ウ　多様な形態による雇用・就業機会の確保

　高年齢者職業経験活用センターにおいて、職業経験を通じて得られた知識、技能の活用を図ることができる短期的な雇用による就業機会の提供を促進する。
　また、定年退職後等に、臨時的かつ短期的な就業等を希望する高齢者に対して、地域の日常生活に密着した仕事を提供するシルバー人材センター事業について、市区町村との連携の下、乳幼児の世話や保育施設への送迎などの育児支援等の地域社会に密着したサービスの提供等を行うこと等により、高齢者の就業機会の増大を図る。
　さらに、高齢期雇用就業支援コーナーにおいて、主に在職中の中高年齢者に対して、高齢期においても就業を継続できる必要なキャリア・技能の向上を図っていくための職業生活設計を行うことを支援し、情報提供や就業相談を行う。
　今後の少子高齢化の進展に備える観点から、女性や高齢者の雇用及び多様な産業の創出を図るために、女性や高齢者が中心となった市民活動等のビジネス化を後押しするためのモデル事業を引き続き実施し、その普及に努める。