芦城地区老人クラブ連合会高砂会
子供たちとふれあう運動会で、地域の世代間交流と絆が生まれる。

子供たちの成長を見守り、高齢者は元気をもらう

ニュースポーツ大会

 「芦城地区老人クラブ連合会高砂会」では、世代間交流の一環として、年に一度「子供と遊ぼう楽しい運動会」を開催しています。
 この地域ぐるみの「子供と遊ぼう楽しい運動会」の歴史は古く、昭和46年から始まりました。運営は会員の孫や地域の若者が中心になって行っています。
 芦城校下に居住している小学生以下の子供たちや、会員の孫などと一緒になって行う運動会を通じて交流し、子供たちの成長を見守り、会員をはじめとした地域の人たちに元気を与えるイベントとして平成26年で43回目の開催を数えています。
 毎年6月の第2日曜日に、芦城校下から子供たち、その親、会員メンバーの高齢者など約500 人が運動場に集い、みんなが楽しみながら交流を深めています。運動会当日は、芦城校下の体育協会や看護学校の教員や生徒の協力を得て、プログラムを楽しみながらも「怪我がなく、楽しい一日を過ごせるように」と努めています。

満65歳を迎える慶人式、若い世代をつなぐ儀式に

慶人式

 高砂会では毎年、満65歳を迎える方を対象とし、会の入会式でもある「慶人式」を主催しています。「慶人式」を人生の「実りの秋の始まり」として捉え、「まだまだこれからも社会に貢献していくぞ」「これからも人生を楽しんでいくぞ」と、参加者はそれぞれが心を新たにしています。この慶人式が、若い世代との交流をつなぎ、長く活動を継続する秘訣となっています。

社会貢献活動として、県庁から表彰

 平成26年には地域で積極的に社会貢献活動を行っている老人クラブとして認められ、「第18回がんばる老人クラブ」として選ばれ、知事表彰を受けました。
 「長く続けてきた活動が認められて、受賞したことを会員一同喜んでいます。これからも世代間の隔たり、年代の垣根が邪魔しないように、地域住民の交流を深める活動として、末長く活動を継続し、地域社会に貢献していきたい」と、代表の土肥茂弘さん。