~84歳 206 47.6 47.1 4.9 0.5 94.7 5.3
85歳以上 81 45.7 45.7 8.6 - 91.4 8.6
〔同居形態〕
単身世帯 246 32.5 52.8 13 1.6 85.4 14.6
夫婦二人世帯 1,063 43.6 50.9 4.7 0.8 94.4 5.6
本人と親の世帯 158 47.5 50 1.9 0.6 97.5 2.5
本人と子の世帯 746 39.4 53.6 6 0.9 93 7
本人と子と孫の世帯 570 49.8 45.6 4 0.5 95.4 4.6
その他 79 39.2 53.2 6.3 1.3 92.4 7.6
〔健康状態〕
良い 789 60.3 37.9 1.6 0.1 98.2 1.8
まあ良い 663 42.2 54.3 3 0.5 96.5 3.5
普通 817 35 60.2 4.4 0.4 95.2 4.8
あまり良くない 492 31.3 53.7 13 2 85 15
良くない 101 30.7 36.6 24.8 7.9 67.3 32.7
良い(計) 1,452 52.1 45.4 2.3 0.3 97.5 2.5
良くない(計) 593 31.2 50.8 15 3 82 18
〔経済的状況〕
家計にゆとりがあり、
まったく心配なく暮らしている
456 70.2 26.5 2.9 0.4 96.7 3.3
家計にあまりゆとりはないが、
それほど心配なく暮らしている
1,612 42.5 54 3.2 0.3 96.5 3.5
家計にゆとりがなく、
多少心配である
624 26.6 60.9 10.7 1.8 87.5 12.5
家計が苦しく、
非常に心配である
140 27.9 52.1 16.4 3.6 80 20
わからない 30 56.7 26.7 10 6.7 83.3 16.7

(2)家族との食事状況(Q11)

家族との食事状況をみると、「ほとんどいつも家族の誰かと一緒に食べている」が75.2%と4人に3人を占め、「毎日少なくとも1回は家族の誰かと一緒に食べている」10.3%、「時々家族の誰かと一緒に食べている」3.2%となっている。一方、「家族とは一緒に食べていない」は11.3%となっている。

図11 家族との食事状況(Q11)


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注)
平成6年は、65歳以上で、2人以上の世帯が対象。

都市規模別にみると、「ほとんどいつも家族の誰かと一緒に食べている」は、大都市で71.6%と割合が低くなっている。

性別にみると、「ほとんどいつも家族の誰かと一緒に食べている」(男性80.1%、女性70.9%)は、男性の割合が高くなっている。

年齢階級別にみると、「ほとんどいつも家族の誰かと一緒に食べている」は80~84歳(67.5%)、85歳以上(63.0%)で割合が低くなっている。

同居形態別にみると、「ほとんどいつも家族の誰かと一緒に食べている」は夫婦二人世帯で88.8%と割合が高くなっている。

健康状態別にみると、「ほとんどいつも家族の誰かと一緒に食べている」は良いで80.0%と割合が高いが、良くないでは62.4%と低くなっている。

住居形態別にみると、「家族とは一緒に食べていない」は借家(計)で25.1%と割合が高くなっている。

表11 家族との食事状況(Q11)

  総数
(人)
ほとんどいつも家族の誰かと
一緒に食べている
(%)
毎日少なくとも1回は家族の誰かと
一緒に食べている
(%)
時々家族の誰かと
一緒に食べている
(%)
家族とは一緒に
食べていない
(%)
総数 2,862 75.2 10.3 3.2 11.3
〔都市規模〕
大都市 538 71.6 10.8 4.3 13.4
人口10万以上の市 1,004 74.2 11.4 3.1 11.4
人口10万未満の市 622 77.2 10.9 3.7 8.2
郡部(町村) 698 77.7 7.7 2.1 12.5
〔性別〕
男性 1,329 80.1 9.2 3.4 7.3
女性 1,533 70.9 11.2 3.1 14.8
〔年齢別〕
60~64歳 785 74.8 14.8 3.7 6.8
65~69歳 735 76.6 11 3.5 8.8
70~74歳 669 76.4 8.2 2.1 13.3
75~79歳 386 78 5.4 3.1 13.5
80~84歳 206 67.5 6.8 4.4 21.4
85歳以上 81 63 8.6 2.5 25.9
〔同居形態〕
単身世帯 246 - 0.8 0.8 98.4
夫婦二人世帯 1,063 88.8 7.6 1.8 1.8
本人と親の世帯 158 86.1 10.8 2.5 0.6
本人と子の世帯 746 74.8 16.2 5.6 3.4
本人と子と孫の世帯 570 80.7 10.9 3.9 4.6
その他 79 68.4 13.9 3.8 13.9
〔健康状態〕
良い 789 80 9.6 2.9 7.5
まあ良い 663 76.9 9.5 2.9 10.7
普通 817 72.1 13.1 3.7 11.1
あまり良くない 492 73 8.5 3 15.4
良くない 101 62.4 5.9 5 26.7
良い(計) 1,452 78.6 9.6 2.9 9
良くない(計) 593 71.2 8.1 3.4 17.4
〔住居形態〕
持家(一戸建て) 2,418 77.8 10.1 2.9 9.3
持家(共同住宅) 117 70.1 12.8 2.6 14.5
借家(一戸建て) 94 67 9.6 2.1 21.3
借家(賃貸住宅) 225 53.8 11.6 8 26.7
社宅、公務員住宅 4 100 - - -
その他 4 50 - - 50
持家(計) 2,535 77.4 10.2 2.8 9.5
借家(計) 327 58.1 10.7 6.1 25.1
一戸建て(計) 2,512 77.3 10.1 2.8 9.8
集合住宅(計) 346 59.8 11.8 6.1 22.3

(3)一緒に食事をする家族(Q11-SQ)

家族の誰かと一緒に食事していると答えた人の、一緒に食事をする家族をみると、「配偶者(夫または妻)」が82.3%と最も高く、次いで「子または子の配偶者」が42.1%、「孫」が19.0%等の順となっている。

前回調査(平成11年)と比較すると、「孫」が7.8ポイント低くなっている。

図11-1 一緒に食事をする家族(Q11-SQ:複数回答)


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都市規模別にみると、「子または子の配偶者」(34.3%)、「孫」(13.1%)は大都市で割合が低くなっている。

性別にみると、「配偶者(夫または妻)」(男性93.8%、女性71.6%)は男性の割合が高く、「子または子の配偶者」(男性34.6%、女性49.2%)、孫(男性14.9%、女性22.9%)は女性の割合が高くなっている。

年齢階級別にみると、「配偶者(夫または妻)」は、年齢が低いほど割合が高くなっている。「子または子の配偶者」は、75歳以上(75~79歳(49.4%)、80~84歳(59.3%)、85歳以上(63.3%))で割合が高くなっている。「孫」は年齢が高いほど割合が高くなっている。

同居形態別にみると、「配偶者(夫または妻)」は夫婦二人世帯(99.6%)で、「子または子の配偶者」は本人と子の世帯(74.3%)、本人と子と孫の世帯(82.2%)で、「孫」は本人と子と孫の世帯(78.5%)で割合が高くなっている。

仕事の有無別にみると、「配偶者(夫または妻)」は仕事をしているが88.4%で、仕事をしていない79.6%より高くなっている。

現在の職業別にみると、「配偶者(夫または妻)」は被用者(計)で91.5%と割合が高く、「子または子の配偶者」(47.0%)、「孫」(23.1%)は自営(計)で割合が高くなっている。

表11-1 一緒に食事をする家族(Q11-SQ:複数回答)

  総数
(人)
配偶者(夫または妻)
(%)
子または子の配偶者
(%)

(%)
自分または配偶者の親
(%)
その他
(%)
回答計
(%)
総数 2,538 82.3 42.1 19 3.9 1.6 149
〔都市規模〕
大都市 466 82.6 34.3 13.1 2.8 1.5 134.3
人口10万以上の市 890 82.2 41.7 17.5 4 1.3 146.9
人口10万未満の市 571 81.8 43.8 20.1 4.7 2.3 152.7
郡部(町村) 611 82.8 47 24.5 3.9 1.5 159.7
〔性別〕
男性 1,232 93.8 34.6 14.9 4.4 1.4 148.9
女性 1,306 71.6 49.2 22.9 3.5 1.8 149
〔年齢別〕
60~64歳 732 89.2 41 10.4 9.3 1.6 151.5
65~69歳 670 86.9 36.6 16.1 3.3 1.6 144.5
70~74歳 580 79.7 38.6 21.9 1 1.4 142.6
75~79歳 334 76 49.4 28.7 0.9 1.2 156.3
80~84歳 162 65.4 59.3 33.3 0.6 3.1 161.7
85歳以上 60 65 63.3 35 - 1.7 155
〔同居形態〕
単身世帯 4 - - - - 100 100
夫婦二人世帯 1,044 99.6 - - - 0.6 100.2
本人と親の世帯 157 84.7 42.7 15.3 63.7 2.5 208.9
本人と子の世帯 721 73.5 74.3 - - 0.3 148.1
本人と子と孫の世帯 544 64.7 82.2 78.5 - 0.4 225.7
その他 68 51.5 26.5 45.6 - 33.8 157.4
〔仕事の有無〕
している 796 88.4 42.3 17.1 6.7 1.4 155.9
仕事はしていない 1,742 79.6 42 19.9 2.7 1.7 145.8
〔現在の職業〕
農林漁業 146 87 50.7 34.9 8.9 2.7 184.2
自営業主 256 84.8 44.9 16.4 5.9 2 153.9
被用者(常勤) 137 94.9 37.2 10.9 5.8 1.5 150.4
被用者(非常勤、臨時) 215 89.3 37.7 9.8 5.6 - 142.3
会社などの役員 26 96.2 26.9 11.5 3.8 - 138.5
その他の仕事 16 81.3 56.3 25 25 - 187.5
自営(計) 402 85.6 47 23.1 7 2.2 164.9
被用者(計) 352 91.5 37.5 10.2 5.7 0.6 145.5

(4)食事の用意をする人(Q12)

食事を誰が用意するかをみると、「自分」が48.5%と半数近くを占め、次いで「配偶者」が37.2%、「配偶者以外の家族」13.2%等の順となっている。

前回調査(平成11年)と比較すると、「配偶者以外の家族」が3.8ポイント低くなっている。

図12 食事の用意をする人(Q12)


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注)
平成6年は、65歳以上の者が対象。

都市規模別にみると、大都市で「自分」の割合が53.9%と高く、「配偶者以外の家族」は8.7%と低くなっている。

性別にみると、「自分」(男性12.6%、女性79.7%)、「配偶者以外の家族」(男性9.4%、女性16.4%)は女性の割合が高く、「配偶者」(男性77.1%、女性2.6%)は男性の割合が高くなっている。

年齢階級別にみると、「自分」は年齢が低いほど割合が高く、「配偶者以外の家族」は年齢が高いほど割合が高くなっている。

同居形態別にみると、「自分」は単身世帯(95.1%)で、「配偶者」は夫婦二人世帯(52.7%)で、「配偶者以外の家族」は本人と子と孫の世帯(46.5%)で割合が高くなっている。

仕事の有無別でみると、「配偶者」は仕事をしているで50.8%と割合が高くなっている。

現在の職業別にみると、「配偶者」は雇われている人(常勤)(70.7%)、会社などの役員(75.0%)で割合が高くなっている。

表12 食事の用意をする人(Q12)

  総数
(人)
自分
(%)
配偶者
(%)
配偶者以外の家族
(%)
近くの親族
(%)
ホームヘルパー
(%)
給食サービスを利用
(%)
外食、弁当等を利用
(%)
その他
(%)
総数 2,862 48.5 37.2 13.2 0.3 0.2 0.1 0.1 0.3
〔都市規模〕
大都市 538 53.9 35.3 8.7 0.7 0.2 0.4 0.4 0.4
人口10万以上の市 1,004 48.2 37.4 13.4 0.3 0.2 - 0.1 0.4
人口10万未満の市 622 47.9 35 15.8 0.3 0.3 0.2 - 0.5
郡部(町村) 698 45.4 40.3 13.9 0.1 0.1 - - 0.1
〔性別〕
男性 1,329 12.6 77.1 9.4 0.4 0.2 - 0.2 0.2
女性 1,533 79.7 2.6 16.4 0.3 0.3 0.2 - 0.5
〔年齢別〕
60~64歳 785 54.1 39.5 5.7 0.1 - - 0.1 0.4
65~69歳 735 51.6 40.3 7.3 0.1 0.1 - - 0.5
70~74歳 669 49.6 37.4 12.3 0.3 0.3 - - 0.1
75~79歳 386 39.1 33.4 25.6 0.5 0.3 0.5 0.3 0.3
80~84歳 206 37.4 28.2 32 1.5 0.5 - - 0.5
85歳以上 81 30.9 25.9 38.3 1.2 1.2 1.2 1.2 -
〔同居形態〕
単身世帯 246 95.1 - 0.4 1.2 0.8 1.2 1.2 -
夫婦二人世帯 1,063 46.9 52.7 0.2 - 0.1 - - 0.1
本人と親の世帯 158 39.9 47.5 12 - - - - 0.6
本人と子の世帯 746 51.3 38.3 9.7 0.1 0.1 - - 0.4
本人と子と孫の世帯 570 30.2 22.1 46.5 0.5 0.2 - - 0.5
その他 79 48.1 21.5 22.8 3.8 1.3 - - 2.5
〔仕事の有無〕
している 866 37.9 50.8 10.3 0.3 - - 0.2 0.5
仕事はしていない 1,996 53.2 31.3 14.4 0.4 0.3 0.2 0.1 0.3
〔現在の職業〕
農林漁業 151 35.1 45 19.9 - - - - -
自営業主 277 37.5 49.1 11.9 1.1 - - - 0.4
被用者(常勤) 147 21.1 70.7 6.8 - - - - 1.4
被用者(非常勤、臨時) 244 51.6 43 4.5 - - - 0.4 0.4
会社などの役員 28 17.9 75 3.6 - - - 3.6 -
その他の仕事 19 47.4 31.6 21.1 - - - - -
自営(計) 428 36.7 47.7 14.7 0.7 - - - 0.2
被用者(計) 391 40.2 53.5 5.4 - - - 0.3 0.8

(5)外食・弁当・給食サービスの利用状況(Q13)

夕食について、外食・弁当・給食サービスの利用状況をみると、「まったくない」が40.9%と最も高く、次いで「月に1~3回」が23.9%、「2、3か月に1回」が14.0%、「年に1、2回」が13.3%等の順となっている。

前回調査(平成11年)と比較すると、「まったくない」が9.9ポイント低く、「2、3か月に1回」が4.2ポイント、「月に1~3回」が3.7ポイント高くなっている。

図13 外食・弁当・給食サービスの利用状況(Q13)


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都市規模別にみると、「まったくない」は、郡部(町村)で45.3%と割合が高くなっている。

年齢階級別にみると、「まったくない」は80~84歳(53.9%)、85歳以上(63.0%)で割合が高くなっている。「月に1~3回」は、年齢が低いほど割合が高くなっている。

同居形態別にみると、「まったくない」、「週に1~3回」は単身世帯で割合(48.4%、12.2%)が高くなっている。

仕事の有無別にみると、「まったくない」は仕事をしていないで43.5%と割合が高くなっている。

現在の職業別にみると、「まったくない」は雇われている(常勤)(29.3%)、会社などの役員(28.6%)で割合が低く、「月に1~3回」は自営業主(32.9%)、雇われている人(常勤)(32.7%)で割合が高くなっている。

表13 外食・弁当・給食サービスの利用状況(Q13)

  総数
(人)
ほとんど毎日
(%)
週に1~3回
(%)
月に1~3回
(%)
2、3か月に1回
(%)
年に1、2回
(%)
まったくない
(%)
総数 2,862 1.6 6.3 23.9 14 13.3 40.9
〔都市規模〕
大都市 538 3 9.1 25.7 12.1 10 40.1
人口10万以上の市 1,004 1.5 6.6 25.5 14.9 14.3 37.2
人口10万未満の市 622 0.8 4.7 23 16.1 12.7 42.8
郡部(町村) 698 1.4 5.2 21.1 12.3 14.8 45.3
〔性別〕
男性 1,329 2.1 7.8 25.2 13.2 12.9 38.8
女性 1,533 1.2 5 22.8 14.7 13.6 42.8
〔年齢別〕
60~64歳 785 1 8.4 31.2 14.3 13.5 31.6
65~69歳 735 1.8 6.1 25.4 15.9 12.1 38.6
70~74歳 669 1.3 5.4 20.3 12.9 14.2 45.9
75~79歳 386 2.1 5.2 19.7 14.8 14.2 44
80~84歳 206 2.4 4.9 15 10.2 13.6 53.9
85歳以上 81 3.7 3.7 11.1 9.9 8.6 63
〔同居形態〕
単身世帯 246 4.1 12.2 19.5 6.9 8.9 48.4
夫婦二人世帯 1,063 1.3 6.9 24.6 15.1 12 40
本人と親の世帯 158 1.9 2.5 25.9 14.6 15.8 39.2
本人と子の世帯 746 1.6 6.4 24.8 13.5 14.3 39.3
本人と子と孫の世帯 570 0.9 3.5 23.7 15.6 15.4 40.9
その他 79 2.5 6.3 16.5 12.7 12.7 49.4
〔仕事の有無〕
している 866 1.5 8.4 27.9 15.1 12 35
仕事はしていない 1,996 1.7 5.4 22.1 13.5 13.8 43.5
〔現在の職業〕
農林漁業 151 0.7 3.3 21.2 15.9 15.9 43
自営業主 277 1.8 8.7 32.9 12.3 7.9 36.5
被用者(常勤) 147 1.4 11.6 32.7 17.7 7.5 29.3
被用者(非常勤、臨時) 244 1.6 9 23.4 16.4 17.2 32.4
会社などの役員 28 3.6 14.3 28.6 17.9 7.1 28.6
その他の仕事 19 - 5.3 31.6 10.5 15.8 36.8
自営(計) 428 1.4 6.8 28.7 13.6 10.7 38.8
被用者(計) 391 1.5 10 26.9 16.9 13.6 31.2

(6)食生活について気になる点(Q14)

食生活で気になる点をみると、「栄養のバランスがとれていない」が19.3%で、以下、「病気のため食事制限がある」7.8%、「柔らかいもの以外食べられない」6.3%、「近くに食料品を売る店がない」5.4%、「市販の調理食品の味が合わない」5.3%等の順となっており、「特にない」は57.1%となっている。

図14 食生活について気になる点(Q14:複数回答)


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性別にみると、「特にない」(男性64.4%、女性50.8%)は、男性の割合が高くなっている。

同居形態別にみると、「特にない」は、単身世帯で41.5%と割合が低く、「栄養のバランスがとれていない」(32.5%)、「市販の調理食品の味が合わない」(11.4%)は、単身世帯で割合が高くなっている。

健康状態別にみると、「特にない」は健康状態が良い人ほど割合が高くなっている。「病気のため食事制限がある」は、あまり良くない(20.5%)、良くない(28.7%)で割合が高く、「柔らかいもの以外食べられない」は、あまり良くない(12.0%)、良くない(21.8%)で割合が高くなっている。

表14 食生活について気になる点(Q14:複数回答)

  総数
(人)
栄養のバランスがとれていない
(%)
柔らかいもの以外食べられない
(%)
家族との食事のペースが合わない
(%)
家族との食事の時間が合わない
(%)
食事が楽しくない
(%)
病気のため食事制限がある
(%)
調理が十分にできない
(%)
パック食品の量が多くむだが出る
(%)
総数 2,862 19.3 6.3 2.6 3.9 1.8 7.8 3.2 3.8
〔都市規模〕
大都市 538 19.1 4.8 1.7 4.1 2.2 5.9 2.2 4.6
人口10万以上の市 1,004 20 7.1 3.1 3.1 1.2 8.7 3.9 4.7
人口10万未満の市 622 18.6 5.5 2.6 4.2 2.7 7.4 2.7 2.9
郡部(町村) 698 18.8 7.2 2.6 4.6 1.4 8.3 3.3 2.6
〔性別〕
男性 1,329 15.9 6.4 2 3.1 1.8 8.4 2.9 2.7
女性 1,533 22.2 6.3 3.1 4.6 1.8 7.2 3.4 4.7
〔年齢別〕
60~64歳 785 19.4 3.1 2.7 5.9 1 6.8 2.5 5.2
65~69歳 735 21.8 4.5 2.6 3.8 1.4 8.7 2.7 3.9
70~74歳 669 19.3 6.4 1.8 2.2 1.8 9 2.5 3
75~79歳 386 18.9 9.8 3.6 4.1 2.6 7.8 4.9 3.1
80~84歳 206 14.1 15 3.4 2.9 3.4 5.3 5.8 1.9
85歳以上 81 9.9 14.8 1.2 - 4.9 6.2 3.7 2.5
〔同居形態〕
単身世帯 246 32.5 6.1 - - 9.3 8.1 6.9 9.8
夫婦二人世帯 1,063 20.2 5.6 1.3 1.7 1.3 7.2 3 3.9
本人と親の世帯 158 20.3 6.3 3.2 7 - 6.3 1.9 3.2
本人と子の世帯 746 18 5.9 4.7 6.8 1.2 8.4 2.9 3.5
本人と子と孫の世帯 570 13.5 8.2 3.2 4.7 0.9 7.7 3 1.9
その他 79 16.5 6.3 2.5 5.1 - 11.4 - 1.3
〔健康状態〕
良い 789 19.1 3.7 2 3.2 0.9 2.8 2 2.2
まあ良い 663 16.6 4.7 2.4 3.3 0.9 4.7 1.4 3.2
普通 817 18 4.9 2.9 4.9 2.2 4.9 2.4 5.4
あまり良くない 492 23.4 12 2.8 4.3 3.5 20.5 6.9 4.5
良くない 101 27.7 21.8 4 3 3 28.7 11.9 4
良い(計) 1,452 18 4.1 2.2 3.2 0.9 3.7 1.7 2.6
良くない(計) 593 24.1 13.7 3 4 3.4 21.9 7.8 4.4

表14 食生活について気になる点(Q14:複数回答)(続き)

  近くに食料品を売る店がない
(%)
体が衰えて買い物に行きづらい
(%)
市販の調理食品の味が合わない
(%)
パック食品、缶、ビンなどが開けにくい
(%)
ガスレンジ・電子レンジなどの調理器具が使いづらい
(%)
なべを焦がすなど、火の消し忘れ
(%)
その他
(%)
特にない
(%)
回答計
(%)
総数 5.4 3.8 5.3 3.8 1 2.9 0.7 57.1 128.7
〔都市規模〕
大都市 2.8 3.5 5.2 3.9 0.9 2.6 0.9 59.5 124.2
人口10万以上の市 6.7 4 6.9 4.9 1 2.2 0.9 55.2 133.4
人口10万未満の市 4.2 4.5 3.2 2.6 1 2.9 0.3 60.6 125.9
郡部(町村) 6.7 3 5 3.4 1 4.3 0.7 55 127.9
〔性別〕
男性 3.1 1.7 3.8 1.4 0.8 1.2 0.6 64.4 120.2
女性 7.4 5.6 6.6 6 1.1 4.4 0.8 50.8 136
〔年齢別〕
60~64歳 3.7 0.9 5.1 3.3 0.4 2.2 0.8 60.4 123.2
65~69歳 5 2.7 5 5 1.1 3 1.1 55.8 128.2
70~74歳 6.4 3.4 6 2.7 0.9 2.8 0.4 58 126.8
75~79歳 7.3 9.1 5.4 3.6 2.6 5.4 0.8 50.8 139.9
80~84歳 6.8 6.3 4.4 4.9 0.5 1.5 0.5 57.8 134.5
85歳以上 4.9 12.3 6.2 6.2 - 2.5 - 59.3 134.6
〔同居形態〕
単身世帯 8.5 8.1 11.4 8.5 1.6 5.7 1.2 41.5 159.3
夫婦二人世帯 6.1 3.7 4.9 3.9 0.5 2.7 0.7 58 124.7
本人と親の世帯 3.8 0.6 4.4 3.2 1.9 2.5 - 56.3 120.9
本人と子の世帯 4.3 2.8 4.3 3.1 0.8 2.1 0.9 57.4 127.2
本人と子と孫の世帯 4.7 4.2 4.7 3.2 1.4 3.3 0.7 61.9 127.4
その他 5.1 3.8 7.6 2.5 2.5 2.5 - 58.2 125.3
〔健康状態〕
良い 3.7 1.1 3.5 1.3 0.4 2.4 0.9 65 114.2
まあ良い 5.4 2.6 4.7 3.2 0.6 3 1.1 62.1 119.8
普通 6.7 2.6 6.7 4.7 1.2 3.3 0.4 58.8 130
あまり良くない 5.5 8.3 5.9 6.5 1.8 3 0.8 40.9 150.6
良くない 7.9 19.8 8.9 8.9 2 3 - 28.7 183.2
良い(計) 4.5 1.8 4.1 2.1 0.5 2.7 1 63.7 116.7
良くない(計) 5.9 10.3 6.4 6.9 1.9 3 0.7 38.8 156.2

(7)食事の用意が出来なくなった場合の各種食事サービスの利用意向(Q15)

今後、食事の用意が出来なくなったり、用意してくれる人がいなくなった場合の各種食事サービスの利用意向をみると、「公的な配食サービス」が33.6%と高く、次いで「ホームヘルパーや家政婦による食事の用意」21.5%、「民間による多様な配食サービス」17.1%、「食材の宅配サービス」16.1%等の順となっている。また、「特にない」は32.9%となっている。

前回調査(平成11年)と比較すると、「公的な配食サービス」は3.7ポイント低く、「民間による多様な配食サービス」が4.4ポイント高くなっている。

図15 食事の用意が出来なくなった場合の各種食事サービスの利用意向(Q15:複数回答)


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年齢階級別にみると、「食材の宅配サービス」は年齢が低い人ほど高くなっている。また、「特にない」は年齢が高いほど割合が高く、80歳以上(80~84歳(40.3%)、85歳以上(46.9%)では40%を超えている。

同居形態別にみると、「ホームヘルパーや家政婦による食事の用意」は単身世帯(27.2%)、本人と親の世帯(27.2%)で割合が高く、「食材の宅配サービス」は単身世帯で8.5%と割合が低くなっている。一方、「特にない」は、本人と子と孫の世帯で44.2%と高くなっている。

表15 食事の用意が出来なくなった場合の各種食事サービスの利用意向(Q15:複数回答)

  総数
(人)
民間による多様な配食サービス
(%)
公的な配食サービス
(%)
施設での会食サービス
(%)
食材の宅配サービス
(%)
ホームヘルパーや家政婦による食事の用意
(%)
多種多様な調理食品や半調理食品の販売
(%)
その他
(%)
特にない
(%)
回答計
(%)
総数 2,862 17.1 33.6 6 16.1 21.5 5.3 2.1 32.9 134.7
〔性別〕
男性 1,329 18.6 32.4 6.2 13.1 18.9 5.8 1.9 35.5 132.4
女性 1,533 15.9 34.6 5.9 18.8 23.7 4.8 2.3 30.7 136.6
〔年齢別〕
60~64歳 785 21.1 34.6 6.5 21.8 20.3 6.6 1.8 28.5 141.3
65~69歳 735 16.5 36.5 6.4 17.8 23 5.6 2.2 31.7 139.6
70~74歳 669 15.2 31.4 4.8 15.5 20.5 5.2 2.1 33.8 128.6
75~79歳 386 17.6 33.4 5.7 9.3 22 3.6 2.6 35.8 130.1
80~84歳 206 11.2 28.2 6.3 7.8 25.7 1.9 1.9 40.3 123.3
85歳以上 81 12.3 29.6 9.9 4.9 14.8 6.2 2.5 46.9 127.2
〔同居形態〕
単身世帯 246 14.2 36.6 5.7 8.5 27.2 5.7 3.3 30.5 131.7
夫婦二人世帯 1,063 19.2 37 5.4 18.6 21.5 5.3 2.2 28.5 137.6
本人と親の世帯 158 15.2 34.8 8.2 18.4 27.2 8.9 0.6 31 144.3
本人と子の世帯 746 18.8 33.1 5.9 18.2 21.3 6.3 1.5 31.6 136.7
本人と子と孫の世帯 570 13.3 26.7 7 12.3 17 2.6 2.6 44.2 125.8
その他 79 13.9 30.4 6.3 10.1 25.3 6.3 2.5 34.2 129.1