こくら南サポーターズ
老人保健施設や障害者施設などを中心に、地域に笑顔を増やすボランティア活動。

地域の誰もが認めるボランティア意欲の高さ

社会福祉協議会募金活動の応援

 地域の福祉活動の中核となる区社協の支援や小倉南区内の老人保健施設などの様々な活動を応援し、地域での福祉サービス向上に役立つ活動を行っている「こくら南サポーターズ」。
 北九州市社会福祉協議会の虚弱高齢者送迎サービス活動の主力でありながら、「こくら南サポーターズ」としての活動も行っており、地域でも、そのボランティア意欲の高さが認められています。
 「誰でもできる範囲」での活動が考慮されており、発足以来70名前後のメンバー数をキープしているボランティアグループです。

年間延べ588人が活動 依頼に70人がフル稼働

福祉施設での運動会お手伝い

 送迎サービスに参加している小倉南区担当のボランティア約200人の中からの「もう一歩のお手伝い」という地域の活動を手伝いたいといった希望の声に応えて、小倉南区社会福祉協議会の事業の応援、小倉南区内の福祉施設を支援する活動を始めました。平成25年度は、延べ558人のボランティアが活動しています。
 発足5年目の23年度以降の主な活動内容としては、老人保健施設や知的障害者施設などでの外出支援や催事の際の見守り活動、小中学校の福祉教育や障害者バスハイクの見守りなど小倉南区社協への応援活動です。平成25年度は、施設などへの応援活動の割合が6に対し、南区社協への応援が4の割合となっています。

活動要請が増えると、求められる喜びが増える

 高齢者の増加もあり、小倉南区社協のボランティア市民活動センターには、日々、福祉に係わる相談が寄せられ、「こくら南サポーターズ」は、このセンターを窓口に活動要請に極力応えています。活動可能な人員が、ほぼフルに稼働している状況です。
 「今後も活動要請に積極的に応えていきます。発足以来、70名前後のメンバーでやってきているので、この先は100名くらいまで増やしたい」と代表の井上俊二さん。
 「こくら南サポーターズ」では、「地域に笑顔を増やす」という活動の喜びを伝えながら、活動内容の充実を図るなど、ますます地域活性化に役立つ新たな展開を考えているようです。