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第2章 第3節 6 全世代が参画する超高齢社会に対応した基盤構築

第3節 分野別の施策の実施の状況

6 全世代が参画する超高齢社会に対応した基盤構築

非正規雇用労働者対策の推進

平成24年3月に非正規雇用問題に係るビジョンをとりまとめ、これを踏まえ、同年12月には「非正規雇用労働者の能力開発抜本強化に関する検討会」報告書をとりまとめた。

この報告書では、正規・非正規という雇用形態にかかわらず、将来に夢や希望を持ちながら安心して生活を送れるような収入を確保できるよう、能力開発機会を提供し、キャリアアップを支援すること等を基本的な視点とした上で、①フリーター等不本意非正規就業者の増加の防止、②複線的なキャリアアップの道の確保、労働者の選択に応じた能力機会の確保、③労働者の能力の労働市場での適切な評価等といった今後の施策の方向性を提示している。

今後、この報告書の方向性を踏まえ、企業内でのキャリアアップの取組への総合的な支援や非正規雇用労働者の特性に配慮した公共職業訓練の見直しなど、具体的な取組を推進することとしている。

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