さわやか倶楽部
「さわやかな人生を」という願いが、地域にボランティアの輪を広げる。

人と人が助け合って生きる、その活動理念をかたちに

模擬店でのたこやき

 「人と人とが協力し助け合って生きることは、人として当たり前の行動である」というボランティア活動の理念を持つ「さわやか倶楽部」は、今年で設立から25周年を迎える熟年男性で構成するボランティアグループです。
 昭和63年に社会福祉協議会が開催した「熟年男性の料理教室」に参加した8名の男性が発起人となり、平成元年に「ボランティア活動を通してさわやかな人生を送ろう」と呼び掛けを行い、平成2年に20名の男性が集まって「さわやか倶楽部」を立ち上げました。
 社会福祉協議会が実施するふれあい食事サービス事業の調理・配食ボランティア、有償家事援助サービス、移送サービス協力員など、様々なボランティア活動や育成のための講習会や事業に協力し、地域福祉の向上に力を注いでいます。

他グループの支援、地域のボランティアの輪を広げる

調理ボランティア

 会独自の活動では、障害者施設利用者との交流会・昼食会を年2回開催。社会福祉協議会の障害者施設3施設の利用者(約50名)に手作りの昼食を提供し、コミュニケーションを図り、会員の障害者理解を深め、障害者福祉の向上に寄与しています。
 市や地域行事の福祉バザーに模擬店を出店するなどのボランティア活動にも積極的に参加しています。模擬店で提供するたこ焼き、焼きそばは市民からも愛されています。市や地域の行事などに参加して盛り上げるだけでなく、会の活動費の確保も目的の一つです。
 調理ボランティア活動は、毎月第4・第5水曜日と木曜日に行っています。第2水曜日には、他のボランティアグループの支援活動を行い、その他にも社会福祉協議会が行うボランティア育成事業に協力し、地域でのボランティアの輪の広がりに協力しています。

大切なのは、会員たちが顔を合わせる機会づくり

 市や地域行事への参加、社会福祉協議会の調理ボランティア養成講座などに企画協力するなどし、地域住民に限らず幅広くさわやか倶楽部への入会を勧めています。
 会員同士の親睦を深めるため、そば打ち・うどん打ち教室、親睦旅行、同好会などを企画し、会員の孤立、孤独の予防にも成果を上げています。
 今後とも会員同士が顔を合わせる機会が少なくならないよう、新たな魅力的なプログラムを企画していきます。
 近くに活動25周年を迎えるので記念誌を作成し、会のPRを積極的に行っていきます。