令和8年度 社会参加活動事例
都道府県・指定都市・中核市から推薦のあったエイジレス・ライフを実践する60名、社会参加活動を行う51団体の中から、内閣府に置かれた選考委員会(委員長:牧野篤 大正大学地域創生学部教授)の案を踏まえ、内閣府において今年度のエイジレス・ライフ実践事例43名、社会参加活動事例39団体を決定しました。
決定されたエイジレス・ライフ実践者に対し「エイジレス章」、社会参加活動団体に対し「社会参加章」を章する書状及び記念の楯を授与します。
令和8年度 エイジレス・ライフ実践事例及び社会参加活動事例選考委員会
委員長
- 牧野 篤
- 大正大学地域創生学部 教授
委員
- 池田 昌弘
- 特定非営利活動法人全国コミュニティライフサポートセンター 理事長
- 澤岡 詩野
- 東海大学健康学部健康マネジメント学科 准教授
- 菅原 育子
- 武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授
- 藤原 佳典
- 東京都健康長寿医療センター研究所 副所長
(敬称略)
社会参加章受章団体
| 通し番号 | 活動地域 | (ふりがな) グループ等の名称 |
活動内容 |
|---|---|---|---|
| 1 | 宮城県 岩沼市 | ボランティア虹の会 | 岩沼市内では一番長くサロン活動を継続している団体であり、令和8年3月10日現在、サロンの回数は218回目となった。 2つの小学校圏域で3か所に活動の拠点があり(北部・中央部・南部)、エリア担当の会員を中心にサロン活動を展開している。 サロンの内容は、お喋りや軽体操の他、ゲストや講師を招いて講演を楽しんでもらうなど。参加者と懐かしい歌・季節の歌を歌唱したり、小物づくりを行ったり、季節を感じることができる催しも取り入れている。また、それぞれの拠点地の近隣保育園とも連携し、敬老会に園児を招いて交流する機会も設けている。 サロン実施に向けた、企画・準備を会員同士が協力し合い時間をかけて行っており「参加者の喜ぶ顔が見たい。一緒に楽しみながら地域の居場所を作りたい」と意欲的に活動を継続している。 |
| 2 | 宮城県 蔵王町 | 仲良しピーチク会 | 平成27年度に町の介護予防教室「生涯ピンピン教室」の参加者から「教室が終わったあとも気軽に通える場所が欲しい。」という声から立ち上がった自主活動グループ。毎週火曜日の午前中に開催。前半はくもんの「脳の健康教室」として、教材を使用し「脳のトレーニング」をしている。後半は体操や折り紙、ゲームなどをおこなっている。介護予防や閉じこもり予防のための交流の場となっている。また、お互いに見守り合いをし、何か気になることがあれば地域包括支援センターにつないでいる。 |
| 3 | 山形県 鶴岡市 | 猫の手 | 地域のためにできる活動がしたいと地域住民有志が平成31年4月に立ち上げたグループで、鶴岡市櫛引地域の交流の場として、週2回、運動や趣味活動、レクリエーションなどの活動を行っている。参加対象者の地区や年齢を限定せず、移動手段のない参加者には運営者が送迎を行うことで、孤立しがちな高齢者の社会参加に大きく貢献し、高齢者の見守り、支援につなぐ場として、地域になくてはならない居場所となっている。地元の保育園や小学校と連携しての世代間交流も行っており、年々活動の幅が広がっているとともに、住民主体の通いの場を推進する団体として、研修会での活動事例紹介や、受講者の見学受け入れを毎年行うなど、担い手養成にも貢献している。 |
| 4 | 岩手県 盛岡市 | シニアエキスパートいわて | 「シニアエキスパートいわて」は、大学退職教職員や企業OB等の高度な専門知識や経験を地域社会に還元することを目的として設立されたプラットフォームであり、教育・産業・地域づくり等の分野においてシニア専門人材の知見を活用した社会参加活動を実践している。 本活動は、地域の学校教育、生涯学習、企業研修、自治体事業等のニーズと、専門的知見を有するシニア人材のシーズをマッチングする仕組みを構築するものであり、特に学校教育や高校生の探究活動への支援を通じて次世代人材の育成に貢献しているほか、企業研修や技術指導を通じて地域産業の人材育成や技術力向上にも寄与している。 |
| 5 | 福島県 郡山市 | パソコン寺子屋安積野 | 地域の高齢者からの相談を受け、平成24年にパソコン初心者向けの勉強会を自宅で開始した。平成28年には市から公共的な団体として公共施設の施設使用料減免の決定を受け、公民館での実施へ移行した。高齢者がITの仕組みをじっくり理解し利便性を楽しめることを目的とし、繰り返し学べる場を提供している。社会のデジタル化が進む中で、高齢者自身がデジタルデバイドを解消し、ICTを楽しむ取り組みであり、子世代に何度も質問しにくい課題を同世代同士の教え合いで解決している。ICTが得意な高齢者が苦手な人を支えることでコミュニケーションが生まれ、生きがいづくりとICT推進に貢献している。 |
| 6 | 茨城県 日立市 | 久慈町女性会 | 昭和43年4月、茨城県日立市久慈町に居住する女性有志により結成。会員の教養向上と相互の親睦を図りながら、世代を超えた協力体制のもと、地域に根ざした各種活動を継続している。近隣海水浴場における駐車場整理の活動をはじめ、地区の祭りや花火大会への協力、自主防災訓練、女性防火クラブ事業への参加など、地域の安全確保と活性化に積極的に取り組んでいる。 また、町内班ごとに見守り体制を整え、一人暮らし高齢者等の状況把握や支え合いを実践している。 令和2年からは、高齢者の居場所づくりの拠点として「元気カフェくじはま」を運営し、対話を通じた孤独感や疎外感の軽減に積極的に取り組んでいる。あわせて、近隣小学校等と連携し、多世代が「いつでも・だれでも」利用できる交流の場を提供し、地域福祉の向上に貢献している。 |
| 7 | 埼玉県 小鹿野町 両神地区 | 小森川蛍流会 | 荒川の支流「小森川流域」が憩いの場として多くの人々に愛されることをめざし、蛍の保護・育成、鑑賞、「川のひろば両神」の景観保全、教育現場への指導、コンサート開催など、魅力を高めるために幅広いボランティア活動を行いながら、人と人とのつながりを深める地域活性化を20年間に渡り実践している。目的に賛同する両神地区を中心とした個人・法人で構成され、埼玉県の「川の応援団美化活動」及び「埼玉県生物多様性保全活動団体」にも登録される。 |
| 8 | 山梨県 富士吉田市 | 傾聴ボランティアうさぎちゃん | 社会福祉協議会で開催された傾聴講座の受講生により結成されたグループで、話を聴いてもらいたい方のありのままの気持ちや悩みに耳を傾け、相手の心に寄り添うことで、不安を軽減し、いきいきとした生活の継続を支援することを目的に活動している。現在は、市内6か所の高齢者施設および在宅高齢者等を定期的に訪問をし、毎月の定例会では各自の活動報告や情報共有を行っている。また、年1回勉強会を開き、メンバーのスキル向上に努め、一人ひとりに合わせた丁寧な対応を心がけながら、活動を継続している。これらの取り組みは、住み慣れた地域で誰もが孤立することなく、安心していきいきと生活できる社会の実現に大きく貢献している。 |
| 9 | 神奈川県 横須賀市 | サンカフェ広場 | サンカフェ広場は、平成28年に京急長沢駅近くの商店街で誕生したコミュニティカフェで、世代や属性を問わず安心して過ごせる常設の居場所を提供している。近隣店舗と連携したメニュー提供により商店街の回遊や地域経済の循環にも寄与。地域住民が担い手となって立ち上げたヨガやフラワーアレンジメント等のカルチャー企画では、多くの地域住民が参加し、交流を楽しんでいる。高齢者に限らず多世代が集い交わる地域の拠点となっていることで、見守り・買い物支援・健康づくり・商店街活性化・防犯啓発・福祉教育等につながり、地域の支え合いの輪を広げている。 |
| 10 | 長野県 長野市 | Nサバイバルシアター | 俳優の西村まさ彦さんプロデュースによる「長野市芸術館シニア演劇アカデミー」出演者有志が独自の継続した活動をするために2021年3月に劇団を立ち上げた。年に1度、長野市内の劇場で定期公演を実施しており、また月に1度、高齢者施設で朗読劇、紙芝居、演劇を披露している。加えて、自治会や各団体からの出演依頼を積極的に引き受け、公民館や養護学校等にて活動の場を広げている。劇団員の脚本によるオリジナルの作品を中心に活動しており、「お芝居のテーマに思い当たる事があり、考えさせられた」「たくさん笑って楽しかった」等好評の声が寄せられている。 |
| 11 | 富山県 射水市 | Café いっぷく庵、 こども食堂キッズサロンNANAMI | 平成28年からコミュニティセンターを拠点として「住民型デイサロンの運営を行ってきたグループで、令和3年からは常設型のコミュニティカフェ「Café いっぷく庵」を開設し、きららか射水100歳体操や高齢者学級等、子どもから高齢者、障がいのある方など誰でも気軽に立ち寄れる居場所づくりを目指して活動を続けている。また、毎月1回、地域の親子を対象とした「こども食堂キッズサロンNANAMI」を開催し、多世代交流にも取り組んでいる。居場所には認知症や障がいのある方の見守り・声かけを行う相談員やスタッフが配置されており、相談者の困りごとを聴き必要に応じて適切な支援を行うなど、地域が主体となって支え合う地域づくりを担っている。 |
| 12 | 富山県 氷見市 | ふきのとうの会 | 高齢化率50%超で一人暮らし高齢者も増える中、婦人会に代わる女性の活動の場として発足したグループで、月1回の地域食堂「なだうら食堂」でカレーを提供(中学生以下無料・大人300円)し、子どもから高齢者まで集える拠点をつくっている。年5回ほど弁当を安価に配達し、祭り・左義長では豚汁やどんどん焼きで賑わいを創出したり、コロナ禍にはマスク等を配布し、見守りと賑わいづくりを継続している。 |
| 13 | 石川県 志賀町 | 東増穂老人会 | 地区内の5つの老人クラブで結成。地区公民館と協力し、著名人等による講演会やコンサートを行う「高齢者学級」を開催し、新たな知識習得、仲間づくり、異なる世代間交流の促進を図っている。能登半島地震発生後は、地区内の仮設住宅に居住する会員以外の高齢者も参加し、交流を図ることで孤立を防ぎ、住民が支え合い安心して暮らせるコミュニティづくりに寄与している。 また、地区ごとに集会所や神社の清掃活動、花壇の手入れを行い、地域のニーズにあった活動を実施しており、地域のボランティア活動に積極的に取り組んでいるほか、ペタンクやスカットボール等のレクリエーション大会を開催し、健康づくりにも取り組んでいる。 こうした多面的な活動は、高齢者の生きがい創出や地域の支え合いを促し、住みよいまちづくりに大きく貢献している。 |
| 14 | 石川県 七尾市 | 高階くれない太鼓 | 公民館で太鼓を楽しむ子どもたちの姿に心を動かされ、当初女性5人で結成されたグループ。結成当初は地域の催しへの参加から始まり、現在では市のイベントや福祉施設での演奏、障害者施設での太鼓指導等の活動を行っている。コロナ禍や能登半島地震で練習場所が確保できない時期もあったが、月2回の練習とボランティア活動を継続している。 30年にわたり女性だけで活動を続け、高齢者や子どもたちとの世代間交流、障害者施設での太鼓指導などを通じて、地域のつながりづくりや共生社会の推進に大きく貢献している。 |
| 15 | 石川県 金沢市 | 金沢城・兼六園研究会 | 金沢城・兼六園を愛する市民ボランティアとして、行政と連携しながら文化財の魅力を市民目線で研究・発信している。平成3年の発足以来30年以上活動を続け、研究文集『きくざくら』の発行や学習会の開催を通じて知識を深め合い、現在は132名の会員が活躍。県民大学校への講師派遣や「大名庭園サミット民間交流協議会」への加盟など、専門性を生かした全国的な交流も積極的に展開。令和6年度には金沢市との協働事業として、児童向けガイドブックの改訂やデジタル化にも取り組み、次世代への文化財普及にも力を入れている。同年度に県が実施する「石川地域づくり表彰」を受賞し、地域づくりの観点からも高く評価されている。 長年の研究と実践に基づく活動は、市民の郷土への誇りを育み、文化財を守り伝える気運の醸成に大きく貢献している。 |
| 16 | 福井県 高浜町 | 蝓蜊の里 くらぶ | 人口減少により耕作放棄地が増加した高浜町中寄区の景観保全を目的として平成26年に設立。主な活動は、休耕地への花植え・森林整備・中津海川の清掃など幅広く、「花と緑の多い村づくり」に貢献している。平成28年度には「福井県美しいふるさとづくり功労賞<森づくり部門>」受章、令和2年度には「第31回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰」受章、令和5年度には福井県「あなたの街のシニアヒーロー<自然保護部門>」を受章しており、高浜町景観形成団体として町内・町外問わず活動を評価されている。 |
| 17 | 福井県 永平寺町 | 健康長寿 3年日記実行委員会 | 認知症予防や健康寿命を延ばすには「書くこと」が重要なことから、平成27年に「健康長寿3年日記」第1弾を発行。「書き方講習会」の開催等、様々な活動を行っている。老人クラブ会員のみならず幅広く町民に日記を普及させたいとの思いから、これまで中学生向けの「私の青春3年日記」や「新成人のお祝い記念品」を配布、現在では、約1200人(延べ3500冊以上)が、継続して日記を書くまでに広まっている。 |
| 18 | 静岡県 富士宮市 | 富士宮警察署地域安全推進協議会 女性部 (富士宮さくや姫) | 富士宮警察署の各交番駐在所ごとに防犯ボランティア活動をしていた女性が、男性中心の警察ボランティアの中で、自分たちにも、パトロール活動以外できることがあるのではと考え、女性部としてまとまり、自分たちが子育てや他のボランティア活動などで得た様々な経験をいかし、こどもの誘拐被害防止や性犯罪被害防止、高齢者の詐欺被害防止などを、わかりやすく地域住民に伝え、犯罪を防ごうと活動を行っている。現役世代がボランティアを行うことが難しくなっている今、経験豊富な女性たちの活躍は多くの人に影響を与えている。 |
| 19 | 静岡県 磐田市 | ふれあいの居場所ひまわりの郷 |
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| 20 | 愛知県 津島市 | 南小学校区コミュニティ推進協議会 | 住民交流や防災・防犯・交通安全・環境美化を目的として、地域住民で結成された団体で、現在はコミュニティセンターを拠点に、生涯学習・健康・子ども・高齢者の支援も行っている。 ヤギとふれあえるサロンや災害時に役立つ技術を伝える教室、地域の職人等が講師となって子どもたちにものづくりを教えたり、夏休みの宿題の見守りを行う等、地域の日常に寄り添う活動を毎日・毎週・毎月単位でコツコツ続けている。 近年は中学生ボランティアの活用や小学校と大規模な音楽祭イベントを共催するなど学校との連携も強く、子どもを中心に人を育てる地域の基盤づくりを進めている。また、コミュニティ誌「南かわら版」は、10年以上毎月休まず発行し続けている。 |
| 21 | 愛知県 春日井市 | NPO法人 石尾台おでかけサービス協議会 | 地域での移動課題解決を目指し、地元住民の有志が地域での送迎サービスを実施するために立ち上げたNPO法人であり、令和4年10月からサービスを開始した。令和5年2月からは事業継続や地域住民の負担軽減を目指し、自動運転送迎サービスの提供を開始した。送迎サービスは、1週間のうち5日間(月、火、水、金、土曜日)、午前9時~午後4時(正午~午後1時は運休)にオンデマンド式ドアツードアサービスとして提供しており、外出がしにくい地域住民の買い物や通院などへの貴重な移動手段となっている。
日経BP 総合研究所 (TOPコラム:地元住民によるNPOが運行する自動運転サービス) https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/052500076/121100055/ |
| 22 | 石川県 金沢市 | 石川健康生きがいづくり アドバイザー協議会 | 高齢者を地域社会を支える主体として位置づけ、人材育成から実践活動、社会参加までを一体的に展開している団体である。当団体で、年2回開催される養成講座で育成されたアドバイザーが、自主的にポールウォーキングや音楽愛好等のサークル活動を行っている。また、金沢マラソン等の地域ボランティア、石川県のいしかわ長寿大学への講師派遣など、行政との協働事業に参画し、仲間を誘って継続的な社会参画活動を行っている。行政・学術機関と連携した活動は、単なる趣味活動に留まらず、地域課題解決型の実践モデルともなっている。 |
| 23 | 愛知県 豊田市 | 鴛鴨中部学園 | 当団体は、新たなコミュニケーション手段として「あるあるかるた」を制作・普及し、地域の交流促進と活性化に取り組んでいる。「あるあるかるた」は日常の“あるある”を題材に手作りされ、参加者同士の会話を自然に生み出す。誰もが親しみやすいかるたであるため、ルール説明の負担が少なく気軽に参加できる点も魅力である。定期的なかるた会は会員・非会員を問わず交流の場を広げ、地域活性化にも寄与している。さらに、高齢者団体の活動の場に出向いてかるた会を実施し、多様な世代との交流を深めているほか、原画展の開催によって遊び以外の楽しみも提供している。また、読み手は進行役に加えて“あるある”を広げるファシリテーターとしての役割も担い、地域の人材育成にもつながっている。 |
| 24 | 奈良県 生駒市 | いこまハート工房 | いこまハート工房は、退職後の高齢者がそれぞれの経験や日曜大工の技術を持ち寄り、高齢者や障がい者を中心とした地域住民の暮らしの中の生活・活動環境の改善や整備に柔軟に応える市民公益活動団体である。作業メニューを限定せず、設備機器の交換や網戸の張替え、塗装、建具の修繕、草刈りや庭木の伐採など個々の事情に寄り添いながら、年間100件以上の依頼に材料費等の実費のみで応じている。高齢者自らが支援の担い手となり、できることを無理なく持ち寄る姿は、「支えられる側」から「支える側」へと役割を広げる高齢期の社会参加の形を示している。 |
| 25 | 和歌山県 日高郡美浜町 | 入山盛りあげ隊 | 子供たちにとって楽しいイベントを企画してほしいとの相談を受けて開始した活動は月に1回を基本とし、作り手のいない田んぼを借りて地区の保育園の園児、保護者とともに餅米を手植えする食農教育「田んぼ学校」を活動の柱としている。さらにはサツマイモ栽培も行う「畑学校」を子どもクラブと合同で行い食育活動にもつなげている。田畑を媒介として次世代との交流を積極的に取り入れた活動は地域のつながりや隊員の生きがいにも大きく貢献している。また同隊は四季折々の伝統行事や地域活動を継続的に実施し、地域住民が郷土の歴史や風習に触れる機会を創出し地域文化の継承、地域への愛着と誇りを育むことにつなげている。今後の活動が期待される団体である。 |
| 26 | 大阪府 大阪市 | こうせい親子゙食堂 | 「こうせい親子゙食堂」は、子どもと保護者が安心して地域とつながることができる場所として、また孤立しがちな男性高齢者が地域で活躍できる場としての双方の面から、地域にとって必要な居場所である。令和2年コロナ禍に子どもの孤立の課題を解決するために立上げ、活動5年目となる現在では、子どもとその保護者だけでなく単身高齢者の参加も増加し、世代間交流の場としても機能している。 令和6年度に区社協が事務局を担って立上げた「港区こどもの居場所連絡会」においても企画団体として中心的に活動し、多様な団体同士のつながりづくりにも積極的に取り組んでいる。 |
| 27 | 鳥取県 倉吉市 | 傾聴ボランティア「あいりす」 | 社会的に孤立が懸念される者及びその家族を対象に傾聴ボランティア活動を行っている。就労継続支援事業所・障がい者支援施設等の福祉施設や個人宅に訪問し、地域に根差した活動を続けており、地域課題解決の一助となっている。 また、傾聴ボランティアに対する理解及び活動者を増やすための取組を行っており、地域に欠くことができない団体として成長が期待できる。 |
| 28 | 島根県 吉賀町 | フラオリノ | 2012年に「いつまでも元気に過ごしたい」との想いをきっかけに、フラダンスサークルとして活動を開始した団体で、結成以降14年に亘り活動を継続してる。現在は幼児から90代の高齢者まで幅広い世代が参加しているため、年齢や体力に応じて、誰もが無理なく楽しく続けられる活動として地域に根付いた団体、活動となっている。イベントへの参加や福祉施設への慰問等を通じて高齢者の生きがいづくりや健康づくり、介護予防に寄与している。 |
| 29 | 岡山県 矢掛町毎戸町内会 | 毎戸共生憩いの場 | 80歳以上の一人暮らしや二人暮らしの高齢者が増える中で地域の人たちが助け合って支えるための交流の場として、町内会内に住む誰でも気軽に参加できる「お茶呑み場」を毎月開催し、生活上の困りごとを語り合う場を設けている。困りごとを把握し、ボランティア意欲のある人につなげる仕組みができ、高齢者が長年培った経験や知識、技能を活かして働く機会を提供することで、社会参加や健康、やりがいを促進する住民主体の支援活動となっている。行政や相談機関へつなぐネットワークも整備した。「お茶呑み場」は草刈りや困りごと相談に加えて、シニア筋肉増強体操、カラオケなどの活動も行われるようになり、地域のつながりや交流の場が広がった。 |
| 30 | 山口県 宇部市 | 上宇部地区老人クラブ連合会
(上宇部まだまだクラブ) | 他の関係団体と連携しながら、「地域の子どもは地域で育てる」の信念をもってコミュニティ・スクールの活動強化を推し進めている。地域の小学校だけでなく、中学校や高等学校に対してもその児童や生徒にふさわしいオーダーメイドな活動を行っている。小学校は、走り方教室、昔あそび、子ども食堂により子どもたちの居場所づくりとコミュニティづくりを行っている。中学校は、カローリング教室、門松作りにより日本の伝統を作りながら、継承している。高等学校は、溝さらえにより高校生がボランティアの大切さを学び、地域の人との交流を行っている。 |
| 31 | 山口県 光市 | 光市老人クラブ連合会若手部 | 地域の自治会をはじめ、関係機関・団体と連携しながら、災害時において地域にいる高齢者や要配慮者への救助や搬送がスムースに行えるよう、協議・検討を行い、誰ひとり取り残されないインクルーシブ防災の共助による分散避難の推進が定着するように活動を行っている。最も近くて高台の緊急避難所を選定し、光駅を挟んだ2連合自治会同士で協働の呼び掛け避難受援訓練を計画し実践した。ハザードマップの照査、防災まち歩きで危険場所の発掘、逃げ地図づくり図上演習を行い短時間・短距離・高台の施設を小学校校区の児童、PTA、老人クラブ、防災会が一堂に会し討論・検討した。防災まち歩きでは約80年間放置された地域の自然災害伝承碑に碑由来の紹介プレートを作製設置したことで地域の防災意識を高めることに繋がった。 |
| 32 | 広島県 広島市 | 藤の木学区社会福祉協議会 | 藤の木学区社会福祉協議会は、藤の木学区の住民が相互に協力し、住民福祉の向上を図り、明るい地域社会をつくることを目的に、平成3年に発足した組織である。 この目的を達成するため、森木会長の熱い思いとリーダーシップのもと、会員相互の献身的な尽力で「たすけあいのある地域づくり」の実現に向け以下の多様な事業の推進に積極的に取り組んでいる。
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| 33 | 広島県 呉市 | ふれあい広場三条 | 地域に子どもや大人(主に高齢者)が自由に集い,交流できる場所を作ることを目的に,地域の古い空き店舗を借り,自力でリフォームし,ボランティアを募り平成24年から活動を開始した。日祝日以外,毎日10:00~16:30まで開く。 三交替で当番に当たり,放課後は,子どもたちの集いの場となるため,子どもたちの見守りをしている。また,高齢者に対しては,毎月の体操教室,隔月の歌声広場,年3回のコンサート,近くの桜の場所でのお花見など,集まる機会を定期的に作っている。 ふれあい広場三条が主催する地域イベントとして,ふれあい広場前の車道を歩行者天国にして行う「ふれあい広場夏祭り」や,12月のお食事付きの「クリスマス会」等季節に応じて実施しており,地域の活性化に大きく貢献している。 |
| 34 | 福岡県 春日市 | 春日公園フラワーサポーター | 福岡県営春日公園内が花あふれる花壇となるように、花の植栽や草取りなどを定期的に行い活動しているボランティア活動グループである。4年で花壇もだいぶ整備され四季折々の花で来園者にとても喜ばれている。撮影スポットとしても人気になり、撮影者も多くなった。昨年は、花菖蒲園がテレビ放映され、人気スポットとなった。カスケード花壇の芝桜は、挿し木苗を作り植え付けて見事な花壇になった。そのほかフジバカマの植え付けを提案し、アサギマダラ(蝶)の飛来に成功した。幼児(親同伴)の芋掘り体験を実施している。 |
| 35 | 福岡県 大野城市 | 大野城市ボランティア 連絡協議会 | 1989年の設立以来37年にわたり、市内ボランティア団体や個人の連携強化を図り、地域福祉の推進に貢献している団体である。現在8団体で構成され、手話や点字などの専門性を活かしながら協力し合っている。「ふれあいの旅」(心身に障がいのある方とボランティアがペアとなり社会体験を行う事業)の企画協力や福祉教育支援、ボランティア交流会・研修会の開催、機関誌発行などを長年継続しており、多くの市民参加を促進してきた。社会福祉協議会や行政などとも連携し、行政の要請にも対応するなど幅広い活動を実施。支え合う地域社会の形成に寄与するとともに、地域住民からの信頼も厚い団体である。 |
| 36 | 熊本県 和水町 | 夢ランドひふみ | 空き家(ひふみ亭)を利用した高齢者の高齢者による地域在宅高齢者のための生活支援活動として、介護予防活動に取組むとともに、一人暮らし高齢者や平日一人留守番の高齢者等の見守りを兼ねた弁当宅配事業や熊本県の高齢者支援事業にて開発した認知症予防食のレシピを活かした食事の提供を行うなど、地域の課題を先取りした事業を展開している。 |
| 37 | 沖縄県 読谷村 | 大木の会 | 沖縄の「ゆいまーる」の精神を基盤に、読谷村大木地区では、年齢や立場を問わず誰もがつながりを感じられる地域づくりを継続している。平均68歳の13名のボランティアが中心となり、2003年から独居高齢者の見守りを開始し、現在は子どもや障がいのある方も含めた活動へ発展。支え合いマップや定期的な情報交換により見守りや清掃を実施している。障がいのある方も役割を持って参加し、自然な共生が実現。さらに買い物支援や弁当提供を行い、資源循環も取り入れた持続可能な地域活動を展開している。 |
| 38 | 福岡県 北九州市 | 学びサポーター | 生涯学習総合センター設立時(平成15年)に、生涯学習ボランティアの募集を契機として発足、その後も随時講座受講生等が加入しながら、23年間活動を継続している。活動内容は、当センターが企画・運営する講座のサポート、市民の生涯学習に関する相談への対応、図書コーナーの貸出・返却、書架の整理、関係機関等から送付されるチラシ類の配架、また、1階ギャラリーでは、市民が制作した絵画や写真等を展示し活動成果発表の場を演出している。この他にも、高齢者向けのパソコン・スマホ相談や来館者への学習情報提供活動など広範多岐にわたる。 令和5年度からは受講料無料で講座を主催、企画から実施に至るまで自主運営により行い、受講者からも高い満足を得ている。 |
| 39 | 福岡県 北九州市 | 男のよか余暇塾 | 「男のよか余暇塾」は70歳以上の男性11名で地域ボランティア活動を、10年の長きにわたり実施している団体である。 この団体の主な活動は、地域の自然を子どもたちと一緒に考え、ものづくりを通じて自然に親しみ、次代を担う子どもたちに自然環境を守るということの大切さを知ってもらうこと、また、参加している高齢男性のボランティア活動団体として、地域福祉に多大な貢献をしている。 最近では、小倉南区役所が実施する「子どもまつり」でブースを出展し、地元以外の子どもたちとの交流のきっかけづくりを図るなど、よか余暇塾のメンバーだけではなく、世代を超えた活動も積極的に行っている。 とかく、家にこもりがちになってしまう定年後の男性の居場所づくりとして、今後の活動の発展が期待される。 |