健幸度UPサークル「遊悠クラブ」
「幾つになっても健幸で元気」を目指し、仲間との交流も楽しむ運動サークル。

団体名 けんこうどあっぷ さーくる「ゆうゆうくらぶ」
健幸度UPサークル「遊悠クラブ」
地域宮城県(黒川郡富谷町)
構成員55名 [構成員数/65歳以上の者の占める割合:76%]
活動概要町の健康教室修了生により設立された運動クラブ。体を動かすことを楽しみ、楽しみながらできるスポーツで筋力を蓄え、寝たきり引きこもりを防ぐ活動を行っている。「幾つになっても健幸で元気」をめざしている。

(注)構成員等は、平成26年4月1日時点

体を動かすことを楽しみ仲間との交流も楽しむ。

健幸度UPサークル「遊悠クラブ」1

 体育館に笑い声が響きます。その日の定例会はソフトバレー。うまく打てれば、笑顔。失敗しても、笑顔。体を動かすことも、仲間と過ごすことも楽しい、そんな空気に満ちていました。
 ソフトバレーを楽しむのは、健幸度UPサークル「遊悠クラブ」のメンバーです。
 平成15年、富谷町が主催する「健幸度UP運動教室」が、60歳以上の男性を対象に8回開催されました。その修了者から「運動を続け、仲間とまた会いたい」という声が上がり、また参加者の家族の希望もあり、平成17年に「遊悠クラブ」が結成されました。
 「遊悠クラブ」は、体を動かすことを楽しみ、楽しみながらできるスポーツで筋力を蓄え、寝たきりや引きこもりを防ぐ活動を行っています。また、楽しく交流する機会も多く、会員同士が教え合い、支え合い、ふれあいながら、定例会はもとより町主催の事業にも積極的に参加。「幾つになっても健幸で元気」を目指しています。現在の会員は55名。夫婦での参加も多く、何年も続ける方がたくさんいます。
 クラブ結成時には定例会は毎週火曜日の夜だけでしたが、会員の要望を受け、平成18年からは金曜日の昼間、平成20年からは水曜日(卓球部会)も加わりました。
 クラブでは、活動にあたり以下の趣旨を会則に盛り込み、その実現に努めています。●「体力維持・増進」に努め、続ける努力をする。●運動することを「楽しみ・習慣化」できるよう工夫する。●運動することを楽しめるように会員に合う運動種目を取り上げる。●各種イベントを通じ「仲間づくり」を図る。


仲間と楽しむことが、「健幸」でいられる秘訣。

健幸度UPサークル「遊悠クラブ」2

 「遊悠クラブ」の活動は、4カテゴリーに分けられます。1.定例会(火曜日夜・金曜日昼・水曜日卓球部会)では、約2時間スポーツを楽しみます。ソフトバレー、卓球、バドミントンの他、外部講師による貯筋体操、スローヨーガ、足もみ健康講座など。2.総会、親睦会などを開催。親睦卓球大会、親睦パークゴルフ大会の他、健康づくりの効果を実感するため東北福祉大学で健康度測定も実施。3.富谷町等主催の行事に参加。卓球大会に出場して会員の向上心を高めます。ふるさとまつりでのボランティア、行事への参加は町への感謝として。4.四季学校等主催の行事に参加。田園ランタンまつり、田植え、ほたる鑑賞会、稲刈り、干し柿づくりなどを行います。
 「遊悠クラブ」は、運動やイベントを仲間と楽しむことが「幾つになっても健幸で元気」でいられる秘訣と考え、高齢者の健康維持に欠かせない「心と体の健幸度UP活動」を続けています。