四街道市レクリエーション協会
子供から高齢者までが生き生きとし、会員も活動を誇りに思える場所づくり。

家庭教育、学校教育、地域づくり 様々な活動に高まる期待

あそびの城しゃぼん玉

 「四街道市レクリエーション協会(通称:レク協会)」は、昭和56年市主催の「レク・インストラクター養成講習会」の参加者によって設立。
 会員は、それぞれの特技や趣味を持ち、普段は市内の様々な団体の中核としても活躍中の、市内で展開するボランティア活動のノウハウを学びたいという意欲のある人たちばかりです。
 会員が支援をする活動は、参加する子供から高齢者までが「いきいきできる居場所」、会員にとっても存在を認められ誇りに思える「おとなの居場所」です。家庭教育、学校教育、地域づくりなど、様々な方面の信頼を得て、活動への期待は高まり、依頼もますます増えています。

平日開催の依頼も盛り上げる平均年齢71歳の会員たち

ペットボトルボ-リング

 レク協会の活動では、①親を対象とした子育て支援や子供が対象の「放課後 子ども教室」②親子を対象とした「ナイトハイク」「ウォークラリー大会」「クリスマス会」③高齢者向けの「介護予防教室」や「高齢者いきいき倶楽部」④障害者向け「レク・スポーツ教室」など、様々な人たちを対象に、会員の特技を提供します。
 四街道市や学校関係、地域団体などからの依頼も年々増えて、レク協会の活動の場はどんどん広がっています。
 活動には、主催事業の他に依頼事業もあります。休日に限らず、平日開催の依頼もあります。そこで活躍するのが、平日活動のスタッフ。「レク協会」会長の中島隆さん(81歳)を筆頭に70代の会員(平均年齢71.0歳)たち14名です。

「放課後子ども教室」は会員にとっても心の拠り所に

 平日活動の1つでもある「放課後子ども教室」は、平成16年から「子供の居場所づくり」として月2回の活動を行っています。中でも「つくってあそぶ」は子供たちにも大人気で、保護者や学校にも信頼を寄せられています。レク協会にはクラフトが得意な会員が多く、会員にとっても「おとなの居場所」になっており、そこでのコミュニケーションは、会員一人一人の心の拠り所にもなっています。
 「定例会は、毎月第1日曜日の13時から15時まで開催しています。会員同士がお互いを高め合いながら『レク・スポーツ』関連の資格取得を目指して学ぶなどし、その学びを指導・支援などにも生かしています。また、活動運営は市民ボランティアや地域の民生委員の方などにも支援してもらっています。会員同様、皆さんも高齢ではありますが、個々の趣味・特技を生かし、活躍の場をともに広げてくれています」と協会代表の中島隆さん。
 「今後は、近隣の大学や高校にボランティア募集の呼びかけなども行いたい」と意気込んでいます。