令和5年度 エイジレス・ライフ実践事例

都道府県・指定都市・中核市及び高齢者関連団体から推薦のあったエイジレス・ライフを実践する89名、社会参加活動を行う66団体の中から、内閣府に置かれた選考委員会(委員長:有馬廣實 拓殖大学名誉教授)の案を踏まえ、内閣府において、今年度のエイジレス・ライフ実践事例60名社会参加活動事例42団体を決定しました。

決定されたエイジレス・ライフ実践者に対し「エイジレス章」、社会参加活動団体に対し「社会参加章」を章する書状及び記念の楯を授与します。

令和5年度 エイジレス・ライフ実践事例及び社会参加活動事例選考委員会

委員長
 有馬 廣實拓殖大学名誉教授

委員
 片桐 実央銀座セカンドライフ株式会社代表取締役
 澤岡 詩野公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団研究部
主任研究員 工学博士 専門社会調査士
 菅原 育子西武文理大学サービス経営学部
健康福祉マネジメント学科准教授
 藤原 佳典東京都健康長寿医療センター研究所副所長
 小池 達哉姫路市市民局生涯現役推進室室長
 (敬称略)

エイジレス章受章者

※ 年齢は令和5年4月1日現在

通し番号 活動地域 (ふりがな)
氏名
年齢 エイジレス・ライフの概要
1北海道
赤平市
植村 正志(うえむら まさし)74 「人と地域を思い、貢献する。」との意の下、昭和59年4月から防犯協会会員となり、地域に密着した防犯活動に尽力している。平成18年に自主防犯ボランティア団体を結成してからは、こども見守り活動や高齢者訪問を通じて特殊詐欺被害防止対策を推進し、割れ窓理論に基づいた市内一斉環境美化活動を継続的に実施している。また、自社所有の建物を「安全の駅」と称して防犯活動の拠点として活用し、毎年市民参加型防災イベントを開催するなど、地域の安全安心に貢献している。
2 青森県
三沢市
清野 正雄(せいの まさお)85 中学校社会科教諭を定年退職後、能面に興味を持ち、能面教室に約5年間通い、独学で腕を磨き面打ち師となる。知人や神社・仏閣に奉納を続け、己に満足することなく、新作の創作に打ち込んでいる。また、能面の魅力を伝えたいとの思いから、能面講座・個展を開催し、面に触れ、実際に着けてもらうなど、見て触れる機会を積極的に設け、現在に至るまでの25年間、普及活動に尽力している。
3 青森県
むつ市
千葉 良雄 (ちば よしお) 87  ボーイスカウト活動を長年務め、昭和54年より公益財団日本レクリエーション協会公認指導者として活躍している。本県のチャレンジ・ザ・ゲーム公認記録会の運営に第1回より継続して20年間勤め、全国1位の公認記録審判を務めた。県インディアカ協会及び県フライングディスク協会の発足時より県内普及に寄与している。その他、綱引き、ダーツ及び、トランポリンについても公認指導員として普及に尽力している、スポーツレクリエーション指導者である。その他、小学校1年生の生活科の授業に「昔遊び名人」として、地域高齢者からの学びの場に参加し、「こま回し名人」と慕われている。福祉ボランティア・レクリエーション講師として、趣味の切り絵、痛快クイズも得意として、生き生き活動しており、高齢者からの人気も高い。
4 岩手県
奥州市
立花 公夫 (たちばな きみお) 82  教職の定年退職と同時に水沢市家庭相談員となり、不登校児童や生徒の悩み、家庭課題等に親身になってこどもたちの世話に尽くした。平成13年からスクールガードに加入し、登下校児童の安全見守り活動を実施している。町内会事務局長・会長及び姉体地区振興会長を務め、コミュニティの輪を広め、リーダーとして新旧住民の融和を大切に、ふるさと意識の醸成を図り絆を強めた。また、メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手の「ふるさと応援団」結成を提唱し、自ら顧問となって応援しており、老人クラブ会長として地域コミュニティの継承を心に活動しているほか、中高年の「里山登る会」副会長として、高齢者の健康、自然環境保護、仲間の登山アドバイスも担っている。さらに、市民劇や歴史講談に挑戦し、ふるさとの歴史を伝承し、芸術文化の継承発展に寄与している。
5 宮城県
仙台市
久道 悦子 (ひさみち えつこ) 82  老人クラブでは、一貫して男性中心の老人クラブ組織の現状を踏まえ、男女による格差のないクラブ活動の推進に向け、女性管理職登用のための女性部活動の強化やリーダーとなる人材の意識啓発、育成に努め、男女が共に参画できる男女共同参画社会の実現に貢献してきた。仙台市老人クラブ連合会女性部長に就任後は、女性リーダーとして全国老人クラブ連合会の女性代表者会議において、平成29、30年と2年連続で「男女共同参画のクラブづくり」の事例発表を行うほか、令和3年には、関東甲信越静ブロック老人クラブ連合会連絡協議会のオンライン会議において「女性役員やリーダーを増やすには」と題して事例発表を行うなど広く活動をしている。
6 秋田県
由利本荘市
長谷山 博昭 (はせやま ひろあき) 82  在職中から地元民謡同好会に所属し、退職後もアコーディオン伴奏者として市内外の特別養護老人ホームやショートステイなどの福祉施設を慰問するほか、民謡交流発表会や歌声活動などを通じ地域の方々の福祉の向上に大きく寄与している。平成4年には、「東由利芸術文化協会」立ち上げの発起人となり、その後、平成19年4月に東由利芸術文化協会会長に、平成28年4月には由利本荘市芸術文化協会連合会副会長に選任されるなど、更に活動の場を広げている。こうした活動の傍ら、こどもたちの健全育成を目指して、東由利小・中学校の運営協議会会長及び学校支援コーディネーターとして町内の企業・事業所を周り、こどもたちの職場体験も長年にわたり支援している。
7 福島県
郡山市
芦名 房雄 (あしな ふさお) 69  地域住民と行政関係機関との橋渡し役として行政区長を務め、長年、地域要望の実現や行政施策の迅速な推進に貢献した。現在は三穂田地区社会福祉協議会長として、地域の親子間の交流を図る「子育てサロン」等の多様な事業を企画し、行政区長や地域の民生児童委員と連携して実施している。また、地域の交通安全協会の一員として小中学校や街頭での啓発活動に率先して参加するなど、住民生活の安心のため日々各種団体での活動を継続しており、地域全体から厚い信頼を得ている。
8 福島県
郡山市
大和田 廣美 (おおわだ ひろみ) 85  地元郵便局に在職中の20年以上前から書道、書画に興味を持ち、独学の練習により上達し、町内会や各種団体の賞状や感謝状、小中学校の卒業証書等の筆耕を長年行ってきた。また、仏画などを知人や友人、老人クラブ会員に贈るほか、中田町下枝地区の高齢者に向けて冬期間に書道教室を開き、参加者から「書道を通じた脳の活性化と認知症予防になる」と好評を得ている。
9 福島県
郡山市
八重樫 一 (やえがし はじめ) 80  福島県漢字同好会を配偶者と二人で立ち上げ、約20年で全国でも屈指の会員数を誇る同好会に育てた。月に1度の福島県漢字同好会の月例会を郡山駅前の市民交流プラザの会議室で行っており、70歳を超える高齢者の方が続々と集まっている。一人暮らしの方も多い中、コロナ禍であっても工夫を凝らし、会員を励まし応援し続けた功績は、高齢者の生きがいづくりに大きく貢献していると共に、広く漢字の面白さと歴史、漢字の持つ可能性を伝える活動につながっている。
10 福島県
双葉郡大熊町
杉本 征男 (すぎもと ゆきお) 81  東日本大震災以前より行政区の老人クラブ会長として老人クラブの活動に積極的に携わり、現在も、県内各地に避難している会員が交流を深められるよう、老人クラブ連合会長として積極的に各種のスポーツ大会等の交流会を開催している。特に、パークゴルフ大会は、コロナ禍前は100人程度の参加があり、各地に点在している会員の交流の架け橋となった。さらに、老人クラブ会員の積極的な参加を募り、グランドゴルフ大会やニュースポーツ大会を開催した。震災による各地からの支援を受け、中でも兵庫県の老人クラブ役員会との交流会を開催して、表敬訪問を行い支援に対する感謝を伝え、今後の交流を約束しているところである。また、大熊町老人クラブ連合会長と双葉地方老人クラブ連合会長の要職に就き、双葉地方の発展に寄与している。
11 福島県
相馬郡飯舘村
渡辺 富士男 (わたなべ ふじお) 69  飯舘村で生まれ地元で洗濯屋(クリーニング屋)を営んでいた。方言集をまとめてみようと思ったきっかけは、御用聞きで年配の方と話す機会が多く、方言がたくさん混じっていて、気になった方言を何気なく書き留め始めたことである。その後、東日本大震災、そして福島第一原発事故により全村避難をする中で、かわら版「負げねど飯舘!!」(後の「ふるさと飯舘!!」)を発行、避難生活をしている村民の方々が「かわら版」を持ち寄り、話しているうちに、飯舘の方言を後世に伝えていきたいと考え、「福島 飯舘の方言」を自費出版する決意に至った。村長などの協力もあり、学校などに行き、方言をこどもたちにも知ってもらう活動も行っている。
12 茨城県
水戸市
江幡 弘 (えばた ひろし) 84  長年、老人クラブ地区会長として「仲間づくり」を通し、生きがいと健康づくりに尽力している。単位クラブ会長に着任後、グラウンド・ゴルフ教室を立ち上げ普及に努め、地区会長となって以降、会員の健康づくりを推進するとともに、交流の場を兼ねた「高齢者学級」の開催頻度を増やし、地域の高齢者が抱える不安の解消やつながりを作る役割を果たしている。
 老人クラブ加入以前から地域で交通安全活動を行っており、現在も多世代交流を目的とした「エンジョイ柳河」を開催し、スクールガードや昔遊びを通して地域と密着した活動を積極的に行っている。人柄も穏やかで会員や地域住民に親しまれ、地域交流の中心人物として活動を続けている。
13 群馬県
利根郡みなかみ町
番場 正夫 (ばんば まさお) 80  みなかみ町介護保険運営協議会会長を長年務め、高齢者福祉の推進に貢献し、地元では介護予防サポーターとして通いの場や高齢者健康教室において介護予防普及啓発のため、運営協力を行っている。  また、児童の登下校の見守りをまちづくり協議会の活動に繋げ、中心的に活動を行っている。日々通学路に立ち、児童への声がけや通学路の点検など行い、こどもたちの安心安全のため尽力している。協議会では、町名の由来に深く関わる歌人若山牧水が残した足跡を町民に広く知ってもらおうと、「町牧水会」のメンバーと協力して、牧水が町を訪れた際の文章や関連資料をまとめた冊子を発行した。  世代を超えた交流や多様な分野での地域おこし活動をとおして、地域貢献はもちろんのこと、高齢者がいきいきと活躍できる組織づくりを精力的に行っている。
14 千葉県
我孫子市
吉羽 健二郎 (よしば けんじろう) 80  企業退職後の平成13年に有志で立ち上げた特定非営利活動法人「オハヨウ」の理事長に平成22年に就任し、「医療介護事業」、「社会福祉事業」及び「企業支援事業」などの多彩かつ精力的な当該法人の活動をリードしている。さらに、居住している我孫子市でも「我孫子北まちづくり協議会」に参加し、各種イベントの企画・運営を統括する事業部長として、「落語会」、「音楽会」、「講演会」、「市民参加型フェスティバル」などを開催している。また、有志とともに「我孫子駅北口美化委員会」(略称:AKB)も立ち上げ、我孫子市に加え、学校、企業、商店や住民など駅北口を利用する幅広い方から集めた資金をもとに活動している。当該委員会の活動の内、駅北口ロータリーへの「花壇づくり」の活動は、新聞やテレビにも取り上げられた。
15 東京都
目黒区
練合 れい子 (ねりあい れいこ) 74  海外生活やキャビンアテンダント(CA)としての職務経験で様々な形で現地の方に支えられたこと、国籍、性別、年齢、そのような属性にこだわらないつながりや絆があることに魅力を感じ、自分ができることを模索し始めたことがきっかけとなり、在留外国人の高齢化も進んでいることから、多文化共生の地域づくりを目指し活動している。現在は語学ボランティア、ガイドボランティアなどを通して、地域と人との関わり合いを大切に活動し世代、国籍を超え感謝される人財である。
16 東京都
狛江市
松村 雪子 (まつむら ゆきこ) 80  PTA活動を経て、地域の力になりたいという思いを強く持ち、社会教育委員として10年間、市の社会教育の発展に寄与した。東日本大震災の後、地域の共助の重要性を感じたことから、自治会のない地域に町会を設立し会長を担った。その後、狛江市町会・自治会連合会設立の発起人となり、設立後は副会長を担い、市内の自治会連携のきっかけを作った。現在は、狛江市老人クラブ連合会副会長も兼任し、高齢者の人と人との関わり合いを最も大切に考える中で、コロナ禍においても工夫しながら健康体操や音楽会等を実施し、高齢者を元気にする活動等を通じて地域の明るいリーダーとして活動を続けている。
17 神奈川県
横浜市
烏田 次雄 (からすだ つぎお) 82  自治会理事、区老人クラブ会長、区老人クラブ連合会会長、横浜市老人クラブ連合会理事長を務め、現在は横浜市老人クラブ連合会の顧問を務めている。自治会理事に就任後、高齢者援護のための小委員会を設立し、当時の地域の課題であった「一人暮らし高齢者」「昼間一人暮らし高齢者」及び「災害時援護者」を対象とした支援体制を確立した。災害時に円滑な援護活動が行える体制づくりを精力的に行い、災害時の行動基準や支援者に関する個人情報の守秘義務などの周知を図り、援護者と支援者の交流会を実施した。近年では、この体制や仕組みを維持できるよう60代の次世代のリーダーの人材育成に力を入れている。
18 神奈川県
小田原市
西島 邦好 (にしじま くによし) 86  50年ほど前から、近所の花壇や垣根の清掃など身近な清掃活動を行い、現在も毎朝のごみ拾い活動を続けている。
 また、平成8年からは、自身が代表を務める「まちをきれいにする会」を設立、現在は「環境ボランティア協会」の会長も務め、地域環境美化活動の中心を担っている。両会では、市内イベントの前日や翌日に行われるボランティア清掃を年間約7回程度主催し、そのボランティア清掃は、当該会員のみでなく、自治会や、地元企業、小中高校の学生と協力し、多世代交流による地域活動として実施されている。
 清掃活動以外にも、平成18年度から、落書き消去活動も行っており、今までに約18,000個もの落書きを消去しており、治安の向上の一助も担っている。
19 新潟県
糸魚川市
比護 山之助 (ひご やまのすけ) 90  これまでスキー指導員として、「早川スキークラブ」を盛り立て、地域のこどもたちの指導を長年実践し、その功績が認められ全日本功労指導員となっている。
 また、地元で解散寸前の老人クラブを会長として再建した功績が認められ糸魚川市老人クラブ連合会正副会長を8年間歴任している。
 新潟県老人クラブ連合会副会長も務めており、積極的に他の老人クラブと交流を持つなど、歴代最高齢の役員として活躍している。
 “支えられる老人”ではなく&ldquo地域を支える、役に立つ老人クラブ”をモットーに活動の幅を広げ、「高齢者による提言書」をまとめ自治体に配布し、高齢者の&ldquo声”の代弁者として精力的に活躍している。
20 新潟県
上越市
大滝 敏夫 (おおたき としお) 86  頚城区老人クラブ連合会会長を長年務め、地域の高齢者のリーダーとして地元の活性化に努めたほか、地域貢献ボランティア「雁金城跡保存会」では「謙信公祭」で話題となった「狼煙上げ」「法螺貝吹き」などの先駆的役割を担い、役員を10年務めた。
 併せて、地元小学生に対し剣道を15年間教え、多くのこども剣士を育成。
 また、自宅近くのお手製果樹園では、栗・柿・無花果・キウイなどを生産し、こどもたちに収穫体験をさせる等、体験や日本武道を通じてこどもたちの育成にも尽力した。
 80歳を越えた現在も、挨拶、礼儀など剣道で学んだ意識を老人クラブ活動に生かしている。
 また、お手製果樹園も継続しており、近所のこども達や高齢者のふれあいの場、世代間交流の場として地域の皆様に愛される場所を維持管理している。
21 富山県
砺波市
前田 晴美 (まえだ はるみ) 77  高齢者の引きこもり防止や交流促進のため、高齢者グループ「タッチの会」を平成13年に設立した。レクリエーションや百歳体操、農作業など月2回以上活動し、高齢者の居場所作りに貢献している。農作業では、サツマイモの収穫体験に地域の児童を招待したり、休耕田を活用した野菜栽培に取り組む集落の若者との交流やアドバイスを行うなど、農業体験を通じた高齢者と地域との交流にも注力している。さらに、時間を見つけては雑巾を縫ったり、毛糸でアクリルタワシを作り、それらを施設に寄付するなど、ボランティアが生活の一部となっている。
22 富山県
南砺市
田辺 章子 (たなべ あきこ) 74  地域の高齢者を楽しませようと集落内の女性たちが結成した「城端水車レディース」の中心的存在として、地域の敬老会・文化祭・サロンなどで寸劇や、民謡踊りなどを披露して楽しませてきた。民生委員・児童委員としても、過去16年以上に渡り、高齢者のみならず、集落内の地域福祉活動に携わっている。独居老人宅への細やかな気配りと丁寧な見守りは、高齢者から定評があり地域住民の頼りになる相談相手として活動している。地域づくり協議会の福祉部会リーダーとして、通所型サービスBや地域サロンで体操教室やカフェサービスを行うなど、多岐にわたり地域福祉に貢献している。
23 石川県
金沢市
福谷 正信 (ふくたに まさのぶ) 74  平成17年に防災士の資格を取得した後、「石川県防災士会」の認定非営利活動法人の認証に尽力し、副理事長に就任するなど長く活動の要となって会の運営に携わり、各種研修会等で講演を行うほか、行政機関や関係団体等と連携し、防災・減災に係る啓発と実践活動に取り組んでいる。加えて、石川県防災活動アドバイザーとしても精力的に活動している。これらの活躍ぶりが認められ、令和3年には石川県自主防災組織等知事表彰を受賞している。また、平成25年に金沢市三馬地区の民生・児童委員となり、令和4年からは会長を務めるほか、校下(学区内)のボランティア組織の会長として高齢者対象の食事会を毎月開催している。さらに、毎朝、児童の登校時の見守り活動を行う等、積極的に地域貢献活動に取り組んでいる。
24 山梨県
甲府市
数野 清一 (かずの せいいち) 79  昭和60年の41歳の際に、鳥取県への旅行でグラウンド・ゴルフの面白さに魅了され、地域交流と健康増進を図ることを目的に、地域へグラウンド・ゴルフの普及活動を始める。さらに平成16年には退職と同時に、自己所有の土地を一人で2年の歳月をかけて整地し、「不動グラウンドゴルフ場」として無償で開放した。現在に至るまで16年間無償で開放し続け、約80名の参加者が2時間半の練習を週に2回励んでおり、その指導に当たっている。終了後はお茶を飲みながらコミュニケーションを図る交流拠点としても提供している。地域の各種団体や他地区シニアクラブへも無償で貸出を行い、グラウンド・ゴルフ以外にも小運動会・軽スポーツ・花見会・コーラスなどの目的で使用され、地域住民から大変感謝されている。
25 長野県
長野市
内山 雅史  (うちやま まさちか) 84  高校時代に卓球の楽しさにのめり込み、生涯スポーツとして取り組んでいこうと心に決めた。高校卒業後は、地元の卓球クラブ等で活躍するにとどまらず、卓球協会に加入して各種大会の運営にも携わった。その後、父親世代の卓球愛好者の交流の場が整備されていないことに疑問を持ち、誰もが気軽に卓球を楽しめる組織を作ることに発起人の1人として奔走し、昭和52年の長野市父親卓球連盟創設に貢献した。
 一方、多忙ながらも地元のスポーツクラブで卓球教室を隔週で開催し、卓球に意欲的な地域の幅広い層の方々に親身になって指導し、厚い信望を得ている。現在、長野県父親卓球連盟及び長野市卓球協会各顧問として、豊富な経験を持って大会の企画・運営等に助言し、卓球愛好者の拡大、健康維持・増進に寄与している。
26 岐阜県
不破郡関ケ原町
安部 覚之 (あべ なおゆき) 88  平成5年に地元関ヶ原の案内として「関ヶ原街角案内ボランティア」を立ち上げ、駅前観光案内所において歴史民俗資料館担当として活躍。平成7年には「せきがはら史跡ガイド」を立ち上げるとともに、町立の観光協会設立にも尽力。平成12年には「関ヶ原合戦400年祭」を機に歴史養成講座をスタートさせ、自らも史跡ガイド講座に籍を置き「町民総案内人」の名の下、史跡ガイドスタッフとして真心こもった案内で好評を博した。この活躍により、ガイドとして十分な資質が備わったと見なされ、講座の終了とともにガイドのエキスパートとなる。平成31年からは、史跡関ヶ原古戦場保存整備検討委員を委嘱され、姉妹県ふれあい事業として、鹿児島県の青少年を案内するなど現在も「せきがはら史跡ガイド」のエキスパートとして活躍している。
27 静岡県
島田市
佐藤 孝行 (さとう たかゆき) 74  障害のある方や高齢者が使いやすい食器や補助具を作成し、提供する活動を行っている。また、陶芸を楽しむことで心身を癒す「カタルシス陶芸療法」を発案、教育支援センターや高齢者施設などに赴いて、陶芸教室を開いている。平成13年に「カタルシス陶芸療法研究所」を開所してから、累計7万人以上の方に教えており、陶芸を楽しむことで心理的なケアや機能回復につながればと考え活動している。さらに、川根地区の民生委員を務めるなど、地域の方々に寄り添った活動にも取り組んでいる。
28 静岡県
島田市
鈴木 久雄 (すずき ひさお) 75  健康づくりや地域振興に役立つ、卓上の野球盤をベースにした人が動いて楽しむレクリエーションゲームであるリアル野球盤を開発し、リアル野球盤協会の会長として市内や県内だけでなく、日本全国に普及させる活動をしている。平成21年からリアル野球盤用具の納品を開始し、累計159台が全国各地に導入されている。また、定年後の創業や地元でのコミュニティ活動、自治会長・産業支援センター長の経験を元に、定年後の生きがいについて紹介する「わくわくシニア講座」や、パソコンの裏技を紹介する講座などを企画し、市内外で講師として活動している。
29 静岡県
藤枝市
菊川 厚代 (きくがわ あつよ) 75  平成9年、静岡県警察が推進している地域安全推進員として活動し、現在も下校時の見守りパトロール等、地域安全活動を積極的に行っている。
 加えて同人が居住する自治会が中心となって組織した「広幡防犯まちづくり推進協議会」の女性部長として、地域の主婦等を巻き込んでの防犯まちづくりの活動も行っている。同推進協議会での活動の中で、「広幡高齢者お助け隊」を立ち上げ、隊員と共に地区内の身体の不自由な高齢者宅のゴミ出し、草刈り、声掛けなどを積極的に行っている。
 その他、国勢調査員、民生児童委員、介護相談員など、多くの社会奉仕活動を行い、これまでの経験で得た知識、情報を複合的に活かして、主に高齢者の特殊詐欺、悪質商法被害等の被害防止広報を行っているなど、幅広いボランティア活動を精力的に行っている。
30 静岡県
藤枝市
西村 保 (にしむら たもつ) 73  平成6年、静岡県警察が行う犯罪抑止対策として推進する地域安全推進員に委嘱されて以来、29年間の長きにわたり、交番・地区防犯協会と連携して、防犯キャンペーンへの参加、こどもの見守り活動等、地域に密着した地域住民のための活動を行っている。
 その他、上記地域安全推進員の活動に加えて、平成21年、自治会を中心とした防犯組織である「青島防犯まちづくり推進協議会」を同人が中心となって立ち上げ、副会長として敏腕を振るい、自治会内のこどもを見守るとして「志太子供見守り隊」を発足させるなど、警察署地域安全協議会会長としての立場を両立させ、警察署と市民との架け橋的な役割を担い、他の防犯団体との情報共有や連絡会を開催するなど、安全安心な地域づくりに多大な貢献をしている。
31 静岡県
御殿場市
勝又 歌子 (かつまた うたこ) 86  退職前は、ガールスカウトのリーダーを歴任。退職後は、御殿場市の文化協会理事や婦人会役員、公民館の職員を務め、現在は、長寿会(老人クラブ)の会長として地域活動に尽力している。
 また、毎月開催されている婦人会文化クラブや朗読ボランティアに参加するほか、公民館で開催されている地域福祉推進委員主催の交流の場では、体操・塗り絵・ゲームなどみんなの楽しめる内容を提案し、講師として活躍している。
32 静岡県
伊豆市
大津 きせ子 (おおつ きせこ) 74  長年老人クラブの活動に携わり、市内の小学校やこども園のこどもたちに食育活動を行っている。野菜を育て収穫することを通じてこどもたちに食べ物の大切さを教え、こどもたちの“ありがとう”の気持ちを育んでいる。世代間交流のボランティア活動も積極的に行っており、市内外問わずこども向けイベントで折り紙を通した昔遊びの伝承を行っている。自身が単老会長を務める修善寺シニアクラブでは、こどもたちの登校時に見守り活動を実施。また、コロナ禍により減少したシニア世代の交流の場を作ろうと令和4年度からレクリエーションダンスを復活させ、参加メンバーの生きがい作りにもつながっている。その他、“大津さんち”と呼ばれる自宅を開放した居場所では、折り紙教室やロコモ体操、カラオケ等を行い地域住民の健康増進や趣味活動で繋がる交流の場となっている。
33 愛知県
名古屋市
喜多村 隆 (きたむら たかし) 80  現役当時から、保護司、小・中学校の役員等、地域行事に関わり、退職後は、地域貢献のため、南区の行事や警察防犯関係に係る役員・委員長など多くの役職に就任した。特に、明治学区連絡協議会会長に就任してからは、地域に住んでいる方の困りごと等を把握し、その対策として勉強会や各種趣味の集まり等を開催している。特に、地域には外国人(主にネパール人)が多くなり、日本語教室の立ち上げに尽力した結果、地域の人々や隣同士が手を取り合って暮らしていく様子が目に見えるようになった。これらの取組は、地元マスコミで取り上げられるほど積極的な地域活動として実践されている。「大事なのは、地域に必要なことを何でもやってみるという決意です。」との思いと行動が地域に住んでいる方々の安心と安全につながっている。
34 愛知県
岡崎市
石川 春次 (いしかわ はるじ) 80  現役時代、音楽好きの教員仲間数名と音楽団体「ヒマナシ☆スターズ」を結成。主に司会とボーカルを務める。演奏曲は昭和の歌謡曲を中心とし、会場と一体となって歌うスタイルの演奏会が幅広い層から支持を受けている。演奏会は平成8年の再結成以降400回近く行っており、老人福祉施設等の慰問やボランティア演奏会も行っている。また、コロナ禍以降はYouTubeにオリジナル曲等をアップする活動も行っており、生き生きと活躍する姿が他の高齢者に元気を与えている。
 石川氏は音楽活動以外にも、城北中学校第10代校長を務めた経験から、同中学校の記念講演の講師を務めたり、自身が過去総代を務めた岡崎市上里地区の盆踊り「上里音頭」を発案し、自ら作詞を行ったり、社会や地域に貢献する活動を多数行っている。
35 愛知県
大府市
杉浦 好和 (すぎうら よしかず) 78  定年退職を10年後に控え、「自宅と職場の往復生活。このまま退職して職場を離れた後、どこへ拠り所を求めるべきか?」と思い立ち、地域活動に関心を持ったことをきっかけに、会社員を続けながら自治区の世話役や公民館講座講師、ボランティア活動に積極的に取り組み、地域活動と仕事を両立してきた。
定年退職後は、その手腕と人柄から民生児童委員、単位老人クラブ会長、大府市老人クラブ連合会常任理事を務め、児童の健全育成から高齢者福祉の発展に寄与され、地域住民や活動の担い手から絶大な信頼を寄せられている。
36 愛知県
知立市
三浦 康司 (みうら やすし) 72  地元に伝わる郷土芸能である「山車文楽」を継承し、現在はその会長として人形連をリードし地域貢献している。知立祭りにて知立神社へ奉納された山車の上を舞台とし行う上演を、市内の小中学校や市外、さらには海外にて活動をし、知立市の山車文楽を広く周知するため活動している。
 それらの活動を長年続けてきた結果、国の重要無形民俗文化財への指定や、ユネスコ無形文化遺産への登録に至った。
37 滋賀県
守山市
石田 建藏 (いしだ けんぞう) 79  令和2年度より守山市老人クラブ連合会(守山アクティブシニア倶楽部)会長として、連合会運営に献身的に携わっている。会員数が激減し、厳しい運営状況の連合会を、民間企業で経営や財務のアドバイスをしていた経験から、収支の流れを整理し、財政的に立て直すことに成功した。また、自ら市内の病院や企業を回り、広報誌に広告欄を設け広告収入を確保したり、会員としての付加価値をつけるため、市内の店舗に協力を依頼し、会員証提示で割引等の特典を受けられるように働きかけたり、企業にスマホ教室を依頼するなど自治会長の経験や企業人としての人脈を生かし、地域と老人クラブと企業を上手くつなぎながら新しい取組を次々と計画している。
38 京都府
宇治市
橋本 よし子 (はしもと よしこ) 86  平成5年からフラワーデザインスクールの講師をし、現在も自宅にて教室を開いている。令和3年7月に「宇治源輝人講座」を受講し、宇治市の介護予防等の担い手である「宇治市健康長寿サポーター」として登録している。
 また、宇治市事業である「宇治市高齢者アカデミー」の学生となり、京都文教大学の学生らと共に2年間学んだ。卒業研究では、「高齢者の居場所」をテーマに取り組み、その中心的なメンバーとして活躍している。1か月間ではあるが、空き店舗で実際「シルバーカフェ」を運営し、大きな成果を残している。
 その後、令和5年3月から市役所の喫茶スペースで「ともいきカフェ「遊々」」を開設。公共施設での市民協働の場としては、第1号店である。年齢にこだわることなく、何事にもチャレンジする姿は、まさしくエイジレス・ライフの実践者である。
39 京都府
宇治市
初田 隆史 (はつだ たかし) 78  高齢社会のなか、「地域をよくしたい」という思いから、自治会長を率先して引き受け、超高齢社会に対応したサロン活動、安否確認、会食会など前例にとらわれず取り組んでいる。
 特に、介護保険サービスではできないちょっとした困りごとの支援をする「助け合い委員会」を立ち上げ、住み慣れた地域で安心して住み続けられる地域を目指し、活動している。
 また、活動に当たっては、自治会のホームページ作成、会報誌のデジタル化など、苦手意識を持つことなく何事にもチャレンジしている。
40 大阪府
大阪市
奥村 俊郎 (おくむら としろう) 73  地域(箕面市)の外国人と交流し、日本語習得支援活動をしている。交流も6年間継続しており、弱い立場である外国人市民の地域での大きな支えとなっている。3年前からは吹田市でコロナ禍の中『ひきこもりの青少年』の居場所づくりや社会復帰のサポート活動も行っている。大阪府高齢者大学校でも、クラス運営のボランティア活動に取り組み(クラスディレクターに従事)、受講生が楽しく学べるよう、カリキュラム編成・講義支援等している。令和元年には文化祭(コーダイフェスタ)実行委員長として活躍、何事も少しでも社会の役に立ちたいとの強い理念を持って社会への参加活動を実践している。
41 大阪府
堺市
菅井 孝二 (すがい こうじ) 74  科学実験教室をボランティアで始めてから10年地元堺を中心に周辺の岸和田市、大阪狭山市、松原市などで広め、年間30~40回行っている。参加のこどもたちから夢と感動に対する感謝が送られている。特定非営利活動法人大阪府民カレッジ講師として、高齢者におもちゃ講座、おもしろ科学実験「サイエンス」講座を行い、小学校や保育園に出向きこどもたちにもおもちゃ作りの楽しさ、科学実験の面白さを感じてもらうボランティア活動を続けており、感謝されている。また最近ではオンラインの講座も始めており、活動の分野を更に広げている。
42 大阪府
八尾市
吉田 知子 (よしだ ともこ) 79  八尾市の国際交流センターで在住外国人の方に対して日本語のサポート活動をボランティアとして始め、すでに30年以上になる。また、八尾市を多くの方に知ってもらうため「八尾観光ボランティアガイドの会」を立ち上げ10年にわたって活動している。さらに、視覚障害者に対しての音訳活動を15年続けた後、有線放送の「FMちゃお」のパーソナリティとして地域でボランティア活動をされている方々の紹介を継続している。また、地元の「高安能」の普及活動も行うほか、特定非営利活動法人大阪府民カレッジでの運営ボランティアスタッフとしての活動も6年目となっている。
43 大阪府
四條畷市
中 薫 (なか かおる) 76  江州音頭、新舞踏の師匠に師従して練習を重ねて技術を磨き、先人から教わった伝統芸能も自ら書物で勉強して伝統を受け継ぎ、平成14年からは伝統芸能である盆踊りの音頭や踊り、だんじり(地車)の太鼓や鐘を後進に指導している。これら新舞踏、太鼓、鐘などは、8箇所の老人ホームの新年会や周年開催される記念行事に慰問して披露するとともに、四條畷市の文化祭(11月)、市民祭り、フェスティバル、障害者福祉行事(愛称:なごやかサロン)などに毎年参加している。また、障害者施設においては、着物や太鼓、鐘を持参し、手取り足取り教えている。さらに、四條畷市清滝地区福祉委員長を11年間、地車保存会の永世世話役を16年間、新舞踏の代表世話役を20年間務める等地域社会の絆を深める活動に大いに貢献している。
44 鳥取県
八頭郡八頭町
岡森 裕 (おかもり ひろし) 78  平成26年から下私都地区老人会長としてまちづくり委員会の設立準備委員として活動し、地区を活性化するための拠点である『下私都地区まちづくり委員会』委員長に就任。地域課題の把握を進め、地区福祉活動計画を作成し、福祉活動についての指針を定めた。福祉施設を会場に、小学生の勉強会やこどもが高齢者から遊びを学ぶ場を作り、大学生とのレクリエーションなど世代間交流活動にも積極的に努めている。また、平成28年からは毎月のランチや地区納涼祭などを開催し、より一層、地区内交流に取り組んでいる。高齢者が生きがいを持って暮らしていけるように下私都地区まちづくり委員会を中心とした地域の活性化に尽力している。
45 島根県
安来市
前田 進 (まえだ すすむ) 72  在職中の平成4年に地域おこしを目的に有志とともに「伯太太鼓」を結成し、新しい伝統芸能として30年間演奏活動を続けている。結成時は事務局長として、また22年前からは会長として会の育成に努めてきた。平成21年に町内の2つの小学校で5年生を対象に総合学習の一環として年間12回の指導を行うなど和太鼓の魅力を伝承してきた。現在は、小学4年生からお年寄りまで約20名の会員をまとめ、毎週水曜日と土曜日の週2回、町内の体育館で練習を行っている。発足以来、毎年10回以上の公演依頼を受け、安来市を中心に松江市や米子市で演奏活動を展開している。コロナ禍ではYouTubeによるライブ配信も行っている。令和5年1月には、結成30年を記念して安来市内のホールで記念講演を開催するなど地域へ貢献している。
46 島根県
安来市
山根 良雄 (やまね よしお) 81  民間会社の定年退職を機に、第二の人生として社会貢献活動を考え、その活動フィールドとして「レクリエーション」に注目し、(公財)日本レクリエーション協会公認指導資格を取得した。資格取得後は、その活動を広げていくため、市内のレクリエーション指導者の活動推進母体となる「安来レクリエーション協会」を中心になって設立。平成18年度から行政機関より介護予防教室運営事業を受託し、主任指導員として指導に当たっている。常に向上心を持って研鑽を積み、今、何の活動が求められているのかを考えて活動する姿勢は、協会の中で高齢者層の会員の模範となっているとともに、年下の会員には大きな刺激となっている。
47 岡山県
倉敷市
小川 訓弘 (おがわ くにひろ) 85  農作業に従事する傍ら、地域の子育て支援に取り組んでいる。主に、農園を使い、近隣の幼稚園(保育園)や子育て支援拠点などに通うこどもたちに、イモやタマネギの苗植え・収穫などの農作業体験の場を提供している。シーズンになると小川農園でのミカン狩り体験も行っている。また、瓢箪の栽培も行っており、各幼稚園でも栽培を行い指導している。さらに、成った瓢箪を加工して、マラカスや人形などの手作りおもちゃを作製し、幼稚園(保育園)や子育て支援拠点に寄贈して、昔ながらの手作りおもちゃのぬくもりを届けるなど活躍している。
 幼稚園(保育園)や子育て支援拠点などで行われる季節の行事、豆まきや夏祭り、運動会、クリスマス会などへもボランティアとして熱心に参加している。
48 山口県
周南市
藤井 茂生 (ふじい しげお) 80  周南地区防犯連絡所指導員協議会等の副会長であり、地域における各種自主防犯活動のリーダー的立場として地域内の各種防犯活動に献身的に取り組んでいる。
 毎日欠かすことなく小、中学校の登下校に合わせて通学路の見守り活動や青パトによるパトロールを実施しているほか、警察や行政と協力して「特殊詐欺被害」から高齢者を守るために防犯教室や戸別訪問に積極的に取り組んでいる。また、行事、祭事等あらゆる機会を活用して、地元住民の地域への帰属意識を高める活動を長年にわたり実施し、地域における防犯リーダーとして温厚な人柄と相まって地域住民の絶大な信頼を受けている。
49 愛媛県
伊予郡砥部町
福原 英夫 (ふくはら ひでお) 75  砥部町へ移住してきたときに、まだまだ歴史の浅いこの地域で、新しい歴史と第2の故郷を作ると決意し、定年退職後に、地区老人クラブ会長、砥部老人クラブ連合会会長及び副会長等の職を長年勤め、現在は顧問として老人クラブの発展に多大な貢献をしている。
 また、砥部町シルバー人材センターに就労する傍ら、区内の餅つき大会や資源ごみ回収などの様々な活動を通して地域の活性化に努めており、老人クラブの会員を始め、多くの地域住民から信頼を得ている。
 特に、砥部町社会福祉協議会が行っている、農作業を通じた福祉連携支援事業「みどりのらくえん~oh!はたけ~(ふれあい農園)」の運営に積極的に協力し、地域の高齢者をはじめ、地区内外の子育て支援団体や児童館と協力し、世代間交流やこどもたちの食育に尽力している。
50 高知県
高知市
楠瀬 甲一 (くすのせ こういち) 97  高校時代に弓道部へ入部し、15歳から弓道を始めた(昭和15年)。戦争をきっかけに一度は弓道を離れたが、昭和62年62歳の定年をきっかけに再び弓を握る。高知県弓道連盟の理事等を務めていたこともあり、運営にも深く関わり、弓道の普及・振興に多大な貢献をしている。健康づくりのため現在も週3回の練習を継続しており全国大会であるねんりんピックでも活躍し、初心者や低段者等の指導もボランティアで週2回行っている。現職時代に教員をしていたこともあり、定年後も学校の保健体育における弓道指導者の臨時教員や弓道クラブ顧問を担っており、地域からも指導者として信頼されている。日々の修練や高知県弓道連盟の月例会への参加・活躍は高齢になっても弓道を継続できることや大会で活躍できることを体現している。
51 福岡県
田川市
原田 巌 (はらだ いわお) 81  事故により大けがを負ったが、生還を機に炭鉱節語り部を始める。福岡県の「基本的生活習慣習得事業」で未就学児に地元の偉人の話を読み聞かせる活動に参加したことをきっかけに、平成25年にこどもたちに郷土の偉人を紹介するボランティア団体「田川de寺子屋偉人伝プロジェクト」を結成し、代表へ就任した。語り部活動は、開始から10年継続している。
 また、市内博物館でのボランティアガイドや保育所、学童保育での偉人伝講演、福祉施設での音楽公演、朝の交通指導、ゴミ拾いのボランティア等さまざまな活動を行っており、地域の青少年育成に貢献している。
52 福岡県
北九州市
たかた よしのぶ 93  自らの認知症介護の実体験をもとに、本人に寄り添う気持ちを中心に据えた家族支援活動に尽力し、自宅での電話相談の実施や家族の会を立ち上げ、代表世話人として20年以上運営を行ってきた。顧問となり現在も、家族の会の事業として、一般の方も参加可能な交流会の開催や電話相談等を開始、多くの市民の相談支援を行ってきている。
 また、認知症サポーターのキャラバンメイトとして認知症サポーター養成講座の講師を10年以上務め、160回以上の講演を実施するなど、認知症本人の思いを中心としたパーソンセンタードケアの考え方の普及に努め、市民の認知症への正しい知識の普及に著しく貢献し、北九州市の認知症対応の基礎を築いた。
53 長崎県
諫早市
池田 篤 (いけだ あつし) 74  知的障害者への水泳指導を行うため、平成14年「諫早ペンギンクラブ」を設立。以降20年にわたりダウン症や自閉症などの障害を持ったこども達へ水泳指導活動を行っている。水泳指導は毎週2回ボランティアで行われ、現在19名が参加。障害者に泳ぐ楽しさを通して体力の維持向上を図るとともに、泳げる自信が日常生活や授産施設等での積極的な行動につながっている。令和4年9月「第77回国民体育大会」と「第22回全国障害者スポーツ大会」で長崎県選手団の結団壮行式はこれまで別々で開催されていたが、スポーツを通じた共生社会に向け初めて合同で開催された。クラブが新聞で紹介されたり、パラリンピックが日本で開催され広く一般に共生社会への理解が進んだ。今後も障害者の社会参加、共生社会への一助となるよう、活動を続けていく。
54 長崎県
南島原市
田中 照身 (たなか てるみ) 89  教員退職後、生涯現役を掲げ、老人会、シルバー人材センター等において、かつての教え子と共に活動し、中心的存在として厚い信頼を受けている。地区の小学校では、趣味の囲碁を通して世代を超えた交流活動を行い、昔ながらの遊びの楽しさを伝えると、興味を持ったこどもが増え、大会を開くまでに拡大し大変喜ばれている。また、ボランティアのグリーン花きクラブで花を栽培、展示、苗の無料配布を行い、地域の緑化推進に尽力している。平成26年、ペタンク協会を発足し、高齢者にペタンク競技を広め、平成28年の全国健康福祉祭長崎大会ペタンク競技の南島原市開催に多大なる貢献をした。自らも競技者として仲間とともに健康維持増進に努めている。平成29年からシルバー人材センターの理事長となり、名実ともに元気で働く意欲にあふれた高齢者の代表である。
55 熊本県
水俣市
溝上 貫三 (みぞがみ かんぞう) 75  昭和58年に水俣警察署長から水俣地区少年警察ボランティア連絡協議会の少年補導員として委嘱を受けてから現在までの長期にわたり、街頭補導や祭り開催時のパトロール等の活動を継続して行っている。また、約20年間、同協議会の会長職を務めて組織運営を支え、青少年の健全育成や地域の安全に尽力するなど、水俣地区の良好な治安の礎を築いた中心的存在である。さらに、同人の温厚で誠実な人柄や熱意ある活動などから、地域住民からも厚い信頼を得ている。
56 熊本県
球磨郡あさぎり町
上杉 芳野 (うえすぎ よしの) 72  平成6年頃から現在まで約30年間、福祉施設などで歌や踊りを披露し、笑いと元気を届けるボランティアを続けている。社会福祉協議会職員として温泉施設に勤務し、そこで披露したバスガイドの物まねが評判となり、福祉施設の訪問を始めた。現在も高齢者福祉施設や地域のサロン、保育園など様々な場所に出向いては色取り取りの衣装で走り回り、軽妙なトークで会場の笑いを誘っている。平成23年から「芳野とゆかいな仲間たち」の座長として東日本大震災復興支援チャリティーショーを開催し、その収益を義援金として寄付。地元熊本地震の被災地等にも義援金を届け、現在も笑顔と元気を届けるボランティア活動に尽力している。
57 宮崎県
都城市
やまうち れいこ 93  平成元年から34年間にわたり、地域の人を対象として、生活習慣病や低栄養の予防のための講習会等を行う食生活改善推進員を務めている。また、食生活改善推進員としての活動を通じて、地域活動に関わる機会が増えたことがきっかけで、老人クラブや地区の文化祭等の活動にも積極的に参加を行うようになったほか、妻ケ丘地区健康づくり会(元気会)を創設し、地域活動の活性化に尽力している。
58 宮崎県
都城市
中島 弘伸 (なかしま ひろのぶ) 88  しめ縄つくり・竹細工の指導者として、平成11年から24年にわたり上水流高齢者クラブにおいて活動を行っている。高齢者クラブ入会者には、しめ縄つくりを指導し、技術の後継・指導者の育成に尽力している。指導者としては、毎年、県老人クラブ連合会が主催するイベントや近隣の中学校において、しめ縄つくりの指導を行っている。また、要請に応じて、近隣の小学校や高校においても竹細工の指導を行っている。県老人クラブ連合会の作品展にも毎年出品しており、賞を受賞したこともある。
59 沖縄県
豊見城市
平田 稜子 (ひらた いつこ) 88  理容サロンを経営しながら53歳~75歳まで23年間民生委員として活動、地域福祉の向上に努めてきた。退任後は地域の老人会会長、市老人クラブ連合会副会長、理事を務めながら後輩を育成し、その経験と人脈を活かして「地域の方が歩いて通える場所で楽しい事をしよう」と呼びかけ、地域の公民館で日舞や折り紙サークルなどを立ち上げた。折り紙サークルでは指先をフルに使う事で脳の活性化につながり、仕上げた作品は地域の高齢者の誕生月に手紙と一緒にプレゼントしたり、コロナ禍においてはアマビエを折り、感染予防を呼びかけるなど大変喜ばれている。また、社協で「作品展示会」を開催したところ、作品を見た包括支援センター・認知症地域支援推進員からオレンジカフェで折り紙作品作りの講師依頼を受けるなど、高齢になってもその能力を生かし地域を大切に幅広い活動を続けている。
60 沖縄県
島尻郡南風原町
藤原 政勝 (ふじわら まさかつ) 82  会社定年後、平和ガイドとして平和学習の振興に携わり、その活動を経て町の観光協会の設立に尽力する。同協会初代事務局長として本町の観光及び地域づくりに大いに寄与した後、地元の老人クラブに加入し、活動に積極的に参加し、令和3年、町老人クラブ内に「ノルディックウォーキングサークル」を設立し活動する。現在も世話人的役割を担いながら、自身及び地域の仲間づくり、健康づくりにおいて大いに活躍している。

社会参加活動事例(社会参加章受章団体)