第2章 第2節 社会保障制度の改革についての動向
第2節 社会保障制度の改革についての動向
1 社会保障・税一体改革に関連する法案
平成24年2月17日、「社会保障・税一体改革大綱」が閣議決定され、3月30日に、子ども・子育て関係、年金関係、税制抜本改革関係の7法案を国会に提出した。
国会おいては、5月から衆議院の社会保障と税の一体改革に関する特別委員会で審議が開始され、6月に、民主・自民・公明の3党の協議が行われ、その協議を踏まえて、関連法案は修正が行われた。また、6月20日に3党の議員提出法案の「社会保障制度改革推進法案」、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案」(認定こども園法改正法案)」が提出され、6月26日、衆議院において、関連8法案が可決された。
その後7月から参議院で関連8法案の審議が行われ、8月10日、可決・成立した。
また、11月の臨時国会でさらに年金関係の2法案が成立した。