創作ダンス「遊」
ダンスがつなぐ高齢者の方々の喜びが、メンバー全員にとっての喜び。
団体名 | そうさくだんす「ゆう」 創作ダンス「遊」 |
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地域 | 東大阪市 |
構成員 | 50名 [構成員数/65歳以上の者の占める割合:80%] |
活動概要 | 八戸の里老人センターの同好会「リズムダンスクラブ」のメンバーが中心となって結成。高齢者施設や障害者施設等の慰問活動を中心に、周辺地域の自治会の取り組みや市の行事などに積極的に参加している。 |
(注)構成員等は、平成26年4月1日時点
高齢者施設の方と一緒にダンスを楽しむ活動。
高齢者施設では、何人もの方が楽しそうに花笠音頭を踊っていました。踊り始めこそぎこちなかった動きも、時間が経つにしたがって様になり、笑顔が広がっていきます。
その日は、東大阪市のボランティアサークル「創作ダンス『遊』」が高齢者施設を訪ねる日。メンバーがダンスを披露するだけではなく、施設利用者も曲に合わせてダンスを楽しみます。誰もが参加できるこの慰問活動は、施設の利用者もスタッフも心待ちにしているイベントです。
「創作ダンス『遊』」は、昭和62年にスタートした八戸の里老人センターの同好会「リズムダンスクラブ」のメンバーを中心に、平成17年5月に結成されました。リズムダンスを指導している室川さんが、「老人センター内だけでの活動にとどめておいてはもったいない」と考え、社会福祉施設への慰問活動を始めたのがきっかけです。
100歳の方でも踊れる振り付けであること。
現在、月平均1〜2回のペースで高齢者施設や障害者施設などの慰問活動を行っています。このほかに市や周辺地域の自治会の催しなどにも参加。ダンスを披露したり、施設利用者と一緒に踊ったりしながら、高齢者主体の支え合い活動を行っています。
創作ダンスの振り付けは、指導にあたる室川さんの担当です。耳馴染みのある曲を中心に年に10曲ほど、これまでに120〜130曲の振り付けを考えました。
「時代に合った新しい曲を採用しながら、100歳を超える高齢者の方でも無理なく踊れるように気を配っています」と、創作にあたってのポイントを話しています。
待っている人がいる限り創作ダンスを続けたい。
長年にわたり活動していると、高齢者の方との様々な交歓があります。その中でも、特に印象に残っていることがあるといいます。
「いつも車椅子に座っていらっしゃる方が、ダンスを踊ろうと立ち上がられたんですね。これには施設のスタッフのみなさんも驚かれて。それまで車椅子から立ち上がった姿を見たことがなかったそうなんです」と、室川さんは当時を振り返ります。「この活動をやっていてよかった」と心から実感したエピソードです。
一度訪問した施設からは定期的に依頼があるため、今後も、現在の活動を長く続けていくことが目標です。そして、新たな施設への訪問など活動の幅を広げるために、新たな会員の獲得を目指しています。
創作ダンスの活動は、「遊」のメンバーたちの喜びであるとともに、施設などの高齢者の方々にとっての喜びでもあるのです。