令和2年度 エイジレス・ライフ実践事例

都道府県・指定都市・中核市及び高齢者関連団体から推薦のあったエイジレス・ライフを実践する75名、社会参加活動を行う59団体の中から、内閣府に置かれた選考委員会(委員長:松村直道 茨城大学名誉教授)の案を踏まえ、内閣府において、今年度のエイジレス・ライフ実践事例(個人)46名社会参加活動事例(グループ等)45団体を決定しました。

決定されたエイジレス・ライフ実践者に対し「エイジレス章(しょう)」、社会参加活動団体に対し「社会参加章(しょう)」を章する書状を交付するとともに記念の楯を授与します。

令和2年度 エイジレス・ライフ実践事例及び社会参加活動事例選考委員会

委員長
 松村 直道茨城大学名誉教授

委員
 有馬 廣實拓殖大学名誉教授
 大島 典子日本テレビ放送網(株)コンプライアンス推進室考査部
 佐藤 摩利子国連人口基金東京事務所所長
 竹川 智子(株)フラン代表取締役
 小木曽 尚登愛知県福祉局介護推進監
 (敬称略)

エイジレス章受章者

北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州 | 関連団体

※ 年齢は令和2年4月1日現在

北海道・東北ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
氏名
年齢 エイジレス・ライフの概要
1 青森県(青森市) しらかわ のぼる
白川 登
73  『青森ねぶた祭』の名脇役である「金魚ねぶた」を"自分で作る"ことにより地元の文化を愛し、青森を好きになってもらう活動を38年にわたり幅広い世代に指導し続けている。「金魚ねぶた」の制作作業工程は煩雑であるが、「どうせやるなら楽しく」をモットーに下準備に手間暇をかけ、情熱をもって文化伝承している。また、旅先に自作の「金魚ねぶた」を持参してプレゼントし、青森の文化のPRにも一役かっている。
2 岩手県(奥州市) うめもり けんじ
梅森 健司
87  ふるさとの先人・後藤新平の記念館長として後藤新平顕彰会設立に尽力してきた。自書「後藤新平物語」をテキストに顕彰寺子屋講師、各種講演等の活動を通じて先人の偉業やその精神を次世代に継承している。さらに自宅に図書館を設けて1万3千冊以上の蔵書を有している。また、地元新聞に26年間寄稿し続けており、新聞紙上を通じて広く読書の大切さ、言葉の重みを紹介している。
3 秋田県(羽後町) じょうぼう あつこ
上法 篤子
82  平成20年から認知症予防を目的とした団体を創設してリーダーとして活動を始め、その後認知症の人とその家族を支える活動まで幅を広げている。西馬音内盆踊りの音頭を取り入れたオリジナルの認知症予防体操を考案し普及を図っているほか、食堂での認知症カフェの運営、小学生向け認知症サポーター養成講座の講師、高校での高校生との交流の場づくりなどにも取り組んでいる。共生社会をめざした地域づくりの中心的存在として町の認知症施策を中心に大きく貢献している。
4 福島市 あかま としはる
赤間 利晴
81  昭和46年に、黒岩春日神社雅楽会に入会したことを機に社会参加を始める。以後様々な団体を立ち上げ育成し、社会との繋がりを学び人との繋がりを大切にしてきた。地区に続いて福島市芸能協会を設立し、現在までの40年間会長職を務める。故郷主題の楽曲創作、油絵制作や自作著書を図書館へ寄贈、民俗芸能の伝承、六六オロチ祭りの創設、健康寿命延伸施策「健康笑い」の提唱など、現在も多岐に亘り活動を行う。
5 郡山市 あらかわ みえこ
荒川 美枝子
82  平成18年8月、地区老人クラブ女性部の立ち上げにリーダー的な役割を果たし、老人クラブへの女性の参加に大きく貢献している。その活動は現在も活発に続いており、健康体操、料理教室等の開催や、地域の小学生との世代間交流など多岐にわたっている。また、福島県老人クラブ連合会副会長兼女性部長と郡山市老人クラブ連合会副会長の二つの要職に就き、老人クラブ連合会の発展に寄与している。
6 郡山市 おおわだ えいこ
大和田 榮子
73  市職員(保育士)を退職後、歌謡音楽講師として広く活動を続けている。
 平成19年4月からは、ふるさと音楽愛唱会を設立し、ふるさとをテーマにした音楽を地区の芸能祭に取り入れ、町内会、老人クラブ、地区の子供たちと一体となった音楽活動を続けている。また、東日本大震災で避難されている方を元気づけるため、歌謡音楽指導者として母校の高校生と連携して、ふれあい活動の手助けを行っている。
7 郡山市 むなかた やすし
宗像 康
81  中田公民館長在職時に公民館事業として「海老根和紙体験講座」を開催し、一旦は途絶えた手すき和紙を復活させようという地域の気運を高め、退職後は地域の有志により結成された保存会の事務局員として尽力し、現在は会長を務めている。海老根和紙の原料育成と採取、和紙漉き指導、地元小中学校及び地域外への児童生徒・各種団体への海老根和紙の存続活動、後継者の育成に努め、多くの方々に海老根和紙の魅力を伝えている。
関東・甲信越ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
氏名
年齢 エイジレス・ライフの概要
1 千葉県(松戸市) はまの きみよ
浜野 君世
70  45歳から25年間、学童保育所(放課後児童クラブ)にて指導員として従事し、日常生活及び多くの季節行事に携わり、その行事及び学年を超えた交流を通して、子どもの目線に立ち、子どもの責任感を培うことで、目標に向かって突き進む強い心を持った子どもの成長を導いている。そして、子ども一人一人を受け止め、温かく見守ってくれるだけでなく、保護者が悩んだ時には、長い指導員の経験を活かし良き相談者として、子どもと保護者に絶対的な安心感を与え、親子が共に成長できる場を提供している。
2 東京都(江戸川区) むらた きよはる
村田 清治
87  地域の安全・安心を守るため、警察官を務めた経験を活かして自らシルバーポリスの会を設立して、防犯活動や学童の見守り活動などを実施している。また、地元の老人クラブ(くすのきクラブ)の会長やソフトテニス連盟の副会長なども務め、多方面で指導的な役割を果たす。令和2年度には、江戸川区くすのきクラブ連合会及びシルバー人材センターの会長に就任し、江戸川区全域の熟年者の地域活動や就労をサポートする立場となり、より活躍の場が広がっている。
3 東京都(小金井市) おくむら ひろこ
奥村 弘子
76  主婦になって始めた水墨画で、数々の賞を受賞し精力的に活動している。平成13年に入会した老人クラブでは水墨画サークルで懇切丁寧な指導を行い、令和2年中に満19年を迎え受講者数は延べ5千人になる。また、毎年2月に老人クラブの会員と共に作品を発表し、会員にとても喜ばれている。現在は、よみうりカルチャー町田で講師をする傍ら、市内の老人ホームで入居者に対し水墨画の訪問指導等を行い、活動の場を広げている。
4 神奈川県(小田原市) しみず いさお
清水 勲
77  物づくりの面白さを伝えたいと、平成24年度から身近なものを材料に、カレンダーや紙コップ風車、独楽等の工作支援活動を始めた。現在は、高齢者福祉施設や保育所、小学校教員や放課後こども教室指導員への指導等を行う他、地域では老人会や高齢者サロン、介護予防の自主グループ、育児グループ等にボランティア講師として出向き地域コミュニティの活性化にも貢献している。
平成30年度実績:28か所 年間123回 参加延べ人数3,034人
5 長野県(平谷村) かわかみ きんし
川上 金司
78  長野県で最小人口400人の故郷の小さな村でも美しく輝く村を目指したい思いから、平成20年度から自然環境を活かしたアイスキャンドルイベントや、文化活動が乏しい村へ新しい風を吹き込む人形劇公演やコンサート事業の企画運営等、住民と行政が一体となって協働の村づくりを推進するため、住民が積極的に参加できる機会づくりに取り組み、地域づくりのリーダーとして多岐にわたり活躍している。
東海・北陸ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
氏名
年齢 エイジレス・ライフの概要
1 石川県(七尾市) やまぎし じろく
山岸 二六
79  交通事故で母親を失った辛い経験から、地域の交通安全に強い思いを持っており、ボランティアとして登下校時の児童の見守りを行うとともに、平成18年からドライバーに子どもの飛び出し注意を呼び掛ける人型の看板づくりを始めた。
 地元の教育委員会や近隣小学校に寄贈した看板は15年間で1,000体を超え、児童及び保護者から感謝されている。
2 福井県(福井市) みのむら ようこ
美濃村 洋子
76  アートフラワーの講師をする傍ら、大阪に通いながら、パーチメントクラフトの勉強をし、55歳の時にパーチメントクラフトIPCA公認講師の資格を取得。その後、県内でパーチメントクラフトを普及するため教室を開始。現在も自宅や公民館等で週3、4回教室を開催している。また他にも、地元の介護予防サロンの手芸ボランティアを約20年、小学校の手芸クラブの講師のボランティアも約6年続けている。
3 静岡県(小山町) ゆやま みねこ
湯山 峯子
78  教員退職後、図書館ボランティア「おはなしポケット」の立ち上げと同時に参加し、以来27年間にわたり、同ボランティアの代表として、こども読書活動推進のための活動を行っている。毎週土曜日に図書館での「おはなしの会」、こども園、保育園や小中学校などでの活動、地域の各施設やイベントに参加し、本の楽しさを伝え、読書活動推進に貢献するなど、地域で大変感謝されている。
4 静岡県(小山町) やまもと あきこ
山本 章子
74  静岡おやま案内人「四季の旅人」に入会し、町内の観光ボランティアガイドとして活動され、現在会長として同会を牽引している。同会のホームページを立ち上げ、町の四季や町の魅力などを発信されている。また、同会は町のイベントに積極的に参加し活躍している。
 体育協会においても副会長の要職に就かれ、民間活力を利用し町の活性化の一翼を担っている。
5 愛知県(大府市) かとう まもる
加藤 守
86  定年退職後に独学で身に着けた木工技術で、世代間交流、交通安全運動啓発活動、地元のお祭りなどを盛り上げるために、長年にわたり延べ2,000名以上の人々へ笛や鳴子、また竹馬や竹とんぼといった昔遊び品などの木工製品を提供し、子どもから高齢者までの幅広い世代の地域住民との絆を深めてきた。
 また、ふれあいサロン、老人クラブ、自治区行事などにも積極的に参加し、ふれあいサロンでは、パン作りや木工体験などを通して高齢者の居場所づくり、生きがいづくりの推進に寄与している。
 86歳になった現在でも耕運機を運転して、自給自足に近い生活を送りながら、木工製品の創作や制作も続けている。
近畿ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
氏名
年齢 エイジレス・ライフの概要
1 滋賀県(彦根市) しばた けん
柴田 謙
76  地域の中心となって「迷惑・違法駐車追放パトロール」および「子どもの見守り活動」を10年以上の長きにわたり実施。
 どちらの活動においても、以前は全く繋がりがなかった同一学区内にある他の自治会にも協力を呼び掛け、加えて市役所や消防署、警察署も含めた地域全体での活動にまで発展させ、着実な成果をあげられている。
2 和歌山県(海草郡紀美野町) もりした とみお
森下 富夫
93  体調を崩した際に薬草の効能を認識し、定年退職後、薬草を本格的に学んだ。その後、薬草の知識を広く啓発するため、県内だけでなく、大阪府や兵庫県でも講話活動を実施し、「薬草を食べる会」の会長も務めた。現在は、自身の体調に気を遣いながら、紀美野町内の地域サロン活動において、薬草の講話を行い、大変好評を得ている。
3 和歌山県(和歌山市) きの まなぶ
木野 学
79  定年退職後、「社会に貢献したい」という強い思いで、ホームヘルパー資格を取得して宅老所を開設し、地域の高齢者に陶芸やシニアエクササイズ体操等の指導を行ったことがボランティア活動の原点となった。
 現在、絵手紙や紙紐工芸教室等を開催し、高齢者の健康や生きがいづくりの一端を担うとともに、県の事業にも積極的に参加して、高齢者から子どもまで世代を超えた幅広いボランティア活動を行っており、地域社会に貢献している。
中国・四国ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
氏名
年齢 エイジレス・ライフの概要
1 岡山県(里庄町) いのうえ はつよ
井植 初代
78  「自分でできる範囲の事を地域で行い、地域も自分も元気になる」ことを目的に、里庄町老人クラブ連合会の副会長・岡山県老人クラブ連合会の女性委員・安全パトロール・学童の送迎・地域の清掃活動・サロン運営・住民主体の「通いの場」を主体的に行っている。ご近所での平成26年より開始したサロン運営や、平成29年7月から始まった「通いの場」では、重りを使用した体操等を週1回行い地域住民の交流の場や情報交換・体調の確認を定期的にする場となっている。
2 高知県(香南市) いなげ のぶ
稲毛 のぶ
70  「地域に集いの場を作りたい」という思いのもと、ご両親が経営されていた洋服仕立て屋を私財で改修し、集いの場「まちづくり交流館 山崎屋」として再生させ、地域に開放している。設立してからこれまで、毎月第1日曜に子ども食堂を、また第3日曜にカフェを、シニアのボランティアや香南市社会福祉協議会等、地元の有志と運営し、地域の世代間交流に貢献している。
3 広島市 きはら かずこ
木原 和子
85  現在、町内会長、学区老人クラブ連合会会長(7単位クラブ)等として、高齢者の健康づくり活動や地域交流活動をリードしているが、決して人に押し付けるのではなく、自らが積極的に行動している。
 地域での活動を中心に、南区老人クラブ連合会副会長・女性部長、広島市老人クラブ連合会副会長・女性委員長としても献身的に老人クラブ活動の発展に寄与している。
九州ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
氏名
年齢 エイジレス・ライフの概要
1 福岡県(鞍手町) よしざわ じゅん
吉澤 淳
82  定年退職後、竹を使い干支などの創作を独学で始め、作品を小学校へ寄贈したことがきっかけで、小学生対象の「竹の教室」・高齢者施設での「創作教室」開始へと活動が発展、年間15回ほど教室を開催している。町内の高齢者、子どもたちに「物づくり」の体験をしてもらうことに使命感を持って日々精進している。現在も年間千個以上の作品配布を行い、人との繋がりや世代間交流を大事にし、地域で感謝されている。
2 長崎県(島原市) さかもと じゅんこ
坂本 順子
72  65歳で笑いヨガと出会い、笑いで人を元気にしたいと活動を開始。介護予防ボランティアの活動をしながら笑いヨガのインストラクターとして、7年間活動を継続しており、様々な高齢者の教室やサロン、デイサービスや公民館活動などを通じて、年間70回以上の活動をされている。参加された人の中には「笑うことができた」と涙を流して喜ばれる方もおり、笑いヨガを生きがいとして年齢を重ねながらいきいきと活動されている。
3 熊本県(益城町) えもり かつき
江森 勝喜
82  平成29年4月に、NPO法人「チーム安永」を設立し、代表を務めながら、現在も活動中。それ以前より長い期間にわたって区長や民生委員を務められた。平成28年の熊本地震によって住民が減ってしまった地元安永の地域活性化のため、安永まちづくり協議会を経て賛同者と共にNPO法人を設立。次世代に継続できる地域づくりを行いたいと、「地域の人の健康つくり」、「防災・減災」、「多世代交流」を活動の3つの柱とし、健康イベントや防災イベント、祭り等を開催している。
4 宮崎県(都城市) ほりのうち いつろう
堀之内 逸郎
83  学校退職後に高齢者との交流が多くなったのを機に、高齢者向け講演活動を始めた。音楽や笑い話を取り入れ漫談で笑いを誘い、参加者と一緒に合唱するなど、講演内容にも工夫を凝らしている。中でも尺八演奏、柴笛、ハーモニカの演奏が会場の雰囲気を和らげ、盛り上げるのに役立っている。やる気を持った高齢者であって欲しいと始めた講演は、ただ単に歳を重ねるだけでなく、常に希望と夢を持ち、何事にもプラス思考で取り組むことの大切さを強調している。近年は県老人クラブ連合会の老年開発講師として近隣、市町老人クラブから依頼され、歌と笑いを通じて、健康や生きがい、前向き人生などについての講演活動が好評である。
5 沖縄県(うるま市) なかもと じせい
仲本 時盛
94  今年94歳という高齢にも関わらず、2007年からボランティアメンバーの声かけパトロール隊と共に児童・生徒が安全に帰宅することを目的に区内をパトロール。同時に一人暮らしの方々への声かけも行い、地域に密着した活動をし、区民からそのおかげで安心して暮らしていけると感謝されている。また、自治会主催のトリムマラソン大会や健康講座等にも積極的に参加。農業にも従事し、品評会へも出展している。
6 沖縄県(うるま市) やびく みよ
屋比久 美代
80  地域の高齢者が気軽に地域の行事へ参加できる環境を作っていきたいと考えて活動している。その活動の中でも交通安全ボランティアを平成6年から現在まで25年間継続しており、子どもたちの安全を長い間見守っている。また、うるま市児童委員民生委員及び自治会長職を合わせて9年間務めており、現在の民生委員からも絶大な信頼をされている。伝統芸能の継承も積極的に勤めており、地域でも大変感謝されている。
7 沖縄県(うるま市) いけはら ともこ
池原 トモ子
76  地元の川が汚れている事に心が痛み、何とかしたいと思い、昭和58年から一人で川周辺の草刈りを始めた。手伝ってくれる人が一人、二人増え、平成15年に"子ども達が安心して水遊びができる、憩いの場所にしたい"という思いから「NPO法人いひちゃ~川を蘇生させる会」を立ち上げ、地域の企業や団体等に声かけし、いひちゃ~川での川遊びのイベントを開催。また、小学校の環境学習にも取りくむ等、現在も活動は続いている。
関連団体ブロック
ブロック別通し番号 推薦団体名 (ふりがな)
氏名
年齢 エイジレス・ライフの概要
1 認定NPO法人大阪府高齢者大学校(大阪府大阪市) するき いつこ
摺木 逸子
72  「社会的保護から見放されたタイの子供達に生きる力を付けさせたい」と箕面市で教育支援の為に里親里子制度を作った。1992年から現在まで27年間活動を続けている。また、ボランティアで12年間、高齢者施設で絵手紙を教えている、8年間、高齢者施設や障害者児童とそのお母さん、元気なシニアのクラスで笑いの伝道師として活動している。認定NPO法人大阪府高齢者大学校の受講生としても受講生仲間と積極的に交わり、生涯学習を実践している等、多方面で活き活きと活動している。
2 認定NPO法人大阪府高齢者大学校(大阪府大阪市) むぎくら みゆき
麦倉 みゆき
67  小学校教諭を退職後、認定NPO法人大阪府高齢者大学校で科学実験などを扱う講師の養成講座「SA子供教室研究科」を受講しました。「学んで納得し楽しい!すごい!」と思ったことを子供達にわかりやすく伝えたいと小学生を対象に科学教室を開講、2014年から現在まで6年間活動している。他にも認定NPO法人大阪府高齢者大学校法円坂子供教室、大阪府吹田子供科学実験教室、大阪科学フェスティバル等で科学実験講師として参加。また、開催する教室の企画運営にも携わっている等、活動の幅も広く何事にも積極的にチャレンジしている。
3 ナルク水戸(茨城県水戸市)  きくち たかこ
菊池 孝子
82  聴覚障害者の長女の教育、訓練を機に、聴覚障害者を支援するため、昭和56年に手話サークル・しあわせ会を創立、手話通訳者として、水戸市ボランティアセンターの依頼で、小中学校で手話体験学習等公的イベントで手話の普及と啓発に取り組んでいる。またナルク活動として高齢者の病院送迎、買物、掃除など、介護保険対象外の作業依頼に対して、仲間への依頼など、地域のリーダー的な立場で調整作業を含めて日常取り組んでいる。
4 公益財団法人日本レクリエーション協会(大阪府大阪市) むらた まさこ
村田 昌子
80  昭和51年に日本レク協会公認「レク・インストラクター」資格取得を契機に、子ども、親子を対象にレク支援活動を開始。また、高齢者向け軽スポーツ教室や公民館における生涯スポーツの普及活動を行う。平成25年に約38年間のレク支援活動をもとに、高齢者、障がい者、乳幼児を持つ親子を対象に新たな地域交流の拠点「コミュニティサロンほっこりハウス」を自宅を改装して開設し、地域住民の交流や健康寿命延伸に貢献している。
5 公益財団法人あしたの日本を創る協会(神奈川県相模原市) えんどう ひろし
遠藤 博
74  58歳時に自治会役員になったのを機に、会社で経験しなかった地域活動中心の生活に入る。相模原市「市民平和の集い」実行委員、相模原市等主催の講座の講師を担当。同上鶴間公民館ホームページ作成委員長。平成22年にNPO法人学びサポート研究会を立上げ事務局長に就任、高齢者対象の講座や、子ども映画まつり等を開催し地域を巻き込み感謝されている。かながわのあすを築く生活運動協議会入会後は理事として活発な活動をしている。
6 公益財団法人さわやか福祉財団(千葉県市原市) やまだ はるお
山田 治男
94  定年後、平成12年人と人とのふれあいを大切に互いに助け合う団体「NPO法人青葉台さわやかネットワーク」を設立し初代理事長に就任。子どもの登下校見守りを20年以上続け、小学校の空き教室を「ふれあい塾」とし子どもや地域へ開放。休憩時間になると子ども達がお目当ての遊びを指導してくれるボランティアのところに集まり、昔懐かしい遊びに夢中になる。放課後は茶道や俳句等の塾となり高齢者が活躍している。
7 公益財団法人全国防犯協会連合会(茨城県土浦市) あきま てつお
明間 鉄夫
79  会社を定年退職後、地域のための活動をしたいと地区の副区長、区長を歴任。また防犯連絡員、セーフティ・マイタウン・チーム員、地域交通安全活動推進委員協議会長などに委嘱され、地域・交通安全に携わり、通学路の立哨、小中学校の防犯教室、特殊詐欺被害防止、違反広告物除却、住宅・車両防犯診断等を行っている。また、市のいきがい対応型ディサービス事業補助施設の運営委員長、地区の防犯パトロール隊長も担うなど地域社会のリーダー的な役割を発揮している。
8 公益財団法人全国防犯協会連合会(熊本県熊本市) ふじもと としゆき
藤本 俊行
83  昭和55年に山鹿警察署長から少年補導員として委嘱を受け、32年の長きにわたり少年の健全育成・非行防止活動に尽力するとともに、平成18年には植木地域防犯パトロール隊を設立し、副隊長として青パトを運用したパトロール活動、児童生徒の見守り活動を現在まで継続して行っている。また、平成24年から山東校区防犯協会長として、安全安心まちづくりのため防犯ボランティアの拡充や広報啓発活動にも取り組んでいる。
9 社会福祉法人千葉県社会福祉協議会(千葉県長柄町) かねこ すすむ
金子 進
75  62歳から介護職、6年後から介護認定調査員。その傍らNPO法人を立ち上げ介護職員初任者研修講座を開設。その後、町の助成金と自身無給で町民無料の講座を実施している。少子高齢化と人口減少が顕著な長柄町の活性化目的で高齢者主体の「介護力日本一」への町づくりをスローガンに掲げ、6年間で69名の資格取得者養成(日本人口ベースでは112万人相当)。町と既取得者と一体で在宅介護・意識改革を推進。この実証を全国へ展開すべく著書やミニ講演で広報開始している。
10 一般財団法人日本郵政退職者連盟(北海道帯広市) さわだ ただお
澤田 忠夫
89  お世話になった地元に恩返しの意味で、平成3年から取組んできた防犯活動を役立たせたいとの思いから、小・中学校の見守り活動、年金支給日には大型スーパー等での高齢者に対する特殊詐欺防止策の訴えを防犯だより、地域安全ニュースを自ら作成配布している。更には市の広報、町内会の防犯広報活動に精力的に取り組み、長年の実績と功績に高い評価を受け、北海道知事及び北海道警察帯広署長から感謝状を受賞したほか、同署長から町内に在所する交番の「柏林台交番連絡協議会委員」として委嘱され、住みよい地域づくりに貢献している。
11 一般財団法人日本郵政退職者連盟(新潟県佐渡市) いいやま ひろむ
飯山 弘
87  地芸・地唄のほか、ハーモニカ演奏、公民館の教室で習ったマジック、佐渡とゆかりのある良寛の詩歌の吟詠などの公演を行う「老老やっとこさ座」を妻とともに平成16年から創設し、島内の老人会、婦人会、福祉施設、集落などを訪ねて公演を行っている。
 訪問先からは、「毎日の暮らしに安らぎタイムとなる」と喜ばれている。愛知県にある日本福祉大学の木戸教授が研究している高齢者の生きがいの材料としても取り上げられ、同教授が佐渡に訪問された際に会談もなされた。
 87歳の高齢となった今も地域住民の生きがいの醸成に貢献するなど、その活動は地元住民から賞賛されている。
12 一般財団法人日本郵政退職者連盟(長野県長野市) ながいずみ ひろし
永泉 洋
82  郵便局を退職後、生まれ育った長野の地域の文化・芸能活動の維持・発展に貢献したいとの強い想いを持って「地域の中で生まれ、地域の中で育ち、地域の中で愛される」をモットーに、平成16年8月から太鼓グループ「三登山太鼓」(みとやまだいこ)を結成した。結成以来、年間25~35回の演奏活動を毎年行っている。
 また、地域活動だけでなく東日本大震災被災者への「心の復興」を願い、平成24年「心の復興支援プロジェクト」を結成して、毎年3月11日を中心に福島県いわき市に出向いて「三登山太鼓」の演奏を通じて、被災地の皆様と交流を図り「元気と感動」を与える活動を行っている。さらに、出前演奏活動のスケジュール計画や経費計画などの策定も担い、グループの中心的な役割を果たしている。
13 一般財団法人日本郵政退職者連盟(富山県富山市) かねだ しゅういち
金田 修一
73  富山市朝日地区は、昭和26年に市街化調整区域に指定されたため、入居住宅等の建築が全くなくなるなど少子高齢化が進展、小学校では複式学級が増加し児童数は40名台まで減少した。退職後、地域の人たちと連携し朝日地区を活性化するため「就学児童を増やす取組」を開始。①地域のPR活動、②小規模特認校指定への取組・PR、③放課後児童クラブ「朝日キッズ」の設置、④未婚の男女に出会いの場をお世話する「朝日おせっ会さん」の設立等、徐々に活動が定着し来年度の児童数は59名まで増加する予定である。こうした活動が地域の活性化・融和に大いに貢献し大変感謝されている。
14 一般財団法人日本郵政退職者連盟(滋賀県栗東市) こいずみ かずお
小泉 一夫
83  育てられた地域に恩返しがしたい、が出発点。平成13年に市の「生涯学習のまちづくり審議会委員」の指名を受け子供の育成に携わりたいと考え「治(はる)たっ子広場」事業をスタートした。この事業の中で、小学校4~6年生約30人が公民館での寝泊まりを通じて共同生活が体験できる「治田宿」で中心的な役割を担った。また、毎週金曜日に1~4年生までの子供達約60人を小学校の体育館に集め、日本の四季に伴う伝統行事を教え、一緒にゲームやスポーツ、宿題をしたり友人の輪を広げるよう指導している。地域の子供達の育成、子育て支援、子供の居場所作りを中心に活動を続けている。
15 一般財団法人日本郵政退職者連盟(徳島県名西郡石井町) かいはら としふみ
海原 敏文
72  学生時代に習得した絵画の技術を生かし、版画、油絵、絵手紙、川柳漫画など幅広い分野で作品を生み出し活躍している。現在は、徳島県石井町の「石井美術の会」会長を務め、会員の技術向上に向けた指導を行っている。また、徳島市内の空襲場面や被災地の惨状を版画で表現した作品展を開催し、徳島新聞に平和運動の活動状況が掲載されている。また、愛知県の「がまごおり絵手紙大賞」で特別賞、「坂井市の日本一短い手紙」での一筆啓上賞大賞を受賞するなどの活躍もめざましく、現在はコミュニティーセンターで絵手紙の講師を務めるなど多岐にわたり活躍しているところである。
16 日本退職者連合(岡山県岡山市) かつべ こうへい
勝部 公平
73  自由な時間をもっと大切にしようと気づかされ、以降地域の自然環境と基にして、親子キャンプを主催し、その体験学習のなかでたくましく生きる子育てを広めている。里山の荒廃にも着目し、仲間を集めてその再生活動を定年退職後のコミュニテー作りとしている。また、地域インフラを生活の豊かさにつなげるため地域インターネットニュースの編集長として取材し掲載している。物と心の豊かさのバランスを重視した活動を続けている。

社会参加活動事例(社会参加章受章団体)