エイジレス・ライフ実践者

北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州

○北海道・東北ブロック

都道府県・
指定都市名
氏名 年齢 エイジレス・ライフの概要
北海道 ごとう つるきち
後藤  鶴吉
100  若いころ奉公に出された経験上、養蚕、畑作、稲作に従事し日本の農作業は一通り体験したとの思いから、老後も自然と畑作業に従事。朝3時に起床し、毎日、日中は野菜栽培に精を出す。また、農作業のための気象観測を行い、観測データを活用。かやぶき屋根の家に住み、五右衛門風呂に入るなどユニークな健康法を行っている。
青森県 あいない しげお
相内  繁雄
80  平成11年9月、産能大学(通信制)を最高齢(79歳)で卒業し、ボランティア活動、生涯活動にチャレンジし続けている。
岩手県 まつうら みさおこ
松浦  操子
95  95歳と高齢であるが、かつて公民館活動で指導にあたった受講生との交流を継続し、公民館活動の歴史研究や古文書解読の講座、童謡を歌う会に生きがいをもって活動している。
宮城県 えんどう しょうじ
遠藤  正治
87  昭和47年4月老人クラブに入会,以降28年間会長を務めている。教員退職後,地域を豊かにする社会参加活動に挺身,地域交流,郷土の文化の伝承,地域づくりに努めている。古川の民話集を発刊し,市内の中学校などで活用された。
秋田県 おがさわら はるみ
小笠原  晴海
79  カルチャースクール講師としてハーモニカの指導にあたるとともに、地域、県そして東北レベルの愛好者の組織化にも尽力。また、老人福祉施設の慰問などボランティア活動にも多大な貢献をしている。
山形県 すがぬま しょうすけ
菅沼  正助
84  教員を退職後、山野にひそみ摩滅していく石仏の美しさに魅せられ、カメラを持って全国各地に足を延ばし、石仏を被写体に写真を撮り続けている。また、展示会を開き、作品を広く披露し、来場者に大きな感動を与えている。
福島県 にのみや ちえ
二宮  チエ
72  平成6年に公民館の体操仲間と話し合い「社会に何か返したい。皆を楽しませてあげよう。」と、チンドン屋のボランティアグループ「ハッピー会」を旗揚げし、老人ホーム・養護学校などの慰問や市町村・商店街のまちおこしイベントに積極的に参加している。平成7年からはラジオ福島の生ワイド番組に月曜日レギュラーパーソナリティーとして出演開始。現在も出演中。
 誰と会っても物おじしない性格で、福島弁そのままの話ぶりに「チエちゃんの声を聞くと元気がでるよ」とよくいわれる。
 また最近、研修会・講演会の講師や若者のイベントなどにもゲスト参加依頼が多数あり好評を得ている。

○関東・甲信越ブロック

都道府県・
指定都市名
氏名 年齢 エイジレス・ライフの概要
栃木県 えづれ  じょうさく
江連  丈作
90  郊外に住む人にも良い映画を見る機会を増やしたいと一念発起し、69歳で16ミリ映写技師の資格を取ってから20年間、週一回市内の公民館や幼稚園・福祉施設などを訪れて上映ボランティアとして活動。また、自宅のプレハブをカラオケスタジオとして開放し、近所の高齢者を集めて楽しませている。
群馬県 わかい  ふみ
若井  フミ
87  母子保護連盟の会員として、46年間援助活動を続け、戦後から現在へと母子家庭の健全な自立促進のため活動している。また、青少年・戦没者遺族等についての活動も惜しまず、昭和51年からは保育園の理事長も勤めている。
埼玉県 わたなべ えんじ
渡邊  延次
74  17年前に「鶴ヶ島歩こう会」を設立以来、現在まで会長として強いリーダーシップを発揮して会を運営(現会員約170名)し、年間20数回の活動を続けている。また、市の主催する高齢者を対象としたハイキングなどにボランティアとして参加している。
千葉県 むろや くにお
室谷  邦雄
82  趣味のテニスが高齢者になっても年相応に楽しめるスポ-ツであることを大勢の人に知ってもらい,健康で生き生きとした人生を送ってもらえるように,高齢者のための「フレッシュテニスクラブ」を創設し,松戸市の高齢者達の「生き生き人生」の展開に大きく寄与・貢献している。
 また,パソコン,ダンスなどの趣味を通じての仲間づくりにも熱心で生き生きと充実した生活を送っている。
千葉県 たむら こうぞう
田村  耕造
83  60歳の時にシルバ-人材センタ-に入会し,以来,83歳の現在まで過去に培った植木の手入れ,土木,ブロックの修理等の技能を活かして,高齢にもかかわらず第一線で元気に活躍している。常に市民に貢献するという気持ちを持って仕事に取り組む姿勢は多くの市民から感謝されている。またセンターの将来のため、後継者の指導と育成にも力を入れている。
東京都 たけうち たつ
竹内  タツ
95  家業(米穀商)を長男が継いだことを機に老後の楽しみを見つけるため老人会に入会。会設立時から平成8年までの23年間役員を務める。ゲートボールの指導も行い95歳の高齢にもかかわらず試合にも出場している。
神奈川県 こみや ひろし
小宮 ひろし
93  高齢者運動教室での運動の他、教室で学んだ体操を参考に自分流の体操を考案したり、指の体操を創意工夫して毎日続けている。運動教室参加者中、最高齢者であるが、体力的には衰えることなく、健康長寿の姿、その体験談は周りの高齢者の手本となっている。
新潟県 まつやま かずこ
松山  和子
73  遠方の農村に暮らす、独居老人や昼間ひとりでいる孤独な高齢者に、好きな歌をとおしてみんなで声を合わせて歌う楽しさを伝えたいとコーラスグループを結成、“歌の出前”活動をしている。
 また、上越ビハーラの会にも参加し、病床の患者さんへ歌ってあげるボランティア活動も行っている。その他、エイジレスライフ特派員、地域子育てサポーターなど、地域社会で幅広く活動している。
長野県 にしむら きよのり
西村  清典
82  昭和61年に、地域の伝統芸能である「中尾歌舞伎」を40年ぶりに復活させた。以来、現在まで、村の若者の育成・指導に情熱を燃やし、年2回の定期公演を一手に手掛けるなど、「中尾歌舞伎」を、地元長谷村の重要な地域おこし、観光資源に高めた。
長野県 あるが いちぞう
有賀  一三
76  一斗缶の廃物を利用した「リサイクルちり取り」を作成し、近隣の学校や社会福祉施設等に寄贈している。身障者等へのボランティア活動の傍ら、寄贈したちり取りは3,200個を越え、市販の物にひけをとらない素晴らしいものであり、各方面から感謝されている。
横浜市 ごのかみ よしこ
五神  嘉子
81  民生委員・主任児童委員、横浜青少年問題協議会委員、日本赤十字社代議員、横浜地方裁判所民事調停委員・司法委員、鶴見区社会福祉協議会副会長等の役職を通じて社会福祉活動の実践者として地域における女性リーダーとして活躍中。

○東海・北陸ブロック

都道府県・
指定都市名
氏名 年齢 エイジレス・ライフの概要
富山県 さくらい みつお
櫻井  光雄
75  50歳過ぎから、一念発起してマラソンをはじめ、現在までにフルマラソンを累計170回完走、累計走行距離は43,000キロに及ぶ。また、県内唯一のフルマラソン大会の創始者であり、愛好者の拡大に多大な貢献をしている。
福井県 きたぜ ゆき
北ぜ ユキ
82  36年に及んだ夫の介護期間中にお世話になった地元への感謝の気持ちから、福祉センターでの生け花などのボランティア活動を始めたり、洋裁技術を活かした作品や越前和紙を利用した保険証入れの作成等を行うサークルを作るなど、高齢者の生きがいづくり活動の中心となって活躍している。
静岡県 さかもと いすず
坂本  五十鈴
88  公民館で実施していた生涯学習講座の受講生たちが自主グループ(「山水会」)を結成し、公民館退職と同時にその代表に就任。毎月1回坂本さんが中心になって、勉強会を実施。特別養護老人ホームの慰問も実施し、大学生から高齢者まで約30人の会の活動のほか、高齢者学級の講師としても活躍している。
静岡県 まつした ちよ
松下  ちよ
72  婦人教育推進委員としての活動をきっかけに女性の相談窓口を開設。その後、少子・高齢化問題を自らの問題として受け止め、子供たちとのふれあいの場「友遊」や高齢者同士が交流する旭町健康サロンを開設。さらに近所の若者から高齢者まで有志で劇団「ゆうゆう」を結成し、どんどん活動の領域・ネットワークを広げている。
愛知県 すずき はな
鈴木  ハナ
86  若い時の芸術へのあこがれを、高齢になっても持ち続けている。現在シルバー人材センターに勤務し、センター内の俳句会に参加している。77歳のときには、本を自費出版した。また、油絵は、市民展などに出展、市長賞や議長賞などに入選した。

○近畿ブロック

都道府県・
指定都市名
氏名 年齢 エイジレス・ライフの概要
滋賀県 ごとう とみ
後藤  と美
79  教員を退職後、過去に培った知識や経験を生かして昭和56年より約1,000人の高齢者に歌唱指導を行っている。「健康と福祉のふれあいフェアー」開催時には、多くの人が音楽に親しみ歌を愛する心を育むよう取り組んでいる。
兵庫県 きど でんぞう
木戸  傳蔵
106  97歳のときに水墨画講座を受講したことをきっかけとして、水墨画を描くようになり、これまでに100枚以上を作成し、各種の展覧会等に出品するなど、精力的な活動を続けている。
兵庫県 きたなか すえの
北中  すゑの
93  加齢による身体機能の低下や病気等により農作業を続けることが困難となってきたなか、85歳を過ぎてから独学で手芸をマスターし、手編みの座布団や膝掛け等を作り、地域の病院の待合室や福祉施設などに寄贈を続けている。
和歌山県 なおえ とうざぶろう
直江  藤三郎
90  高校教員退職後、俳句の世界で活躍し、俳句の総合句集の選者や、公民館俳句教室の講師として地域教育・文化に大きく貢献している。
和歌山県 みやどころ とどむ
宮所  とどむ
68  60歳前からパソコンに興味を持ち、退職後も習得したパソコン技術を生かし、ボランティアで身体障害者や高齢者に出張でパソコンの使い方を指導している。これまでに指導した人は30人を超えている。自身も心臓に障害(1級)を持ちながらも、「今後も健康に留意し、ボランティア活動を優先させたい」と市社協のボランティアに登録している。

○中国・四国ブロック

都道府県・
指定都市名
氏名 年齢 エイジレス・ライフの概要
鳥取県 いいの つねじ
伊井野  恒冶
80  長年にわたり竹細工の作成・実演にたずさわり、多くの保育園・学校・福祉施設等をボランティアで訪問しながら、昔ながらの遊びを子どもたちに伝えている。また、町内外の各種イベントにも参加し、竹細工の普及と、世代間交流をとおして子どもたちの健全な育成に貢献している。ことぶきリーダー。
島根県 こばやし かずよし
小林  布善
83  松江市シルバー人材センターボランテイア観光ガイド班のリーダーとして活躍している。60歳の頃から、尼子氏の盛衰から松平藩の幕末までの藩政に至る幅広い研究をし、自費出版した書籍4冊、公民館主催の郷土史講演会に講師依頼が多くなっている。また、堀尾公の菩提寺において、長年廟の清掃をボランテイアで続けている。
山口県 おかもと ますこ
岡本  マス子
91  78歳のとき、友人に誘われてペタンクを始め、現在に至るまで山口県のトップレベルを維持し、県代表として全国健康福祉祭にも2回出場している。90歳を越えた現在でも、毎日、練習を欠かさず、元気に歩くその姿は、高齢者のみならず、広く住民の模範である。
香川県 みき ただお
三木  忠雄
85  奇術(マジック)を研究と習練により体得、38年間もの間、保育所、幼稚園、老人ホーム及び病院等を訪問して披露し、各方面から感謝されている。希望があれば気軽に出向き、約束時間内に奇術を行い、人々に笑いと楽しさを提供している。丸亀市や近隣の町で「奇術の三木さん」はつとに有名で、85歳になってなお現役で活躍している。

○九州ブロック

都道府県・
指定都市名
氏名 年齢 エイジレス・ライフの概要
福岡県 やまぐま やすと
山隈  康人
81  夫婦とも60歳を過ぎてから始めた社交ダンスだが全日本競技会に出場するほど上達。地域ボランティアとして社交ダンスの指導を行う傍ら、老人会等でも社交ダンスを披露。これまで、康人さんは脳血栓、康子さんは肺がん、子宮がんで入院するも、日頃の健康管理のおかげで短期間で完治。「この年で地域社会に貢献できることは感謝だ」との気持で自らの生活を楽しんでいる。
やまぐま やすこ
山隈  康子
76
長崎県 よしおか よしはる
吉岡  由春
86  74歳の時、歴史探訪の公民館講座を受講。終了後もその魅力に引かれ、自ら会のリーダーとなり、有志を募って探訪活動を行っている。当初30人だった会員も、今では150人ほど在籍する大きな会に発展。
大分県 わかやま ながこ
若山  良子
81  長年の経験を生かし、福祉一筋の人生で自宅を解放して知的障害者を養育し7名を結婚させた。また、地域でボランティア六寿会を作り給食サービス・相談等親身になり、他人の喜びを自分の喜びとして積極的に生きている。
宮崎県 やまさき りきこ
山さき 力子
82  教員時代に培った経験を基に子供たちにボランティアの大切さを教えるほか、孤独な高齢者のための「ふれあい電話」の開設や、アルミ缶を集めて車椅子を寄付したり、公民館でも講座を持つなど様々な活動を実践している。朝早くから畑仕事をこなし、毎日数多くの活動に出かけており、「感謝し感動し、行動する人間」であることをモットーに疲れを感じさせない積極的な活動を続けている。
宮崎県 ふじおか としみつ
藤岡  利光
89  五ヶ瀬町鞍岡地区を縦貫する国道265号線の沿道沿いにて、四季折々の花木の植栽、除草などの手入れ作業を実施し、沿道の美化に努めている。さらに、道路の清掃等についても献身的に取り組み、通行者の安全確保と心の安らぎに多大な貢献をしている。89歳の高齢にもかかわらず、作業場への往復や植栽用具の運搬には毎日自転車を利用しており、自転車をこぐことで適度な運動と健康増進を図っている。
宮崎県 もりた よしひろ
森田  義弘
94  94歳という高齢にもかかわらず竹細工・藁細工の製作を続けている。その技能を生かして、川南町長寿会連合会主催のしめ縄づくり講習会や小学生を対象とした世代間交流事業の講師としても熱心に指導されている。また、毎年正月には地元集落の約20件に自作のしめ縄を寄贈し、地域の方々に大変喜ばれるなど、地域社会にも貢献している。
鹿児島県 まつした たかこ
松下  タカ子
85  7歳の時,社交ダンスを趣味として始め,現在,地域の公民館等で,社交ダンスの生涯学習及び自主学級等の講師として指導を行っており,地域の高齢者の親睦や健康づくりに貢献している。60歳以上の高齢者約100名に,月2,3回,1回2時間のペースで教えているが,年齢や地域を超えて希望者が多く,今後は対象を広げて活動をしようと考えるなど,意欲的に活動している。