周望学舎シルバーバンク
知識・技能・労力のボランティア預金を必要とする個人や団体に払い出す仕組み。

自分の知識や技能を登録してニーズに応じて提供する

昔あそび指導

 周望学舎第1回修了者の有志が集い、学舎で学んだことや自分が持っている知識、技能、労力を社会奉仕に活用することはできないかと誘い合って結成された「周望学舎シルバーバンク」。
 「シルバーバンク」は自分が持っている知識や技能を登録し、それを必要とする個人、団体のニーズに合わせた技術、能力、労力を提供していく仕組みです。「銀行の預金と払い出し」の仕組みに似ていることから「シルバーバンク」と命名されています。

結成34年余りを経ても成長と進化を続ける活動

折り紙指導

 昭和55年9月1日に設立した「周望学舎シルバーバンク」は、年々、活動を充実させて結成以来34年余り、多岐な活動を展開し、現在に至っています。
 中でも、友愛活動は、生け花指導、読み聞かせ、ハーモニカ演奏、折り紙指導、お手玉指導、習字指導、竹細工、マジック、子育て支援、昔遊びの指導と多岐にわたっています。その他、地域のお祭りやふれあい交流会など、会員一人一人が趣味や特技を生かして楽しみながら活動しています。
 また、北九州市立年長者研修大学校「周望学舎」の年間研修コースのカリキュラム( テーマ: ボランティア活動実践・交流) においても講師を務めるなどの活動も行っています。

バンクと呼ばれる組織に相応しい活発な活動内容

 「今後も、粛々と『ボランティア預金』と『払出し』を継続して行っていきたい」と代表の吉村静夫さんは話します。
 活動企画や運営に関する綿密な打ち合わせを行う毎月定例の役員会・委員会をはじめ、調査・研究活動として、活動報告や記念講演を行う「シルバーバンク総会」、定期会報誌「バンクだより」の発行、年長者ボランティア活動とシルバーバンクを理解してもらうための講義と実技指導及び新規会員募集説明会を行う「周望学舎研修生コース研修」、その他にもシルバーバンク主催の様々な「研修会」「研修旅行」など、組織づくりに関しても活発に様々な努力を重ねています。